フランス、ロックダウン中の実情(中学高校編) | ガステ美智子の愛がミチル話

フランス南西部にて、フランス人夫と7人の子ども達と一緒に暮らしています。

いつもありがとうございます。

 

 

前回の記事で、フランスの今回のロックダウンの混乱についてを書きましたが、その続きです。

 

前回の記事はこちら。

 

 

車もいつも通りに渋滞しているし、人通りもさほど減らず、ロックダウンだと感じないまま生活している人も多いかのような外の風景。

 

しかし子ども達の学校の中での様子は、普段とは大きく違うようです。

 

ロックダウンの中での学校。中学校と高校からは、とにかく大量のルールが生徒全員へ送られてきました。

 

我が家の子ども達はとても心配そうに、とにかく気を付けながら学校へ行きました。

 

しかし帰宅してみると、がっくりとしています。

私が

 

「どうだった?みんな気を付けてた?」

 

と尋ねると、

 

「みんな、前よりひどくなってるよ」

 

と答えました。

 

例えば、

 

・校門前で人を待ったり、集まったりしてはいけません

 

というルール。

このルールが出されたことにより、校門のすぐ前の曲がり角を曲がったところでたくさんの生徒達が集まっていたそうです。

娘は、

 

「普段、校門前に集まっている人数よりもずっと多くの生徒が集まっていた」

 

と言っていました。

 

その他にも、休み時間などに普段よりももっと人が集まっていたり、ルールと逆に逆にと行動する人がとても多いそうです。

 

普段はやらないことまでも、このストレスいっぱいの状況下だと、やるなと言われればやりたくなるという心理が働いているようです。

 

実はマクロン大統領の発表で言われていたことがあります。

 

「ロックダウン15日目で、一度見直しを行う。その時の感染者数によって、このロックダウンをより緩めるか厳しくするかを決める。だからまずは15日間、頑張って欲しい。」

 

今学校では、

 

「どうせ15日後には学校は閉まるんだ。だから今のうちに楽しんでおこうよ!」

 

という声がよく聞かれるそうです。

 

中学、高校ではこういった様子だそうですが、小学校はまた少し違います。

 

また今回も長くなってきたので、次の記事に書きますね。

 

次の記事はこちら。

 

 

 

フランス南西部子ども7人の私の小さな愛おしい日々

 

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けると、とても励みになります。

 

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村