皆様、甘いものはお好きでしょうか?

世の中スイーツで溢れかえっております✨
僕もどちらかといえば完全に甘党です🎂😋

お酒には税金がかかりますが、スイーツにはそんなものはありません。
素晴らしいじゃありませんかおねがい

本日はそんな甘党の皆様にピッタリなお話です♫



〜ストーリー〜

世の中のお酒好きな国民達。
この国民達から

「酒からばっかり税金取るのは不公平だ‼️」

という声が上がります。
国会もその声を無視できない状態に。
その甲斐あって(?)スイーツにも税金がかかるようになりました。

その甘党から税金を納める専用の役所。
その名も「ぜんざい公社」

出来たばかりですが、そこへ不幸にも入ってしまった哀れな男が1人…。


「あの〜ぜんざい食べたいんですけど」口笛

「あ、こちらの受付へどうぞ。
ぜんざいですね。
一般と特別どちらになさいますか?」

「それ、どう違うんです?」

「特別製は北海道から大納言あずき、沖縄から砂糖、岡山県から餅をそれぞれ取り寄せて使いますのでお受け渡しは2ヶ月先になります」

「…普通のやつでいいです」

「はい、一般ですね。
ではこの書類をお持ちになって4番の窓口でお手続きをお願いします」

「て、手続き…?滝汗
ぜんざい食べるのに手続きがいる?
そんな面倒なことせずにすぐに食べさせてもらえないの?」

「それは甘いですぅ」ニヤニヤ

「…あ、そう。4番ね。
え〜と4番…4番…ここか。

あの〜ぜんざい食べたいんですけど」

「はいはい。ぜんざいですね。
本日は戸籍謄本はお持ちですか?」

「戸籍謄本⁉️
あの…わたし通りすがりでぶらっと入ったもんで、そういう類のもの持ってないです」滝汗

「身分証明するものをお持ちでない?
次からは持ってくるように。
それじゃ書類作成しますんで、お名前・ご住所・生年月日をお願いします。

書きました?はい。
この家屋はあなたの持ち家ですか?
アパートならその名前も書いて…はい。」


名前○×・住所◇△・生年月日☆,¥,€

この者にぜんざいを食すことを許可する


「印鑑お持ちですか?無い?
では拇印で結構です。ここへ、はい。
それでは2階に銀行の出張所がありますので、そこでこの書類作成の手数料を支払ってきてください」

「手数料って…タダじゃないの⁉️ポーン
役所のくせに全く…。
え〜と2階2階。銀行〜と。
あの〜これお願いします」

「はい。150円頂きます」

「お…さすが銀行はキレイな人が座ってるなぁデレデレ
150円ね…じゃこれ、千円から」

「はい。お釣りはどうされます?
よろしければ募金を…」

「いや、お釣りはください…チーン

やれやれ…はい。行ってきました」

「はい、結構です。
え〜と、ではもう1度銀行へお願いします」

「今行ってきたとこですけど⁉️」ポーン

「次はぜんざいの代金を払って頂きますので」

「同じとこに行くなら1回で言ってもらえませんかね…?
往復するのも大変でしょ?」💢ニヤリ

「まぁそう仰らずに。
後ろのポスターご覧になってください」ニヤニヤ


国民健康促進!歩け歩け運動♫👟


「そんなもんどうでもいいよムキー
ぜんざいの代金っていくらです?」

「5,000円です」ニヤニヤ

「ごご…5,000円⁉️ゲッソリ
あの…わたしもうやめますんで、結構です。
5,000円もあったら自分で好きなだけ買ってこれるんで
150円は詐欺に遭ったか落としたと思って諦めます」

「あらっ、おやめになる?キョロキョロ
それは困りましたねぇ…。
あの〜あなたご存知ですか?
あなたは当公社とぜんざいの売買契約を完了しております。
ここでおやめになると『ぜんざい法第3条第1項』に反することになりますので、契約不履行により最大2週間の懲役に処されてしまいますが…」

「犯罪なの⁉️ポーン
わかりましたよ!
払えばいいんでしょ、払えば‼️
ぜんざい食べに来ただけで刑務所に入れられてたまるか」えーん

「あ、消費税は別ですよ」ニヤニヤ

「このやろう…はいっ❗️💢
これで食べさせてもらえるんですね⁉️」

「はいはい、これでけっこうです…が。
あなたぜんざいにお餅は入れますか?」

「…またイヤな予感がするけど…餅は好きだしなぁ。
もちろん入れます」真顔

「焼きます?」

「はい?…ええ、焼きます」

「では火を使いますので3階にある消防署で許可をもらってきてください」ニヤニヤ

「…焼かなくていいです。
生でかじります」💢ニヤニヤ

「生ですと万一の際に医者の診断書が必要になりますので8階にあるクリニックで診察を受けてきてください」ニヤニヤ

「…3階にしとけばよかった…❗️ゲロー

「あ、健康促進運動のためにこの時間はエレベーターは停まってますので階段でお願いします」ニヤニヤ

「○×☆…ゲロー
今12時…ここへ来て2時間も経ってる!
今日中に食べれるのかな?
行くしかないか、トホホ…」


汗だくになって8階へチーン💦💦💦


食事中のため1時まで休診❤️


「ぜぇぜぇ…。
…このやろう…ここもこんなのか💢


仕方なく待つこと1時間…🐈


「はいはい、こちらへどうぞ。
今日はどうされました?」

「いや、患者じゃないんです。
ぜんざい食べに健康診断を受けろと…」

ああ、はいはい。じゃ上着脱いで。
おっ!キミいい体格してるねぇ〜!
どうだ、自衛隊に入らんかね?」

「いやいや、ぜんざい食べたいだけなんで早くお願いします。」

「わかったわかった。
はい、息吸って…吐いて…はい。
じゃあ次はレントゲンに…」

「あの、わたしぜんざい食べに来ただけなんですけど、レントゲンいるの???」

「何を言うか。
胃の中に何があるかわからん。
食い合わせや何かで万一の事があったらワシの責任になる。
はい、あそこに立って。
ふむ…胃の中は空だな。じゃ胃カメラを…」

「いや勘弁してください」ガーン

「冗談冗談!異常なし…と。
このカードを下の食堂で渡したらぜんざい食べれるからな」

「よかった〜。また1番下までとか言われるのかと😅
ここのお金は…」

「診察料ね。健康保険証は?…忘れた?
レントゲン撮ったからねぇ…高くつくぞニヤニヤ
まぁ今日は負けとこう。3万円♫」

「…ぜんざい食べに来たら全財産取られた…えーん

すいませーん❗️
ぜんざいください❗️」

「大きな声出さないように。
騒音防止法で引っかかりますよ。
カードは?はい。
では3番テーブルでお待ちください」

「はい。あの〜水もらえますか?」

「お水でしたら地下3階で手続きを…」

「やっぱりいいです…」チーン

「3番テーブルでお待ちの方。
ぜんざいを受け取りに来てください」

「来た来た‼️
おっ❗️
さすが器は九谷焼のいいやつ使ってるなぁ✨
やっとぜんざいにたどり着いた…!
美味そうな餅…ムシャムシャ…美味いっ!
こりゃいい餅だ♫

汁もさぞ甘くてうまい…って、あれっ?
このぜんざい、餅だけで汁が無い⁉️ガーン

ちょっと〜‼️
このぜんざい汁入ってないんですけど⁉️」

「当方は役所です。
甘い汁は先に吸ってます」ニヤニヤ


〜終〜
さて、いかがでしたか?
このお話は何度か改良されて現在の形になってますが、最初は桂文三という噺家が創作されたそうです。

…よっぽど何か役所でイラッ💢とすることがあったんでしょうねムキー


ちなみに日本専売公社をもじった題名です。

「お役所仕事」なんて言われて役所で働く公務員の方々は気の毒ですが、実際に本っ当〜〜〜〜〜に役所での手続きほど面倒なものはありません‼️😭

公務員は減らせないからあえて仕事量を増やすためにこうしてるんじゃなかろうかと邪推してしまいます💦

マイナンバーカードが今いろいろと言われてますが、この際ハッキリ言おう‼️


役所の人が使いこなせてないじゃん‼️滝汗


早くマイナンバーだけで全部書類が簡単に受け取れたりできるようにしてもらいたいもんですなぁニヤニヤ(皮肉です💕)

これ以上言ってると止まらなくなりそうなので今日はこの辺で😘笑
ではまた(^^)