直挿しのUSBハブとWindowsのReadyBoost(レディーブースト)機能 | 明日、天気になぁれ

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日常感じたこと、思ったことを綴った雑記です。

こんばんは・・日付変更線を越えていますが・・特定の日の話じゃないので、普通に書いて行きます。

 

これは、数日前の夕やけです・・・

 

 

そして、火星の写真の撮影を何度も試していますが・・なんとか写りました・・レンズは6.5cmの方ですが・・丸く写りました・・さすがに模様までは写らないです。望遠鏡を介して月を写すときは、コンパクトデジカメのオートフォーカス機能でピントを合わせていますが・・火星の写真は・・同じコンパクトデジカメでも、マニュアルフォーカスです・・液晶画面でははっきり分からないので、少しずつずらして何枚か撮影しています。だから、失敗は多いです。

 

というか、月の写真の時は・・望遠鏡を介していてもオートフォーカスが機能します・・これはコンパクトデジカメのピント合わせが、撮影用センサーを使ったコントラスト検出方式だからです・・最も明暗差や模様がはっきりする所がピントが合ったと判断するので・・望遠鏡が入っても、最も明暗差がある所に合わせるので、ピントが合うのです。火星はとても小さく見えるのと、暗いので、オートフォーカスではうまくいきません。

 

 

大きいのは、トリミングしているからです・・ただ、大きくしても模様は見えません。

 

さて・・・けんさんのWindows 7のパソコンは、最初からWindows 7が入っていたわけではなく、自分が使っていたXPのパソコンのアップグレードや、中古パソコンにWindows 7をいれた物・・自作パソコンは、最初からWindows 7に適合する部品を使っていますが・・これも、自分でWindows 7を入れてるので、最初から入っていたわけじゃないです。

 

古いパソコンのアップグレードの場合・・32bit版のWindows 7を使っていますが・・メモリを4GB程度まで増設できるものは、比較的快適に動きます。ところが、32bitのWindows 7で必要なメモリぎりぎり・・つまり1GBしかないパソコンだと、何らかの工夫をしないと、大幅に速度が落ちます。

 

メモリを増設できるパソコンなら、まずそれをするのですが・・増設して最大容量が1GBという場合・・まだ、ハードディスクが速いなら、なんとかなる(もしくはSSDに交換できた場合など)・・しかし、ハードディスクが古いIDE規格で、すでに新品のものがほとんど無い・・ハードディスクの転送速度が遅い・・そういうパソコンだと、極端に速度が落ちます。

 

けんさんが予備として使っているノートパソコンが、そういう状態です・・しかも、USB端子は古いUSB1.1端子・・それで、PCカードスロットが2つあるので、上にUSB2.0カードを入れて使っています・・ところが、USB2.0の端子が2つしかありません・・1つはワイヤレスマウスの受信機をつけているので、空いているのは1つだけ・・しかも、古いUSB1.1の端子は何が悪いのか分かりませんが、途中から機能しなくなっています。

 

 

 

そこで、ハブを使って、USB2.0の端子を増やすと同時に・・・Windowsが持っている起動を高速化する機能・・ReadyBoost(レディーブースト)を試してみることにしました。

 

USBハブの多くは、ケーブルを介してつなぐものですが、けんさんが選んだものは、直に挿すものです・・しかも、回転させられるので、都合のいい向きにできます。

 

 

 

 

1つのUSB2.0端子を3つに増やせます・・欠点といえば、電源をつないでいるUSB端子から得る方式なので、端子1つあたり、USB2.0の規格である500mAは出ず、100mA止まりです・・だから、USB端子から電源をとる方式の外付けハードディスクや外付け光学ドライブなどは作動しません。電気をあまり使わないものなら使えます・・USBメモリや、マウスの受信機などは問題なく動きます。

 

ハブをつないでみました。

 

 

そこへ・・・8GBで比較的速いUSBメモリを常時つなぎました。

 

 

ReadyBoost(レディーブースト)という機能は・・Windows Vistaから搭載されている機能で・・USBメモリやCFカード・SDカードといったフラッシュメモリの媒体をパソコンに常につないで・・データをの一部をコピーして、ハードディスクからではなく、フラッシュメモリから読み込んだり、キャッシュメモリとして使う機能です。それにより、起動などを高速化するものです。

 

写真のパソコンは、メモリが最大で1GB・・ハードディスクはとても遅いです・・

 

よく市販されていますが・・高速化するソフト・・それらも試したけど・・テストの数値は速くなっていますが・・残念ながら、速くなったと感じない・・というより、ものによっては逆に遅くなるのです。なぜ、遅くなるのかといえば、高速化するソフト自体も、CPUのパワーを使うので・・結果的に、遅くなるのです。

 

USB増設カード+ハブという構成ですが・・レディーブーストは設定できました・・ただ、8GBのメモリながら、実際に確保できるメモリの量が4GBまで・・あれと思ったけど、よく考えれば32bitのWindows・・それで4GB止まりなのかと勝手に思ったものです(それなら、普通に使うUSBメモリで32GBが使えことと矛盾するけどね)

 

実際に使ってみると・・体感で速くなっているのが分かります・・起動は2倍ほど速くなった・・Windowsの起動だけではなく、よく使うソフトにもある程度効果があるようです。なお、様々な速度測定ソフトで調べても数値は変わりません・・メインメモリが1GBでは、何度もハードディスクへ書き戻したり、再度読み込むことが繰り返されますが・・それらをUSBメモリでキャッシュすることで、結果的に速くなっているわけです。

 

ハードディスクが遅い・・メモリがぎりぎり・・そういったパソコンでは効果は大きいですが・・高速なハードディスクが使われ、メモリも多いパソコンでは効果は小さいようです。また、ハードディスクではなくSSDを使ったパソコンでは、レディーブーストの設定ができない場合が多いです・・・なぜかといえば、SSDの方が格段に高速だからです。

 

Windows XPの時は・・Windows自体・・それほど重たくなかったので、メモリが1GBもあれば、十分な速さで動きました・・ところが、Vista以後のWindowsはぐっと重たくなり、メモリもたくさん必要となりました・・・XPの時代のパソコンでも古めのパソコンからアップグレードしたら、速度が大幅に遅くなる場合も多々あります・・それを改善するのが、レディーブースト機能・・ハードディスクの読み書きを補佐して、高速化しますが・・パソコンの処理能力がアップするわけではないので、レディーブースト機能を試す場合は、効果が見込めるか、考えて見る必要はあります・・とりあえず、手元にあるUSBメモリをつないで試す・・・でもいいかもですが、十分な速度が出ないUSBメモリでは、設定できないことがあります。できるだけ高速なUSBメモリやCFカード・SDカードを使う必要があります。

 

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