日本の困り事解決法「和をもって貴しと成す」歴史のＤＮＡ　５

一個の人間も一個の国も、他人の姿勢は、良く見れても、自分のやってる事は、正否も見えていないもの。よその国の事を言っている場合でもなく、未来に向けて神国日本？皇国日本の未来の展望は？と言えば？「和貴」だけで良いのか？「八紘一宇」「大御宝」の旗を掲げるだけで良いのか？掲げるのは止めましょう。何故ならば、これらは実践教義のような物で、どこぞに見られるスローガンではなく、日本国民が一人一人成すべき行いだったからです。日本が、この先も「八紘一宇」「大御宝」「和貴」で良い国に育ったとしても、これらは「文字や言葉」で日本人の礼儀行動として世界に波及するべき事。これを間違えると、覇の意志と誤解されかねないし、眼差しが向かう。
ただ２１世紀が、この３つの揃い踏みで良いのか？が日本に課せられる、背負う荷で有る事を自覚しなければならない。２０世紀、２１世紀の初め、旅立たなければならない。いきなりの具体的を言えば、先進の国に着いて行く、アメリカと言う国に順じて付いて行く、依存の追随国に卒業の準備が居ると言う事。二番国として付いて行くだけの国を卒業しなくては成らないと言う事。平家物語「盛者必衰の理」世界は時代を重ねて変化し続ける。様々の対応策を幾つも抱こうとも、日本の真理「和貴」は、この先も変る事は無いだろう。中国が台頭して来て、次にはインド、その次にはアフリカ諸国の台頭にも負ける事無く、日本らしく存在を示さねばならない。この先、アメリカと争う事は無いとは思うけれども、想定には無しと言う訳にも行かない。アメリカは自由と民主の国、と言う建前では有るけれど、どう、取り繕うとも、軍国である。ただ、世界と愛国と自由を守るに関しては、見事なほどに貫徹を為してきた。
ある意味、国の行政を離れても貫き、米経済からもそこそこ距離を取り、宗教からもナショナリズムからも、差別主義からも距離を取っている面は、米政府よりも普遍的理念で動こうとしていて、そして何より、ペンタゴンは歴史から全世界を勉強している点で当面の崩れは無いだろう。そして、日本とは、もう決して戦う事はしないだろう。米国軍の強さは、やはり開拓者精神で、開拓は身体を張って成し遂げられる、その精神で戦う、だ。その強さを解ってもアメリカペンタゴンは、「和貴」日本の兵士の強さを肌で知っているからだ。他の国の軍とは違い、歴史体験を決して忘れない、消さない軍隊国家だからだ。その理由は、日本語で言う「滅私奉公」の心で世界平和から、見下ろす視線が兵器も戦略も知略も生んでいるからだ。
今までアメリカ軍が本気、と言う参戦は、戦士者数から言っても、日本戦しかないのである。後の戦は政府のお付き合い戦争で本気度は無い。だから当面の注意国は日本の強み「和貴」を知らない中、ロ、に成ろうと思う。いずれにしても、日本は世界にとって「和貴」と言う唯一の特殊国で、その一番の研究をしているアメリカ（軍）が一番の理解者と言える中、協調関係は崩せない。その中で、肩を並べて世界平和を見る時が来る前提を持つなら、成すべきは攻撃力の無力化技術。この力が一番、日本に合っているし、「和貴」の理念にも逸脱せず、理念を貫き通す日本の平和意志力となるだろう。