【離婚教育】子どものために我慢するべき?モラハラが夫婦を引き裂く?アベプラを観て | ガステ美智子の愛がミチル話

 

【離婚教育】子どものために我慢するべき?モラハラが夫婦を引き裂く?学校でどう教える?悩む当事者と議論 AbemaPrime アベプラを観ました。

 

 

 

私には、離婚経験があります。

一度目は離婚、二度目は突然の出来事により、2回シングルマザーになりました。

 

結婚をする時には、相性ピッタリだったカップル。

しかし、人は日々成長していく生き物。

その成長のペースが違ったり、成長により性格や価値観が変わって合わなくなったり。

結婚した瞬間から、ずっと変わらない人間はいません。

そのため結婚後何年かしても、まだ結婚当時と変わらない関係のカップルはいないです。

 

それに、結婚にはいわゆる

結婚するのに適した年齢

というのが、まぁまぁあります。

そのため、何人もとお付き合いしてきた中で、たまたまその年齢の時に付き合っていたからと結婚をすることも、ありますね。

今までの恋人とは続かなかったのに、たまたまその時に付き合っていた人とは、何十年も最高の状態が続く?

結婚というシステムは、魔法ではないです。

 

そう考えると、この議員の方のお言葉

離婚しづらい社会が健全

とは世界的に見ると、まるで

 

国が国民に拷問を加えている

 

とも言えるでしょうね。


 

フランスでは、結婚という言葉にそこまでの意味はありません。

結婚しないカップルが、ほとんど。

税金面などのため、カップル登録をするくらい。

結婚とカップル登録の違いは、、、財産を共有したい!などの時かな?

 

一緒に暮らしている間は、カップル登録。

合わなくなれば、カップル登録を解消して別れる。

 

では、子どもがいたら。。。?

 

フランスは、共同親権。

隔週ごとに、今週はママの家、来週はパパの家としたり、

平日はママの家、週末とバカンス(春休み、夏休みなど)はパパの家といったように、それぞれの家で暮らします。

 

夫は、私にとっては嫌な人。だけど、子ども達にとっては大切なパパ。

そう考える方が、多いでしょう。

そのため、私は彼とは一緒には暮らさないけれど、子どもは暮らす。

理に適っているなとは、思います。

 

しかし、これはフランスだからこそ出来ることだとも思います。

父親と母親の両方が、子育てのしやすい時間の勤務が可能か。

正直、どちらもそれができないから、シングルマザーの就職が難しく貧困問題が生まれたり、父親が子どもと過ごす時間が少なくなったりしますよね。

 

それもあって、離婚=子どもがパパと会えなくなる という究極の選択となる。

合わない男女が、一緒に暮らし続けなければいけない。しかも合わないだけでなく、攻撃をしている場合もある。

人によっては、毎日が地獄となっている。

その地獄の中で、子育てをするしかない国。

おかしいと、思いませんか。

 

子どもは、お母さんといる時間、お父さんといる時間、家族全員と一緒にいる時間、どれも好きでしょう。

そしてもしも離婚したら、この家族全員と一緒にいる時間がなくなることは悲しいでしょうが、また新たな時間が生まれます。

 

もしもお母さんやお父さんが、再婚したら?

お母さんといる時間、お父さんといる時間、前よりずっとお母さん(またはお父さん)が幸せそうな新たな家族といる時間。

 

人生は、変わり続けるもの。

変わり続けながら、より良くしていくもの。

家族という形も、そうであっていい。

それを子どもと共に、作り上げていく。

 

離婚してシングル家庭になったら、そこでどのようにして子どもと一緒に笑っていくか。

新しいパートナーができたら、その人を含めた家族の関係が良くなるか。

このどちらにも、子どもがどうしていくかが重要になります。

子ども達に、その力がないと思いますか?

子ども達には、この経験をする必要が全くないと言い切れますか?

 

変わっていき、より良くなっていく人生を、子どもと歩む。

それとも、子どもと一緒に、ただ苦しみを耐え続けている人生を続けることの方が良いでしょうか。

 

離婚は、子どもにとって不幸というだけではありません。

不幸になるために、離婚するわけじゃないですよね。

 

私は、良かったと思っています。

いろいろな経験をして、私も子ども達も、全員が最高の笑顔で過ごせる毎日になりました。

 

ちょうど今日出した動画で、私がモラハラDVを受けていた頃を振り返り、語っています。

 

今だからこそ、言えること。気づくこと。

皆さんの、お役に立てると嬉しいです。