かなり強烈な個性を隠してるんだけど、ちょっとだけオーラが外に漏れちゃってる、見た目地味な子におれのセンサーは反応した!
彼、本名『下田くん(仮)』てゆーんだけど「そういえばヨモギダくんさー」ってわざと名前を間違えて仕掛けてみるわけ。すると彼は一瞬「ちがう…」って寂しそうな顔でおれを見るんだけど何事もなかったように無視を決めこむの。
むむ!?ってなって、その後も色々と会話(てか質問)しまくるんだけど、その都度、彼の名前をわざと間違えて彼のATフィールドをつつきまくるの。「津田沼くんさー」とか「舛添さん」とか「鹿児島くんねー」とか仕掛けまくるわけ。
で
それが功を奏したのか、彼のATフィールドが徐々に中和されてきて彼から話をしてくるようになるわけ。おぉって、彼の話がまたおれを惹きつけるのね。
彼は鹿児島出身者で、死にたいくらいに憧れて東京に来たはいいけども、友達が大学から居なくなって大変らしい。「居ない」じゃなくて「居なくなった」って謎なトコにこだわってたり。
小学生時代は、しれ~っとサッカー始めてリフティング百回出来るくらいまで六年間頑張ったのに、中学に入るとせっかく頑張ってたサッカーはあっさりとやめちゃって、しれ~っと友達に誘われるがままに今度は柔道部に入ったり。
また、彼が「成人式の時の写真ですよ」て見せてくれた写メが強烈で。それにはあきらかに彼が写ってないの。で「写ってないじゃん」と。ほんの一瞬、彼がほくそ笑むのと同時に「これが僕ですけど」とその指さした先にはスーパーサイヤ人ばりに髪が逆立った、まるで雑誌に載ってるようなギャル男しか写ってないの。まさか…否、そのまさかだったわけ。彼は元ギャル男、元チャラ男だったって。チャラ男からアキバ男(現在の容姿)に!?こんな大変身ってあんのね…で、一杯食わされたって彼を見るとちびまる子ちゃんの野口さんばりにクククって微かに笑ってやんの。
「やっぱりこいつぁ間違いナイわ!」自信が確信に変わったのはその時だったのかも。「反応、青!間違いなく使徒です!」って。
で
結局、最終的には「ジョージ」って呼んでたんだけど、最後まで名前に関してはノータッチなわけ。いっさいつっこまないの。元ギャル男なら「マジちがうんすけど~」的に返してくれてもねー。
長くなったけど最後に彼の名言で〆たいと思います。
「いいんです。名前なんて結局、人を区別する為の番号みたいなもんですから」
…
伝わりづらいっすよね、まあどんまいってことで続報を待て!
鼻毛バクといい今回の彼といい、彼らみたいにおれのセンサーにかかる不思議な子を個人的には「使徒」として位置づけしていきます。反応青!使徒です!てね。
p.s.
しょーへーと完全に靴がかぶったことは黙っておこう…