現在NHKの朝ドラで放送されております
(朝8:00〜とお昼12:45〜)
『虎に翼』🐈
妻が観ているのをきっかけに僕も観ております。
今の世間の流れなのかわかりませんが、バリバリのフェミニズムなお話。
あ、私こう見えても男性ですが、しかし男性目線で観ていても素直になかなか面白いです✨
別にフェミニズムがどうとか小難しいこと考えずに観ながら自然と現代社会とのギャップとかを考えるようなキッカケになったりと気軽に楽しめると思います。
主人公は伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子(いのつめともこ)
猪熊ヤワラみたいだなぁと思ったのは僕だけなのかな…
日本で女性初の弁護士となった三淵嘉子さんがモデルとなっております。
ドラマとしての描き方がなかなかいいなと。
サクサクと話が進んでいきます。
必要なところをしっかりと進めていく感じ。
起こったことはその次の回もしくはその週の中でほとんど片付いていきます。
(今は弁護士になってそれから…というところ。)
恋愛要素も必要なところだけを描いてるし、豪華なキャストで誤魔化す感じもありません。
(⚠️所々に『わかる人はビックリ』という俳優さんは出てます。
ウルトラセブンとかアガサ博士とか👓☀️)
弁護士を目指す仲間とワイワイ…っていう学園ものでもないし、無事に弁護士になったからめでたしめでたしでもない。
あとドラマを観てるとちょっとずつ戦争で日本が逼迫してきているのがちゃんとわかるのも凄い。
ドラマのモデルとなった日本初の女性弁護士は三淵嘉子を含めて3人おられます。
・三淵嘉子(みぶちよしこ)
・中田正子(なかたまさこ)
・久米愛(くめあい)
寅子のモデルは三淵嘉子のようですが、ドラマを観てる感じだとこの3人のいろんな要素を登場人物に散りばめてるのかなといった印象です(^^)
山田よねが個性が強くて人気ですねぇ✨
あと轟くん。笑
この人気は本人も予想外だったのでは?笑
一部ではドラマがフェミ色が強くてどうたらこうたら…誇張し過ぎとかピーチクパーチク…といった声もあるようです☝️
ただ僕の感覚からいえば、このドラマに関してはそんな方々がそう思うってのはちゃんと作れてるからだろうなと感じます🤔
当時の男性が社会に出る女性を好ましく思わなかったり、バカにするような描写は非常にリアルだと思いますねぇ。
(「女が弁護士ぃ〜?」みたいな。)
女性から見ても茨の道。
地獄へ自ら進むようなもんだという内容のセリフがあるのですが、それも当時の人からすればそういう認識で間違いないでしょう。
さてこのドラマは毎週タイトルがありまして、それには今のところ必ず『女』が入ります。
これまでのタイトル↓
・女賢しくて牛売り損なう?
・女が三人寄れば姦(かしま)しい?
・女は三界に家なし?
・屈み女に反り男?
・朝雨は女の腕まくり?
・女の一念、岩をも通す?
・女心は猫の目?
タイトルとドラマの内容は…まぁ合ってる…のかな?って感じ。笑
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、タイトルの全てに『?』が付くんですね。
「へぇ〜、そんな言葉があるんだ〜」
と思ったそこのオナゴ達‼️Σ👈
この慣用句の意味を調べてくださいよ。
私、気になったので調べましたよ。
『女』の付く慣用句。
上記も含めて恐らく7〜80あるのかな?
見事に悪い意味ばっかり‼️
いや、ホントに‼️
「女の知恵は鼻の先」とか…
「米の飯と女は白いほどいい」とか…。
ひどいのになると「犯罪の陰に女あり」ですって
じゃ実行犯は男ばっかりなんかい…?
パッと見は良さそうな「女の一念、岩をも通す」も要は女は執念深いという意味です😅
まぁだいたいが男より賢くなくて慎ましい女がいいぞ〜とか、男より身分が低くて家事ができる女がいいぞ〜みたいな内容です😅
男ってなぁ昔から女が怖いんですなぁ…。
落語でも外ではなんだかんだ強く見せていても女房の尻には敷かれてるという旦那が多いですからねぇ。笑
マシなものもほんの少しありますが
「女房は山の神百国の位」
(女房は極めて大切なものである例え)
「女は門(かど)開き」
(天照大神がアマノウズメが踊ったことで外に出てきた神話から『女は縁起がいい』ということ)
ぐらいですかねぇ。
そして唯一と言っていいぐらいに「あ、これはいいな」と思ったものがあります。
これドラマの最終回あたりで使われるんじゃない?
まぁハズしたら笑ってやってくださいよ。
「女ならでは夜は明けぬ」
この「ならでは」は女がいなければ〜ってことです。
まぁこれも上記の「女は門開き」に近い意味なんだそうですが、坂本龍馬の『ニッポンの夜明けぜよ』的な感じ(?)でなかなか響きのいい言葉です。
あとタイトルの最後は「!」になって
女ならでは夜は明けぬ❗️
となるのではないかなと勝手に予想してますが、ドラマの続きを毎日楽しみにしております♫
ではまた(^^)