フランス南西部の小さな街で、フランス人の夫と、
と一緒に暮らしています。
長女は14歳
長男は12歳
次女は8歳
三女と四女は7歳
五女は1歳です。
いつもありがとうございます。
昨日、次男が癇癪を起こして学校へ行くのが難しかったというお話を書いた。
詳しくはこちら。
昨日、学校から帰宅してからは、まずは大好きな千と千尋の神隠しを観て、それからは比較的落ち着いていた。
いっぱいいっぱい抱っこしていると、次男は、
「パオーン!!」
をたくさん言いながら、
「ゾウさんだよ♪」
と教えてくれたので、私は、
「わぁー!ゾウさん!すごーい!」
と言い、何度も
「パオーン!!」
をやってくれた。それがだんだん
「にゃーお、にゃーお」
と甘えた可愛い声になり、私は、
「わぁ!可愛い猫ちゃん!」
と言いながらたくさん撫でた。それからまた
「にゃーお」
を繰り返した後は、
「ピカピカ!!」
って、ピカチュウだ!
お兄ちゃんお姉ちゃん達に教えてもらって、ピカチュウも覚えたんだね!すごい!
次男はお膝の上で横向きにごろんと寝転がり、私はぎゅうっと抱きしめていた。
その体勢のまま歯磨きもして、
「ゾウさん、ネコちゃん、ピカチュウ、おやすみなさい♪」
と声をかけたよ。
夜中に泣くこともなく、朝まで寝てくれた。
だけど朝起こしに行くと、やっぱり次男は次女のベッドの中。
夜中に静かに起きて次女の布団の中に入りにいくのは、毎晩続いている。
次女は、次男のことが可愛くてたまらないからね。
朝目を覚ますと次男が隣に寝てくれていることを、とても喜んでいるよ。
優しいお姉ちゃんの隣で、安心して眠れるんだね。
今朝は、起きてすぐに次男が、
「くっきー!くっきー!」
と言うので、おとといの夜に長女が次男のために多めに焼いておいてくれたクッキーをあげた。
そして五女がこちらに向かってくる姿をいち早く見つけ、
「五女ちゃん、クッキーどうぞ」
と、一枚あげていたよ。
学校へ行く時間になると、クッキーの入ったお皿を持って動かない。
私は小さなビニール袋を持ってきて、クッキーをそこに入れた。
ビニール袋に入ったクッキーと一緒なら、靴も履けたし、コートも羽織れた。
そして、クッキーと一緒にお外に出て、車まで行けたよ。
クッキーはお守りみたいだね。
学校の駐車場に着いて車から降りる時、次男はクッキーの入ったビニール袋を握りしめて動かなかった。
私は、
「クッキー、ここで待っていてもらおうね。また学校が終わったら、クッキーはここにいるからね。」
と言い、次男は自分のシートにクッキーを置いた。
それから次男は、手を繋いで歩いた。
歩幅は小さくいつもよりゆっくり。
途中、お花を見つけては立ち止まってお花を見ながら、ゆっくりゆっくり学校へ向かった。
お姉ちゃん達も、何度も次男を追い越しちゃいそうになりながらも、はっと気付いて後ろに戻り、ゆっくりペースに合わせてくれたよ。
校門が見えると、ママとはここでお別れ。
お姉ちゃん達に囲まれて校門に向かって歩く時、ずーっとお顔は後ろを向いたままママの顔を見続け、手を振り続けながらゆっくり校門に入っていった。
私はマスク越しにも笑顔が伝わるように、いっぱい笑いながら手を振り続けた。
そのずーっと手を振り続けながらゆっくりゆっくり校門に向かう次男を見て、すれ違った保護者の方達がふふっと笑いかけてくださったり、
「あら♪今朝は彼も(行くことに)承諾してくれてるのねぇ」
と笑いながら言ってくださった方も。
温かく見守ってくださっている方がたくさんいるのだなぁと嬉しかった。
お守りクッキーは、ちゃんと次男のシートの上で待ってるよ。
たくさんの人達に見守られながら、いっぱい頑張ってるね。
写真は五女。おもちゃをポイポイしているところ。
フランス南西部子ども7人の私の小さな愛おしい日々
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