アメリカの法律的制約の中の話です。

まずペイゴー原則

新たな支出へのハードルを高くする為のルール。

新たに財政支出したい時は下院が自ら課したこのペイゴールールにて、増税、歳出削減をセットで出し、有権者の支持を得なければならない。

ペイゴー原則の下では財政赤字を増やす選択肢はない。

また上院側ではバードルールがある。

バードルールの下では赤字を増やすことは出来るが10年と言う予算期限を越えて増加することは認められない。

また、上院、下院、主要法案を投票にかける前に連邦議会予算局、あるいは両議員税制委員会のような政府機関から予算スコアを得るように求められている。こうした機関が低スコアを付ければ法案の審議には実質的にストップがかかる。

最後に議会にはデッドシーリング「債務上限」があり政府の発行する米国債に法的制限を課している。
(ステファニーケルトン氏の抜粋)

この上記のアメリカにおけるルールを説明せんといきなり「債務不履行」と見出し付けるからおかしなんねん。

NHKでもデフォルトがぁー!

とか朝からゆーてて笑えた。

ペイゴー
バードルール
デッドシーリング

この各段階を説明せんかい!

このルールがあるからアメリカでは問題なってんねん。

オマケに共和党の下院議長(やったかな?)が難色示してるけどトランプさんふっかぁつ!したら防衛費ジャブジャブ、移民阻止にジャブジャブやん。

結局自らのルールに縛られただけの話でMMT的に見たら(なんでもめてるの?)ってなるよね。

私も何も勉強せんとテレビ見たら「債務不履行がぁ!」をまともに信じてる1人かと思うとゾッとします。

自国通貨発行(国債発行)できて変動為替相場制のアメリカにデフォルトの恐れは無いでしょ。



と朝から突っ込んだ次第です。