腸の難病 便移植で治療 | さあ、いってみよー

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北海道滝川市在住。

ランニングや子どものこと、介護事業に関連したことなんかを書いています。 5Kから100K、トレイルランも楽しんでいます。
2018.4.23から、にゃんこが登場しています。

昨日は奥様が友人達と外食(飲み)に行くということで、夕食は久しぶりに私と子ども達だけでラーメン屋さんに行ってきた。


体重管理をしている最中に、ラーメンを選択することは適切ではないが、どうしてもラーメンを食べたいという欲求が強く、子どもからの「お寿司」「ハンバーグ」の意見を回避させていただいた。


ラーメン屋さんに行ってきたことは後日ブログにアップすることとして、私は奥様が外に出ることを嬉しく思っている。


勘違いしないでいただきたいのは、一緒に過ごしたくないというものではなく、奥様にも家族以外の自分の時間を過ごしてもらいたいというものだ。


私達夫婦は滝川生まれではないため、どちらかというと知り合いは多いほうではないし、地域の事情もよくわからないところがある。


お互いにそれぞれの職場や子育て等を通じて交友関係を広げてきており、特に奥様はこれまで外に出ることはほとんどなかった。


最近は、ありがたいことに同僚達からもお誘いを受けているようで、月に1回以上はそのような機会を得ている。


私は、奥様が外に出る話がある時は、それを優先事項としてとらえ、自分のスケジュールを組まないようにしている。


このブログを見ていただいている世の奥様達にとっては、「当たり前のことだ!」と、お叱りを受けるかもしれないが・・・・



さて、話は変わり2015年2月25日 北海道新聞の記事で「腸の難病 便移植で治療 細菌バランスの乱れ改善」というものがあった。



以下、同記事引用。



大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が生じる難病「潰瘍性大腸炎」などの患者に、健康な人の便を移植する臨床研究を慶応大と順天堂大が進めている。


便は細菌の宝庫。健康な人の便を大腸に移植することでバランスが正常化し、症状が改善する可能性があるという。


「ふん便移植」とか「ふん便微生物移植」と呼ばれ、欧米を中心に研究が進んできた。


慶応大病院 金井隆典・消化器内科教授は「効果より安全性の確認が重要」と考えている。


他の人の便を体に入れることにはどうしても抵抗感が伴う。


従来の方法では治せなかった患者を救う画期的治療法になる可能性。



(引用終わり)



一般的な考え方として、体に不要なものが便等によって排出されるという認識がある。


それをまた、体内に、かつ便を他者の体に取り込もうというものだ。


人の便だからということではなく、自分の便でも抵抗感があるが・・・



この記事をスクラップしたのは、その発想力にひかれたからである。



斬新なアイデアや革新的なサービスは、新たな知識や技術、既存のアイデア(異分野含む)の組み合わせによるものが大きい。


医療分野だけではなく、どの分野でも、介護サービスにおいても、従来の取り組みに固執せず、異業種での考え方を参考にすることで、より良いものに変わる可能性は大いにある。


サービスの品質改善は、異業種にもヒントがあり、アイデアの種となる。


その種にするためには、意識的に頭を柔らかくしながら否定をせず、いろいろな人の話を聞く必要がある。



テーマを設けたり、また、何かトラブルがあった時の改善策を検討する際に、異業種の人に入っていただくことで、新たな発想につながることもある。



そのような事を改めて感じた記事である。



おわり