平均点かそれを切るぐらいの人が,塾で週一回の授業で順位を上げていくことは簡単なことではありません。学校で週4~5時限授業のある英語や数学は特にそうです。そもそも我流舎では週一回1.5時間しかありませんし,ライバルたちも学校以外に塾でも勉強している人が多いからです。ですから,週一回塾で授業を受けたからと言って,人に学習量で差をつけたことにはなりません。もし,他の人は学校や塾の予復習や独自に勉強しているのに自分は学校と塾以外では机に向かわないというのであれば,当然だんだん順位は下がっていきます。

 

何が皆さんにとって効果的な授業か,は常に考えていますが,授業の質だけではカバーし切れない「学習の絶対量の差」というものがあります。

 

我流舎では原則として宿題はお出ししていませんが,こちらでやったプリントは必ず持って帰って復習してくださいね。プリントを見直すだけでも随分違うはずです。昨年度の中三では,我流舎のプリントの見直しだけで,平均点と一緒か少し切るぐらいの人が,卒業時には80点前後とれるようになりました。

 

また,特にご要望があれば宿題はお出ししています(ただし,授業で扱うことはできません。例えば一週間でやるべき量の宿題(例えば1日30分程度)を出してそれの答え合わせと解説をするには数時間かかり,まったく前に進みませんし,よくできる人なら数時間はかからないとしても他の受講生が完全に放置になってしまうからです。ですから,宿題は答え付きのものをお出しして,どうしてもわからなかったときは解説するという形になります。

CEO(のん/代表取締役)が体調不良で日曜補習ができないため,あす土曜日に補習枠を設けました。私(舎長/代表取り締まられ役)の担当です。翌8日にご予約のない方限定ですが,よろしければお申し込みくださいませ。なお,今月中は断続的に入院する状況ですので,小学生の授業,週末の補習は,舎長のみとなります(状況次第で一部のんが担当,もしくは他の講師が担当する場合もあります)。

 

御迷惑をおかけしまして申し訳ありません。

前回の投稿の続きです。

 

小学校のころ,NHKを見るのはほぼNHK杯の将棋と高校野球だけでした。あとは,野球中継(阪神戦。もちろん試合開始から終了まで),アニメ,ヒーローもの,クイズ番組,青春ドラマ,刑事ドラマ,時代劇,あとはありとあらゆる(いわゆる)低俗番組を中心に一日5~8時間見ていました。辞書と地図帳はもちろん欠かせません。

 

高校野球は朝から晩まで全試合,もちろんテレビの上に常備してある辞書,外来語辞典,地図帳,資料集などを見ながら。

 

え?このお兄さんたちどこから来たん?何県?何市?県庁所在地から離れてるな~。人口どれぐらいおるん?わっ。ちっさ。福島区(私の故郷)より少ないやん。この町何で有名なん?目立った特徴はないな~。PL学園ってどこ?富田林?大阪に住んでるけど行ったことないわ~。PLって何?いろんな本を調べて,「パーフェクト・リバティ」か~。「パーフェクト」は知ってる。野球の「完全試合」の「完全」やからな。「リバティ」って何?外来語辞典調べて,なるほど「自由」か。「完全な自由学園」なんか。校則ないんかな。おっ!?PL学園勝ったやーん。わーい。

 

校歌が始まると「♪燃ゆる希望」の「燃ゆる」って何?「燃える」ちゃうのん?国語辞典などを引いて下二段活用が下一段活用に変化したことを学びました。「♪若人の夢」えっ?「わこうど」って読むの?あ。そう言えば「仲人」(なこうど)ってこの前ドラマで言うてた時に調べたわ。「♪羽曳野の~」?さっき調べけどPL学園は「富田林」ちゃうん?地図帳調べて,なるほど~学校のあるあたりは「羽曳野丘陵」なのね~。「♪永久に」へーっ。「とこしえ」って読むんか。当て字もええとこやん。「♪永遠の学園」これは「とわ」って読むんか。意味はどう違うんやろ。「永久」と「永遠」なんておんなじちゃうん?調べよ。みたいな。

 

「打率」も安打数を全打数で割るんだな。なるほど。何本ヒットを打っていようが,全打数が多ければ打つ確率は低いバッターってことで,アテにできないってことね。低学年のころから試合前に掛布さんたちの打率が「今日何打数何安打だと打率が何割何分何厘になるか」を計算してたりしていたので,高学年になって算数で「歩合」が出てきたときには「こんなん勉強せんでも当たり前やん」みたいな感じでした。「7打数2安打」と「420打数120安打」が同じレベルの打者と言えることで「比」の概念も理解できます。なんや,「百分率」も「歩合」も「比」も難しく言わんでも「何倍」ってことやん,と。

 

結局,普段から「知らないのはイヤ(気持ち悪い)」という気持ちさえあれば,日常生活そのものが勉強というお話でした。

 

※この投稿を読んで「とこしえ」と「とわ」はどう違うんだろう?と調べてみた人は机に向かわなくても入試をクリアできるタイプです。流してしまった人は,机に向かって現代国語の用語集とか漢字練習帳なんかを何冊かやらなければならないタイプです…と書かれてもやっぱりスマホやタブレットで調べようとしない人は,結局机に向かわなければならないタイプです。起きている間は全部学習のチャンスです(ひょっとしたら寝ている間も)。最近はスマホの普及のおかげで一日中調べまくる人は増えたかもしれませんね。

これは中3〜高1レベルですけど,高2高3でまだ区別できてない人がいます。これはもちろん覚えなければいけない基本事項なのですが,それを説明してもピンとこない高校生がたくさんいます。「横たわる」と「横たえる」という言葉になじみがない(日本語の意味をわかってない)からです。小学校の国語で「落ちる」と「落とす」,「立つ」と「立てる」の使い分けみたいな,自動詞と他動詞という概念について学ぶべきなのですが,あまり徹底されていません。

算数,数学や英語で苦労しているケースのかなりの部分が国語力の不足に起因しています。「国語ができない」となると,「どんな勉強をすればいいですか?」「どんな問題集がいいですか?」などとしばしば質問を受けます。しかし,わざわざ「勉強」なんてしなくてもいいのです。「本を読む(ジャンルは問いません)」「マンガを読む」「親と会話する(友達はダメです)」「ブログを書く(LINEやツイッターはダメです)」など国語力を伸ばす方法はいくらでもあります。

あと,「テレビを見る」もいいです(ゲームはダメです)。「マンガを読む」とか「テレビを見る」には疑問を持つ人が多いかもしれませんが,問題は自分の知らない言葉に接した時にそれを「流さない」態度です。

私は小学校の頃から高校を卒業するまで毎日5時間から8時間はテレビを見ていました(机に向かったことはありません。机や部屋を与えられませんでしたので)。テレビの上(テレビの「上」に物がおけました。今では置けませんね)には地図帳と辞書がありました。知らない言葉とか地名が出てくると必ず調べました。自分の知らないことがあると気持ち悪いですから。NHK教育なんかはほぼ見ませんでした。NHKみたいなクソマジメなのは大嫌いでしたから,アニメかドラマかお笑いか,クイズ番組などのバラエティがほとんどです。

この「知らないのはイヤ」が大事です。受講生の皆さんと接していると「知らないのはイヤ」がないのですね。なぜなんでしょう?私は負けず嫌いでしたから,人が話してることがわからないなんて屈辱以外の何ものでもありませんでした。だから小学校の低学年から,お笑い番組やアニメやクイズ番組を材料に,辞書と地図帳を調べ倒しました。その結果,中学受験も大学受験も現代国語と地理に関しては一冊も問題集をやることもなく,過去問すらやったこともないのに苦労しませんでした。とにかく日常生活で「知らないのはイヤ」「人に負けたくない」を基本にしていればかなりの部分イヤな受験勉強を避けられるということです。

今年の卒業生の行き先。

テーマ:

今年の大学入試,高校入試の結果をまとめてみました。

 

[大学入試]

大阪大学(2名)

関西学院大学(1名)

京都工繊大学(1名)

京都女子大学(1名)

甲南大学(1名)

甲南女子大学(1名)

神戸女学院大学(1名)

神戸女子大学(1名)

兵庫医療大学(1名)

立命館大学(1名)

 

[高校入試]

猪名川(2名)

川西北陵(4名)

川西緑台(1名)

宝塚西(1名)

県立伊丹(2名)

市立伊丹(1名)

神戸学院(1名)

向陽台(1名)

三田松聖(1名)

宣真(1名)

報徳(1名)

 

高校入試では緑台をを受けるかと思ったら,伊丹や宝塚の高校を選択する人が多かったのが,例年と比較して目立った特徴です。全ての人が第一志望というわけではありませんが,大学も高校も長い人生においては通過点に過ぎません。自分に与えられた状況において最善を尽くすことが大事です。新年度も張り切っていきましょう。

講師紹介。

テーマ:

長年我流舎を手伝ってくれた講師(受講生時代を含めると10年以上のお付き合いの人も)4人が去りさびしくなりましたが,今年も我流舎O Bの講師が5人増えました(あと一人増員の予定)。講師ニックネーム欄の色付きのところは我流舎O Bです。阪大受けるなら我流舎です。能勢口や池田まで行くのは交通費や移動時間がもったいないのではないかと思います。また,立命館の講師が入り,久しぶりに関関同立がそろいました。皆さんも後に続いて下さいね~(^^)

公立高校入試。

テーマ:

本日は,兵庫県の公立高校の一般入試の本番です。

試験の当日は私たちは,一人一人の顔を思い浮かべながら,ただ
「落ち着いていつものように。」

人によっては

「いつも以上の神がかり的な力を発揮できますように。」

と祈るしかありません。

みんなうまくやっているかな…。

クラスで「犬を飼っている人が15人」「猫を飼っている人が13人」「両方とも買っている人が6人」とかいう情報に接して「へぇ。結構みんな犬とか猫を飼ってるんだな。」と思う人は,数学的(論理的)な思考の訓練をしなければなりません。そういう人は「みんな飼ってるからうちも飼って~。」と言いがちです。私もそうだったかもしれません(^^;)

しかし,「犬を飼っているか否か」で二通り,「猫を飼っているか否か」で二通りですから,2×2=4通りの全ての数値に接しなければ,犬猫の飼育に関する状況は正確には把握できません。もしこのクラスが50人のクラスであれば,犬も猫も飼っていない人は28人となり,過半数の人は犬も猫も飼っていないことになります。

新聞,テレビやネットのニュースは,言いたい結論に賛同してもらうために都合のいい数値だけを挙げてきますので,気を付けなければいけません。そういう意味では,中学高校の数学に資料の読み方に関する単元ができたのはよかったのではないかと思います。

 

「××大学の合格者が〇○人」

 

という宣伝はよくありますが,

「もともとできる人を集めるシステム(成績優秀者の優待制度など)があるのではないか」

「そもそも塾生は何人いるか」

が問題です。もともとできる人を集めていれば,また塾生がたくさんいれば,(いわゆる)「良い大学」にたくさん入るのは当たり前です。

 

「資料の読み方」,特に,「割合の概念」

がわかっていないためにダマされることのないように,算数,数学はきっちり学んだ方がいいかと思います。算数・数学は英語よりも明らかに生活に直結した科目です。英語なんてできなくても,大して困りません。また,これから先英語ができたからと言って,それほど珍しいことでもなく,仕事でのアドバンテージにはならないだろうとも思います。

 

ただ,英語ができるようになりたければ,我流舎の門をたたいてください。必ずできるようにして見せましょう。

数え方。

テーマ:

指を何本か出して「これは何ほん?」「ぢゃあこれは何ぼん?」とか当てさせるクイズみたいのが子どものころはやりました。

これは出している指の数に関係なく

「何ぽん?」→「いっぽん」

「何ほん?」→「にほん」

「何ぼん?」→「さんぼん」

という,言葉遊びなのですが,日本人なら自然に,何も考えずに「ぽん」「ほん」「ぼん」を使い分けています。これは単に「言いやすい」かどうかが基準ですから,英語の不定冠詞,a/anの使い分けと同じようなものだと思っていました。しかし,a/an の使い分けは,皆さんご存知のように,スペルではなくて発音上次に来る音が子音か母音かで決まるわけですが,上の例はそうでもないようです。

上の例をよく観察しますと,促音(「っ」)の後は「ぽん」,撥音(「ん」)の後は「ぼん」,その他の時は「ほん」となっているようですが,そうはなっていません。

なぜなら上のルールに従えば,「4本」は「ん」の後ですから「よんぼん」となるはずですが,「よんほん」と発音するのが通常だからです。「よんぼん」と発音すると違和感しかありません。何故なんでしょうね?

何度か繰り返してることですが,成績が振るわないときに,科目間,単元間のバランスを取ろうという人がいますが,それは考え方が逆です。

科目を絞り,それでも成果が出ないときは単元も絞る方が確実に学力が付きますし,総合成績も上がりますし,入学試験もうまく行きます。「これはクラスで一番」って思う部分ができると自信がつきますし,ほかの分野にも波及していくからです。公立の中学一年か二年ぐらいの人で英数とも30点とかそれ以下の人は,どっちかを一旦,捨ててみるといいと思います。こちらで週二回英数を学んでいてなかなか成果の出ない人(30点以下に沈んでいる人)も,一旦週二コマとも英語なら英語,週末の無料補習にも英語,みたいなやり方をすると,一気に平均点を超えたりしますし,表情も明るくなります。

 

私自身現役の時は,「英語数学のセンター試験は満点,英数の二次は8割,国語はいずれも7割,理科社会は盛大に捨てる(センターは6割,二次の社会は地理・世界史とも0点でいい)」という方針で行きましたが,現役の時は年末ぐらいから理科社会に色気を出して英数を放置して失敗しました。浪人の時は英数以外はスパッと捨てて臨んだ結果うまく行きました。当時私の通ってた予備校では「答案再現会」というのがあったのですが,地理も世界史も得点率30%に満たないのに,総合点は大阪校の文系でトップだったと事務局で教えてもらいました。

 

一年なら一年,三年なら三年少しずつコツコツなんて難しくないですか?コツコツやれる人はもちろんそれで結構。でもそれが苦手な人は,やろうと思ったとき,ぐぁーーーーってやればいいのです。波なんてあってもいいのです。常にコンスタントに勉強し,すべての科目,すべての単元を均等に学ぶなんて,常人には難しいのではないかと思います。

 

え?そんなこと言ってるから舎長みたいな偏った人間に?そうかも。