4月にロング走(40㎞)をしたいのだが、公私ともに日程が合わず・・・
勤務後か早朝にスケジュールを組むしかなく、あと数日のうちに実施したいと思う。
さて、読書記録について。
最近は小説ばかり読んでいるので、たまには違うものということで、『僕たちはこうして仕事を面白くする」(NHK「ジセダイ勉強会」編)を読む。
新世代トップランナーの8人の考え方が書かれている。
一番興味をひいたのは、私と同世代ということだ。
安藤美冬(1980年) フリーランス
岩瀬大輔(1976年) ライフネット生命
刈内一博(1978年) 野村不動産
額田純嗣(1979年) 三越伊勢丹
廣 優樹(1979年) NPO法人「二枚目の名刺」
佐渡島庸平(1979年) 編集者
柿内芳文(1978年) 編集者
為末 大(1978年) 元プロ陸上競技者
1976年~1980年生まれ・・・新世代トップランナー世代か・・・
それぞれの考え方において参考になったところがあり、その中で2つだけ紹介したい。
刈内一博氏(以下、引用)
〝大きくなる〟ことに対する幸福論はだいたいの人が持っていますよね。
売り上げが増えました、大きな家に引っ越しました、子どもがたくさん生まれました。
みんな、大きくなることはだいたいハッピーだと考えます。
これに対して、〝小さくなる〟ことがハッピーだというロジックは理解しにくいですよね。
しかし、これからは小さくなることをどうやってハッピーに変えていけばいいのかを考えることが重要だと思います。
今ある日本の社会構造というものは、基本的に過去100年の拡大社会をベースにつくられたものがほとんどです。
それを今後、縮小社会向けの社会構造や考え方に、りデザインしていく必要があるということになります。
(引用終わり)
この考え方は非常に共感を持てることだし、いろいろなものに通じており、とても大切なことだと思う。
例えば、地方の人口減少について。
人口減の中で、どのように地域を活かしていくのか。
まちの活性化について、過去のブログでも少しだけ述べたことがあるので、興味のある方はこちらを参照。
参考ブログ: 「まちについて考える」(2015年3月14日)
選挙期間という時期的なものもあり、いろいろな方が人口増にむけて、また、まちの活性化にむけて意見を述べている。
しかし、人口の増と活気があるというのは、必ずしも同じではない。
人は少なくなる。 それを前提にどのように組み立てていくのか。
地域だけではなく、企業としても考えなければならないものだと思う。
長くなるが、もう一つだけ。
廣 優樹氏(以下、引用)
私たちは社会人が持つ2枚目の名刺を、「本業・本職で持つ1枚目の名刺のほかに、社会をデザインする、2枚目な社会人が持つ名刺」と定義しています。
2枚目の名刺というのは会社人としての名刺ではなく、社会人としての名刺だということです。
自分の価値観をダイレクトに表現できると思いますし、この2枚目の名刺を配るアクションが自分の意識を変えてくれる。
(引用終わり)
私が2枚目の名刺を作るとしたら、どのような肩書なんだろう。
そんなことを考えながら読んでみた。
会社の肩書をとったら社会に通じない。(※通じる通じないの定義は今回触れない)
そのことが決して悪いということではないが、少し寂しい気もする。
あなたの2枚目の名刺はなんですか??
おわり