track61 ▶️ すずめ feat.十明

 

 

 

 

いらっしゃいませ

 

ご訪問ありがとうございます🚪

 

 

先日、この春小学生になる息子と

 

話題の映画『すずめの戸締まり』を観賞しました

 

 

 

 

ついこの間まで『ドンブラザーズ』に夢中だった息子

 

まだ早いかな・・・とも思いましたが

 

映画が始まると食い入るように観ていました

 

今では主題歌を完璧に歌えるほどハマっています

 

あ、因みに『ドンブラザーズ』とは

 

日本の昔話「桃太郎」をモチーフにした

 

「スーパー戦隊シリーズ」です🔽

 

 

 

 

「スーパー戦隊シリーズ」と言えば

 

『秘密戦隊ゴレンジャー』や『バトルフィーバーJ』などが懐かsi l  ストップ!パー真顔

 

 

 

本題に入ります

 

物語は、日本各地に存在する「廃墟」が舞台

 

そこにある開かれた「扉」が、各地に「災い」をもたらします

 

17歳の少女 ・岩戸すずめは、ある青年と出会ったことがきっかけで

 

災いを鎮める「戸締まりの旅」に出ます

 

 

 

以上が簡単なあらすじです

 

 

ここからは個人の感想です

 

 

内容に触れる箇所があります。

未見の方はご注意下さい。

 

 

 

実は、新海誠監督の作品を観るのは今回が初めて

 

 

それで?どうでした?真顔

 

 

はい、想像以上の面白さでした

 

先述した「ドンブラザーズ」は、日本の昔話がモチーフでしたが

 

『すずめの戸締まり』からは、「日本神話」の影響を色濃く感じました

 

その一つが、主人公の名前 “岩戸すずめ” です

 

すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが

 

これは神話に出てくる「天の岩屋戸」を想起させる名前です

 

調べると・・

 

新海監督は、この逸話に登場する踊り子

 

「アメノウズメ」からインスピレーションを受けたと言います

 

そんな “神話的スペクタクル“ を堪能出来るところも本作の魅力のひとつです

 

続いて「経世済民」の観点から

 

 

先ほど、“神話的スペクタクル“ と大袈裟に述べましたが

 

この映画は、17歳の少女の旅と成長を描いた

 

「ロードムービー」としても十分楽しめます

 

 

それが普通の楽しみ方 真顔

 

 

中でも印象深いのが

 

すずめが旅の途中で出会う「地域の人々」と、その「日常風景」です

 

すずめは、実家が民宿を経営している同い年の少女や

 

ヒッチハイクで拾ってくれたスナックのママと出会い

 

温かな「人情」に触れます

 

また、民宿やスナックの「日常」を体験することで

 

昨日までとは違う「世界」を知ります

 

 

どこが印象深い?真顔

 

 

確かに、17歳の少女の目には「新鮮」に映ったとしても

 

私のような『ゴレンジャー世代』には見慣れた風景かもしれません

 

しかし、そんな見慣れたはずの世界が

 

隣り合わせの「廃墟」と交差して映し出された時

 

私はなんだか愛おしくも儚い気持ちになりました

 

 

なぜ儚い?真顔

 

 

はい、もしかすると新海監督は

 

いずれ「喪失」してしまうものとして

 

この「見慣れた風景」「何気ない日常」を

 

描いたのではないかと感じたからです

 

 

なるほど 真顔

 

 

では、そろそろ閉じます

 

 

実は今、私たちを取り巻く状況も

 

『すずめの戸締まり』と同じか、あるいは

 

それ以上の “危機” と隣り合わせにあります

 

 

映画が語るのは「過去」でも「未来」でも無く

 

紛れもなく「現在」です

 

 

私が「愛しく」「儚い」気持ちになったのは

 

この作品に「現実」を見たからかもしれません

 

 

見慣れた風景

 

何気ない日常

 

人との触れ合い

 

大切な “故郷” を守るため

 

開かれ過ぎた「扉」を閉じなくてはなりません

 

その「鍵」を握るのは

 

私たち一人ひとりです

 

 

 

ご訪問ありがとうございました🚪

 

 

 

 

playlist ▶️

すずめ feat.十明 by RADWIMPS

 

 

 

 

思い出せない 大切な記憶
言葉にならない ここにある想い

 

もしかしたら もしかしたら
それだけでこの心はできてる

 

もしかしたら もしかしたら
君に「気づいて」と今もその胸を
打ち鳴らす