皆様、おはこんばんわ٩( ᐛ )و
世界の平和のみを願ってやまないホワイトこと自分の平和のみを熱望している愚か者です
今回は真面目な話をしてもよろしいでしょうか?
このブログ、真面目な話をするとなぜか「いいね」の数が激変すると言う訳のわからないシステムを構築しているのですが、今回は特別です
多分、今季1番頑張った仕事です
以降も以前も頑張る気はさらさらありません
なのでたくさんの「いいね」と称賛の声をお願いします
毎回愚痴言ってるだけじゃないのですよ
たまにはこう言った役に立つ投稿もしております
まぁ元々はこっちがメインだったような気もしますが。。。
ってなことで何かと申しますと、「30ヴェルファイアにデジタルインナーミラーを付けました」
ってなこと
なんだ、普通じゃねーか
とか思うでしょ
ばっかじゃねーの
普通じゃねーし
俺も普通かと思ったよ
意気揚々と1時間くらいで終わると思ったよ
ところがどっこいデスよ
取り付けた車両は「平成29年式30ヴェルファイアHYBRID V Lエディション」
取り付けたデジタルインナーミラーは「ALPINEのPKG-M01R-AV-30」
何だ、専用だから問題なく付くじゃん
とか思ったばっかじゃねーの
お客さんから頼まれたので購入したのですが、物が到着して車両を見てあれデスよ
なんか、カメラついてる。。。。。
ミラーにカメラが一体化してる。。。。。。
なんぞこれ
どこをどう調べてもそんな記述はない
ご丁寧に届いた物には取付説明書が入っていない
外すとね、液晶にエラーが出るんですよ
「ヘッドランプ異常」のね
調べてみるとこのカメラ、AHS(アダプティブハイビームシステム)とか言うものの異常らしい
診断機でリセットしても復活します
そりゃそうだ断線してるんだもの
ALPINEの詳細を確認すると書いてました
純正ミラーにオートハイビームのセンサーが付いている場合、オートハイビーム機能は使用できなくなります。と
使えなくなるだけなら問題ない
警告灯が消えないんじゃダメじゃね
と言うことでこのカメラを活かしつつインナーミラーを取り付けないといけないってなことになったのですが、さぁ大変
取り外すとこんな感じ
完全に純正ミラーと一体化しております
その配線は一旦ミラー側へ入って別の配線と一緒に出てきてる
ミラーみAUTOがついてるので防眩ミラーになっているのでしょう
下手するとその配線と一緒になっている可能性も。。。。。
ってなことでバラします
1番嫌な作業
念のため中古のミラーを探したのですが2万円〜3万円。。。。。
壊すと終わり
ネットで調べるとバラし方は載ってました
この方の外し方を参照しました
ただね、めっちゃ硬いです
爪は上下に6箇所付いていますので、マスキングして細いマイナスとかで割っていきますが、うまいやつ以外はマスキングしてる意味ないくらい傷付けます
ミラー上下には配線がつながっていました
当たり前ですがやっぱり防眩機能は付いているようですこのピンはスライドしたら外れます
問題はこれから。。。ネットでは次の写真では基盤が外れていてそんな記載も何も載っていないのですが、基盤が外れません
グラグラはしているのですがなぜか外れない
これで3時間くらい試行錯誤しました
正解はこいつ
このカバーの裏にカプラーが挿さっています
カプラーを外すとこんな感じ
このカプラーもなかなか外れません
外して調べてみると
爪がカプラーに掛かっていました
このカプラーの出っ張りにカバーの爪が掛かっています
なので結構思いっきり行けば外れます
ただ、やっぱり無傷ではいられません
そのカプラーを抜くと無事基盤が外れます
白いカプラーがカメラ側に挿さっています
黒いカプラーはボディー側に行きます
ってことはこの基盤はこれ以上分解できません
見てもさっぱり分かりません
唯一分かることは「触るな」って事くらいです
この基盤は活かさないと行けないので移植ってことですね
さて、これからの問題はどうやってニコイチにするかってなことです
カメラが付いている土台は全く形状が違うので簡単に移植できません
インナーミラー側はステーの中に配線が通る仕組みになっているようで。。。。。
配線もミラーの真ん中を通っています
一応、何とかブラケットと合体はできました
真ん中をボルトで固定して挟み込む感じです
インナーミラーの根元はこれです
単純に爪の部分を切り取れば付くのですが、配線が真ん中を通っているので配線を出さないといけません
ってなことで一部をカット
ここから配線を出す戦法
ネジは付属だと届かないので別で購入
確か使用したネジは「M3×20mm」が4本で締め付けれます
本体との固定は「M3×25mm」で取り付け出来ます
無事配線も出せてこんな感じになりました
この隙間が気になるのであれば、まぁ何か隠す方法を考えるのもアリかと思いますが基本的に見えない位置にありますのでそこまではしませんでした
基盤は配線を切って延長して繋ぎ直して助手席ダッシュボードの下に隠します
ここで基盤剥き出しで隠せないので箱をプラダンで作りました
名付けて「ブラックボックス」です
これでショートしたりすることはないでしょう
延長した配線を繋ぎ直してエンジン始動すると無事、チェックランプも消えました
ここまででやっとスタートライン丸1日かかりました
あとは通常の取付と変わらないので割愛します。
この車両はスモークフィルムを貼っていたので車内は真っ暗です
ALPINEのリアカメラはカバーが付いているのでその部分だけ切り取って被せます
無事取付完了です
物はこんな感じ
若干ですがミラーが席側にストロークします1cmくらいかな
あと、どうしてもこれ以上ミラーが下に下がりません
まぁ純正もそこまでなんで問題ありません
ちょっとメカメカしいですが、覗き込んで見るやつもいないので、お客さんが気になると言うのであれば対策を考えます
逆にこっちの方が好みなので前面に押し出したいところ
昔乗ってた180sxのハンドル延長ボスを思い出します
まぁみなさんも注意しましょうね
いくら車種専用だからといってこの手のやつはそう簡単にはつきませんよ〜
作業難易度でいったら★★★☆☆くらいかな
下準備とバラし方が分かれば半分以下の時間でできそうな気もしますが、取り付けは1時間弱で完了したので取り付け自体は普通プラスαくらいです
正直、ある程度専門知識がないとできないと思うので自分でする方は自己責任でお願いします
なんたって壊したら高いですからねぇ
純正ミラーが中古で2〜3万円、ALPINEのデジタルインナーミラーが7万円弱です
まぁ被せるタイプのデジタルインナーミラーを買った方が無難に終わることも確かなのですが、交換タイプだと一体感が違いますもんね
今回は頑張った
本当に褒めていただきたい
リスクを負いたくないホワイトさんがリスク覚悟で取り付けたのだから