Detazoの1株投資日記
2024年8月11日(日) 敗者のゲーム
こんにちは Detazoです。株式市場は連日お祭り気分で乱高下してますね。
投資信託や株は、NISA分を除いて持っていないので、外から観戦している気分です。関係ないけど、オリンピックも観戦しています。
猛暑による熱中症だけではなく、株で大損して具合が悪くなる人達も多数出て来る時期でもあるので、健康には気を付けましょう。
ところで、「敗者のゲーム」という言葉を聞いたことがありますか?
米国の投資家チャールズ・エリスの著書「敗者のゲーム」に出てくる言葉です。
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🎾プロのテニスプレーヤーは、長いラリーの末、強力で正確なショットを放ち、敵の手の届かない所へ打ち込んで勝利をつかむ。こうした一流のプレーヤーは滅多にミスを犯さない。
これに対し、アマチュアのテニスは全く異なる。素晴らしいショットとか、エキサイティングな長いラリーといったものはほとんど見られない。
ボールはしばしばネットにかかり、ラインの外に出る。サーブを続けて2度失敗することも珍しくない。アマチュアプレーヤーは敵をやっつけることなどめったにできず、いつも墓穴を掘って終わる。得点の8割は相手のミスによるものだ。
試合に勝つのは、相手の失点が多いからだ。とすれば、ミラクルショットを決めようとするのではなく、とにかくミスの少ない、確実なテニスを目指すべきである。
プロのテニスは勝つために行ったプレーで結果が決まる「勝者のゲーム」であるのに対し、アマチュアのテニスは、敗者がミスを重ねることで決まる「敗者のゲーム」なのである。
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株もアマチュアテニスと同じ「敗者のゲーム」なのです。いかにミスをしないか、つまり、いかに損失を出さないかで勝敗が決まるゲームだということです。
買い向かった株はしばしば急落に会い、損失が出る。連続して損失に終わることも珍しくない。株式トレーダーは市場に勝つことなどめったにできず、いつも墓穴を掘って終わる。利益が出たとしても8割は意図しない幸運によるもの。
利益が出たのは、市場が上昇している時期に運よく乗れたからだ。とすれば、ミラクルトレードを決めようとするのではなく、とにかくミスの少ない、確実なトレードを目指すべき。
では、具体的にどうしたらよいのか。私が考える方法は2つあります。
1、ドルコスト平均法により毎月一定額の投資信託などを購入する方法
ミスしないためには、タイミングにかける売買をしないことです。米国株インデックスの投資信託やETFを毎月一定額機械的に購入します。これにより、「稲妻が輝く瞬間」にも市場に居合わせることができるのです。
ただし、この方法にも大きな欠点があります。
購入を続ける投資信託などが長期間存在し、最後は平均購入価格よりも高い価格で終わることができなければ失敗に終わりるということです。
投資対象は吟味する必要があります。もともと短期用に設計されたレバレッジ型、そのほかコモディティや新興国ものなども投資信託そのものが途中で消えてしまうリスクが高いので論外です。
日本株のインデックスはどうでしょうか。あまりお勧めしません。
ドルコスト平均法は乱高下する株式相場でも、長期にわたり買い続けることで長期の平均になるように購入する方法となります。
米国株のような長期的に上げ続ける相場には向いていますが、日本株のように下げ続けていく相場では、利益があまり出ないのです。
長期で下げ続けて行く場合は、損失が一定額を越えたという理由で投資信託そのものが終了し、それまでの積み立てが無駄になる可能性もあります。
今年、日本株は上昇していますが、バブルが崩壊した場合、長期にわたり低迷が続く可能性があるのです。次は失われた30年ではなく、失われた50年になるかもしれないのです。
こうなると、途中でやめたくても損失が出ているのでやめられません。
考えてみてください。米国は、人口の増加に伴って、経済が大きく発展している国です。人口だけではだめなのです。経済力も強くなくては株の上昇は続きません。
日本は経済力はありますが人口が減り続けています。新興国は人口は多いのですが、経済力が続かず、政治的に不安定です。やはり、米国の株だけが将来の上昇を期待できるのです。
2、株式相場が上昇する地合いの良い時期だけトレードし、地合いの悪い時期はトレードしない方法
「セル・イン・メイ」という相場格言を聞いたことがあるでしょうか。経験上、よく当たるので、この言葉がとても好きです。
意味は、
5月に手仕舞って、売り逃げろ。セント・レジャー・デー(9月第2土曜日)までは帰って来るな。
というものです。
例年11月から翌年の5月まで地合いが良好ですが、6月から10月は地合いが悪くなります。この格言とほぼ時期が一致します。時代の環境の変化によって多少のずれはあるでしょうが、すごく当たっていると思いませんか。それに、7月中旬から10月までは、めったに稲妻は輝かない(大きな上昇は起こらない)のです。
7月と8月は急上昇と急下落を繰り返しながら下落していきます。また、9月と10月は大きな急落が発生し、そのまま10月末まで継続する傾向にあります。 災害級の土砂崩れに匹敵します。これを避けるだけで、相当の利益を得たことと同じ効果になります。
金融危機などで大きな下落が発生した場合は、この通りにはならないので注意が必要です。バブル崩壊や危機が発生した場合は、下落が長引きます。10月で下げ止まらず、3月頃まで下落し、3月にトレンド転換が起こり上昇に向かう傾向があります。
どちらでも自分と相性の良い方法で資産を増やすのが良いと思います。個人的には、NISA分は1番目で、他の資金は2番目の方法でやっています。2番目の方法は、10月末から11月初旬にかけて買い、基本は、そのまま放置し、5月末から6月末にかけて、市場動向を見ながら売り払うやり方が最も理想的です。
☕昨年は、途中の大きな下落で、売り払い、回復時に買い戻すなどをやり、大きな利益を得ましたが、蓋を開けてみれば、10月末に買い5月末に売り払うという単純なやり方に10%以上の差をつけられて負けていました。
つまり、売買によるミストレードが多かったということになります。先が読めない相場をミスなく進むのは、至難の業です。
1番目の効率は2番目に劣りますが、資産が多い場合はこちらをお勧めします。NISAに収まりきらないほどの資産がある場合は、売買する度に支払う税金を考えたら、1番目の方が最終利益が多いかもしれません。
ところで、10月までトレードを続ける予定の方たちは、市場への献金の方は進んでいますか?乱高下でだいぶ献金が進んだのではないかと思います。この調子で10月まで頑張ってください。 足場固めておかないと‥‥。
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