三浦です。
ドラマ「モンスターペアレント」で給食費未納問題がテーマになっていました。
「頼んでもないのに勝手に出して」
「まずいのを我慢して食べてやっているんだから」
そんなセリフがありました。
本当にそうなのでしょうか。少し考えてみました。
■憲法
第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
○2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
■学校給食法
第二条(学校給食の目標)
学校給食については、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次の各号に掲げる目標の達成に努めなければならない。
一 日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。
二 学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。
三 食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。
四 食糧の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと。
第六条(経費の負担)
学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費のうち政令で定めるものは、義務教育諸学校の設置者の負担とする。
2 前項に規定する経費以外の学校給食に要する経費(以下「学校給食費」という。)は、学校給食を受ける児童又は生徒の学校教育法第十六条 に規定する保護者の負担とする。
事実を簡単にまとめると以下のようになります。
・義務教育は無償
・学校給食は義務教育の目的を果たすための一部
・人件費・光熱費・運営費は学校の負担、材料費は保護者の負担
・なぜ学校給食を提供するか説明はある
・なぜ材料費の負担を保護者がするかの説明は無い
私が注目するのは、給食は義務教育と無関係か、義務教育の一部なのかということです。学校給食法の目的を読む限り教育の一部であると読めます。
仮に食べる食べないが自由であるならば、給食を食べさせたいと思う保護者のみが給食費を支払い、そうでない場合は何を食べるのも何を買いに行くのも家に帰るのも食べないのも自由にすべきです。
しかし今は拘束され校外に出て食事をすることは許されず、むしろ給食を食べることは自由でも権利でもなく義務になっています。そういう現状から考えても、給食は義務教育の一部であると考えます。
結論として、私個人としてはこの件に関しては「モンスターペアレント」といわれる人の考えが正しいように感じます。またこのような争いに子どもを巻き込まないためにも、国が全額負担する方向に転換したほうがいいのではないかと思います。
どうでしょう?