デジタル庁？？ほら見た事か？１

―　国民登録のデジタル化の立ち位置
今ここで、デジタル庁への物言いは、ナンバーカードの登録事故が露わに成っての「それ見た事か？」言いたいが為と、思うだろう。確かに、確かにそれもある。けれども拙者を初めとしてＰＣを使用している人々、ＳＮＳに積極参加している人々、ネット通販を頼る程に利用されている人々。マイカの登録事故の発生を知らされて、嫌味にも「それ見た事か？」言うだろう事。思って居るだろう事。共有の感情となっている事だろう。でもだからと言って、ＰＣネット利用の方々は、デジタル化、マイナンバー化に反対する人は少ないと思うし、むしろ賛成派が主と思っている。
私もその中の一人だ。つまりまだ、カードを作ってはいないが、時代考察上で賛成派ではある。ＰＣに触れ、ネット利用する立場の人は、利用の恩恵と共に、苦労もしている。何に？セキュリティにだ。そんな苦労が有っても、ＰＣ、ネット利用のメリットは絶大だ。皆、思っている事は、デジタル化を言うなら、「我らの言う事も聞け！」だろうし、「我らが納得するものが定着して欲しい」そんな願いも持っていただろうに、ここまで使用者の意見を聞く節も無く、ＰＣ、ネットのスペシャリストに丸投げ主導で、推し進められて来た。この点でも「大丈夫か？」懸念は皆、持った事だろう。これからカードが有れば、便利になる、手続きが速く、効率的に成る、行政の事務負担が小さくなる、間違いも少なくなる。おまけにカードを作るとポイントが貰える？の訳の分からないＰＲまでする。そこまでするなら無料で作って一人一人に与えれば効率的だろうに。結局は、行政の為のカード作り、国民の為にと、大義を摩り替えるから事が運ばなくなる。いくら便利便利と謳っても２年も３年も行政やら病院に行かない人にはメリットなど無い訳で、当然にＰＲも必要に、響いてこない。けれどもＰＣネット利用者は、有ってしかるべきは思っているのである。ある、同様のＰＲの影を見ながら。

ー　原子力発電推進と似ている、カード化推進

動揺のＰＲの影、とは原子力発電所を作る時の「絶対安心」「マグニチュード１０でも壊れない炉心を守る設計」と世間や周辺住民に説明説得を果たしてきた。我も、技術畑で詰めの垢を些少でも食して来た者として、その教育、教示とは違う説明に、「人間のやる事に絶対は無い」に「絶対を使ってやがる」と絶対の言葉にだけには否定の烙印を押して来たものだ。そして、その「絶対は無い」が２０１１，０３月に地震津波に遭って「無理やり神話」が露呈証明されるに至った。
まあ、その頃には、「だれも、原子炉、絶対安全を言ってきた人を指摘もしなければ、責めもしない。また自ら独白して間違いの許しを請う人間も姿も全くない。」公、行政推進と、時間経過と言うものは言う有って、甘いと言うのか？便利なものだ。言って時間が経過すれば間違いを指摘されない勝ち組に成るのだから。
こんな既成事実も、心に遺している人間は、結構な人数は居るものと思うし、今回のマイナカードの国民所持、推進とこの度のヒューマンエラートラブルも、あれだけ安全便利を言い続けた人間は顔色一つ変えないで、当然に事故は起こるもの雰囲気に紛れ込みしている。少なくとも、我ならば謝るが、あの、福島原子力発電所メルトダウンに至った以前からの推進行政からの謝罪と反省が無い。「またもや、マイナカードでもまた！」我には、その結果にしか映らない。
映らないけれども、原子力発電もマイナカードも反対ではないので、誰も微妙な意見は取り坐す事はしない。言うならば、反対、反対の方が目立って聞いて貰えるのだろうから、これよりは白黒判定で聞いて貰える演出も成して行くべきか？まっ、これも狡さを含んだ一つも方法、と吞む世渡り術の推進と慣れるべきか？共に我が言って来た「事故は起こるもの」その通りに成っただけ、指摘で予防を果たす事も可否不明な事だ。願わくば、正直路線で遂行願いたいだけの事。