最近、打ち間違い、誤変換を見逃してることが多い。そして、CPU交換の話 | 明日、天気になぁれ

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日常感じたこと、思ったことを綴った雑記です。

こんにちは・・今日の広島は晴れたり曇ったりの天気で・・雪が積もった時と比べると寒さは和らいでいます。

 

アメブロだと、自分が書いた記事は、あとで修正できます・・しかし、コメントは、管理人も投稿した人も修正できないですね。別のブログでは、管理人が間違っている文字を直したり・・あるいは投稿した人が修正できるブログもあります。

 

まず、記事を書いたとき・・アップする前に何度か見ますが・・打ち間違いが増えている・・そして、変換するとき・・候補がいくつか出るのですが・・それをうっかり間違えて選んで誤変換していることが増えてきました。

 

記事なら、アップした後でも修正できるけど・・コメントで打ち間違いや誤変換をあとから見つけることも多いです・・コメントを全て読めば、間違って打ったと分かるけど・・最近だと、それに気がつかない人も多いので・・記事はいいけど、コメントするときは、より用心したいと思います。

 

もともと、けんさんが使っているかな漢字変換のソフト・・ATOK(エイトック)は、誤変換する確率が低く・・豊富な辞書もあるので、候補が複数ある時は、辞書を見て、適切な漢字に変換できる、優れものなんだけど・・一度誤変換を確定しちゃうと・・それに変換されちゃうのですね。そうなっても、学習した辞書から誤変換して覚えているものを削除すればいいのだけど、この作業は大変です。学習した単語は2万以上あるからね。

 

けんさんが、ワイヤレスキーボードを使っていますが・・昨日キーボードの電池が切れたのですね・・だから、打ち間違いのある程度は、電池消耗で正しく打った文字を認識できなかったものかもしれません。それなら、今後は打ち間違いは減ると思うけどね。

 

さて・・先日、けんさんのパソコンのCPUを全く同じ構造のものだけど、より動作周波数が高い、性能の高いものに交換しました・・

 

パソコンでもスマホでも、同じ構造のCPUなら、周波数が高いほど性能が高くなります・・かわりに、発熱や消費電力は大幅に増えます。

 

けんさんが、それまで使っていた物は、3.3GHzで、ターボがかかったときに4.2GHzになるものでした・・それを、通常時は4GHz・・ターボがかかったときは同じで4.2GHzです・・ただ、ターボがかかる条件は1つのコアだけが使われていて、発熱に余裕がある時と、限定されます・・8コア全てのターボでは、前の物が、3.6GHz・・新しい物は、4.1GHzです・・これも発熱が少ない時限定なので・・ターボが効いている時間は短いです。

 

前の物は発熱の指標となるTDPという値が95Wでした・・これは、95Wの発熱をすると考えて、冷却の設計をしてくださいという意味で・・同時に、消費電力とある程度比例します。

 

新しいものは、発熱の指標のTDPは125Wとぐっと増えています・・しかし、取り付けて使っていて・・十分冷やせています・・冷却装置の兜2(カブト2)の能力はかなり高いです。

 

CPUの入っている箱の上に書かれている部分・・型番を見れば分かるけど、リスクの高い金融商品と同じ名称なので、このCPUの記事を書くと必ず・・勘違いしてペタなどがつくけど、あれは正直迷惑もいいところです・・・CPUにFXという名称のものがあることくらい知っておいて欲しいです。

 

 

前のCPUの型番はFX-8300でした・・8は8コアを示しています・・3は、2世代目の物についています。そう、最初に出た物は8150といった感じで、1がついていたのですね。

 

インテルに比べて、設計上優れているポイントは、まずリアルコアの8コアであること・・これは、8スレッド処理するのに、インテルは4コアで行いますが・・このCPUは、8コアで処理するので、1コアで1スレッド処理・・効率がよいのです。

 

そして、メモリの遅さを緩和するキャッシュメモリ・・これが、2次キャッシュ(レベル2キャッシュ)と3次キャッシュ(レベル3キャッシュ)をあわせるとなんと16MBもの容量があります・・

 

レベル3キャッシュは、インテルと同等の8MBですが・・インテルはレベル2キャッシュを1コアあたり256KBにしており、4コア合計で1MBしかありません。

 

それに対し、このCPUはレベル3より高速なレベル2が1コアあたり1MBもあります・・8コア合計で8MBと大容量です・・レベル2キャッシュメモリの容量が多いことは、速度向上に大きく寄与していますが・・逆に言えば、レベル2とレベル3の容量が同じなので・・レベル3キャッシュメモリは省いた方が速度への影響より、消費電力を抑えられる効果の方が大きかったと感じます。

 

細かい点では、プリフェッチ機能が強化されている・・これは、事前にキャッシュメモリに読み込む機能ですが・・CPUが必要になったとき、すでにキャッシュメモリ上にデータや命令があるので、CPUが止まることが少なくなる・・地味だけど、重要な機能です。その他、細かい改良点は数多くあり・・初代に比べると20%以上性能と電力効率が上がったとされます。

 

これが、CPU本体とシール・・・

 

 

CPUって・・概ね正方形に近い形ですが・・3~4cmくらいの小さな部品です・・しかし、パソコンの心臓部でもあります。

 

基板から、前のCPUを取り外した所・・真ん中の黒い部分はソケットと呼ばれ、そこにCPUを取り付けます。

 

 

新しいCPUを取り付けた所・・・

 

 

この上に、冷却の効率を上げるためにグリスを塗ります・・人によって、塗り方はさまざまですが・・けんさんは、できるだけ薄く塗ります。

 

今回、発熱が増えるので、よく冷えると言われ・・かつ安価で、使いやすいGC-エクストリームというグリスを使っています。

 

正直、グリスの違いで温度が大きく変わるとはあまり思わないけどね。

 

そして、グリスを塗ったら、冷却装置を取り付けます・・これは取り付けた後、パソコン全体の写真です。

 

 

CPU-Zという、CPUの情報を見るソフトで確認・・これはアイドル時で、周波数が下がっています・・前のCPUがこの時の電圧が0.840Vだったのに対し、同じ周波数なのに、0.900Vとあがっています。

 

 

1コアだけ使うソフトを動かしているとき・・ターボがかかって4.2GHzになっています・・ぴったりにはならず、少し越えているけど誤差の範囲内です。

 

 

CINEBENCHという性能測定ソフトは、もともとインテルに有利なので、メーカーが違うものの比較には適さないのですが・・大半の雑誌やメディアでこれで性能を測定します。

 

まず、一つ前のバージョンのR11.5での測定結果・・

 

 

CPUは6.86と出ており、シングルコア(1スレッド)の時は1.10で、設計通りの性能が出ていることが確認できます。

 

前のCPUは、CPUが5.87・・シングルコアが1.07なので、2割近く向上しています。

 

現在のバージョンのR15での測定結果・・

 

 

CPUは637・・シングルコア(1スレッド)は99と、これも設計の数値と誤差の範囲内で一致しています。

 

前のCPUでは、CPUの値は530程度、シングルコアは97程度で、同じく2割近く向上しています。

 

8つもコアがあるのだから、消費電力は大きいです・・それを分かりきって選んでいますが・・想定の範囲内かどうか調べました。

 

雑誌の記事の値では、アイドル時60~76W・・CINEBENCHのCPU実行時は220Wを越えるとされていますが・・

 

それらの他の部品構成は、メモリが8GB・・グラフィックスも1枚・・そして、ストレージはSSDだけ・・となっています。

 

けんさんの場合、メモリが32GB・・グラフィックスが2枚・・ストレージはSSDとハードディスクと、ついている部品が多いです・・その分、消費電力は増えるはずですが・・

 

意外なことに、アイドル時は55W・・CINEBENCH CPU実行時は190Wと・・どちらも少ない値です・・

 

何故なのか・・まず、基板が違う・・でも、それ以上につけている部品が多いから、アイドル時などはもっと大きな数字が出そうだったけどね。

 

実は、メモリもけっこう電力を食います・・だから、発熱しますが・・それを冷やすために、メモリに金属板がついていたり、ヒートシンクがついている物が増えているくらいです。

 

私のパソコンには32GBも搭載していますが・・電圧の低い1.35Vの物を使っていることが、消費電力の増加を食い止めたと考えています。通常は1.5Vです。

 

 

なお、CPUを取り付けた後、基本的な設定をBIOSの画面で見ると・・時刻が5分くらい遅れていました・・そして、メモリはDDR3-1866の規格ですが・・自動設定ではDDR3-1333と遅い設定になっていたので、手動で1866に切り替えました。

 

ちなみに、パソコンの様々な情報を表示したり、速度測定するソフトで、唯一有料版を使っているのがAIDA64というソフトです・・

 

これでは、メモリやキャッシュメモリの速度測定や、各種演算能力の測定・・GPGPUの演算能力の測定なども可能です・・

 

メモリとキャッシュメモリの速度を測定した結果です。

 

 

一番上がメモリ・・2番目がレベル1キャッシュ・・以下、レベル2キャッシュ・・レベル3キャッシュですが・・

 

メモリの速度はCPUがかわっても変わりません・・同じメモリですからね。

 

レベル1とレベル2は、CPUと同じ速度で動作するので、数値でいえば最大で100ほど速度がアップしています。レベル3は、前のCPUと大差ありません。

 

あまり知られてないのですが、このCPUのレベル3キャッシュメモリは、CPUの速度ではなく、CPUに内蔵されたメモリコントローラーの速度で動きます・・確か2GHzか2.2GHzと記憶していますが・・

 

それでも、無いより、ある方が速度向上に寄与するわけです・・でも、けんさんがレベル3は省略しても性能への影響は小さいと思っているのは、速度がCPUの速度より遅いことと、レベル2の容量が大容量だからです。

 

実際にAMD社のグラフィックスを内蔵したCPUのAシリーズは、レベル3を省略しています・・だからといって、性能は落ちていません。

 

 

今年の春頃までには、けんさんが使っているAMD社は、全く新規設計のCPUを販売し始めます・・構造は大きく変わり、インテルのCPUにかなり近くなります。

 

1コアで2スレッド処理する、ハイパースレッディングと同等の技術が導入され、8コアのものは、16スレッド処理できるそうです・・

 

個人的には、AMDはインテルの真似みたいなものは出して欲しくなかったですね・・1コアで1スレッド・・かわりにコアの数を増やすで突き詰めて欲しかったと思います。

 

なお、最初に出る物は、すでに不具合があることが分かっており、基板の方でその不具合に対応するようです・・何物も初物は避けた方がよいわけです・・

 

けんさんが取り付けたCPUは、機種によっては製造がすでに終わっており、在庫限りです・・だから、新たに選ぶ人は少ないと思いますが・・

 

例えば、AMDの前のCPU・・フェノムやアスロンを使われている方・・まだまだ現役として十分使えるはずです・・慌てて新CPUに買い換える必要性は低いと思います。

 

ぶっちゃけ、自分の使い方に合っていれば、古くてもそれが一番よいのです・・新しく発売されるCPUはWindows10だけがサポートするとされており、Windows 7をまだ使いたいという方には全くお勧めできないと思っています。

 

さらに、ハイパースレッディングと相性が悪いソフトを使っている人も同じです。

 

パソコンは、正常に動いていくらのもの・・安定して動いていくらのものです・・その点は一番大事です。

 

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