『僕たちはこうして仕事を面白くする』(NHK「ジセダイ勉強会」編)を読む | さあ、いってみよー

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北海道滝川市在住。

ランニングや子どものこと、介護事業に関連したことなんかを書いています。 5Kから100K、トレイルランも楽しんでいます。
2018.4.23から、にゃんこが登場しています。

4月にロング走(40㎞)をしたいのだが、公私ともに日程が合わず・・・


勤務後か早朝にスケジュールを組むしかなく、あと数日のうちに実施したいと思う。



さて、読書記録について。


最近は小説ばかり読んでいるので、たまには違うものということで、『僕たちはこうして仕事を面白くする」(NHK「ジセダイ勉強会」編)を読む。


新世代トップランナーの8人の考え方が書かれている。


一番興味をひいたのは、私と同世代ということだ。



安藤美冬(1980年) フリーランス


岩瀬大輔(1976年) ライフネット生命


刈内一博(1978年) 野村不動産


額田純嗣(1979年) 三越伊勢丹


廣 優樹(1979年) NPO法人「二枚目の名刺」


佐渡島庸平(1979年) 編集者


柿内芳文(1978年) 編集者


為末 大(1978年) 元プロ陸上競技者



1976年~1980年生まれ・・・新世代トップランナー世代か・・・



それぞれの考え方において参考になったところがあり、その中で2つだけ紹介したい。



刈内一博氏(以下、引用)



〝大きくなる〟ことに対する幸福論はだいたいの人が持っていますよね。


売り上げが増えました、大きな家に引っ越しました、子どもがたくさん生まれました。


みんな、大きくなることはだいたいハッピーだと考えます。


これに対して、〝小さくなる〟ことがハッピーだというロジックは理解しにくいですよね。


しかし、これからは小さくなることをどうやってハッピーに変えていけばいいのかを考えることが重要だと思います。


今ある日本の社会構造というものは、基本的に過去100年の拡大社会をベースにつくられたものがほとんどです。


それを今後、縮小社会向けの社会構造や考え方に、りデザインしていく必要があるということになります。



(引用終わり)



この考え方は非常に共感を持てることだし、いろいろなものに通じており、とても大切なことだと思う。


例えば、地方の人口減少について。


人口減の中で、どのように地域を活かしていくのか。



まちの活性化について、過去のブログでも少しだけ述べたことがあるので、興味のある方はこちらを参照。


参考ブログ: 「まちについて考える」(2015年3月14日)


選挙期間という時期的なものもあり、いろいろな方が人口増にむけて、また、まちの活性化にむけて意見を述べている。


しかし、人口の増と活気があるというのは、必ずしも同じではない。


人は少なくなる。 それを前提にどのように組み立てていくのか。


地域だけではなく、企業としても考えなければならないものだと思う。




長くなるが、もう一つだけ。



廣 優樹氏(以下、引用)


私たちは社会人が持つ2枚目の名刺を、「本業・本職で持つ1枚目の名刺のほかに、社会をデザインする、2枚目な社会人が持つ名刺」と定義しています。


2枚目の名刺というのは会社人としての名刺ではなく、社会人としての名刺だということです。


自分の価値観をダイレクトに表現できると思いますし、この2枚目の名刺を配るアクションが自分の意識を変えてくれる。



(引用終わり)



私が2枚目の名刺を作るとしたら、どのような肩書なんだろう。


そんなことを考えながら読んでみた。



会社の肩書をとったら社会に通じない。(※通じる通じないの定義は今回触れない)


そのことが決して悪いということではないが、少し寂しい気もする。



あなたの2枚目の名刺はなんですか??



おわり