日本の困り事解決法「和をもって貴しと成す」歴史のＤＮＡ　６

だろうとは言っても、この「和貴」も日本の歴史１４００年弱を費やし、これから先と言う部分では、日本人の精神の骨子となり続けるものなのか？そんな裏付けも、保証も欲しくなるところでは有るけれど、日本人が、この先、危うい状況と言う時は、事前に解るものである。その行動とは、自国の歴史を消そうとしたり、消したり、捏造で意味を変えたり、悪鬼（悪い奴）を書き加えた時は、日本の危機であり「和貴」の危機である、と言う事だ。これは一国にも通じる事であるし、一個人にも通じる事である。個人の危うい時も、自分で自分の過去を過大評価もし捏造で変え、世や他人を悪鬼の如く敵にする。日本人だけで暮らしてきた時代には、「和貴」も鑑の如く、生きてきたが、他国の価値観が交差する時代では？少なからずは、受け入れなければ、会話も成り立たない面から、影響を受けるな！も防波堤には成らないと考える方が利口な対策と言うものだろうし、今から、これからは、ＳＮＳ時代にそのスピードとその量たるは、水位と言う堤防を持たねばならない。まっこんな年寄りの冷や水は、老婆心の何事でもなく、日本人の「和貴」は１４００年からまた歩みを続けて行くだろう、途中の紆余曲折は有った方が質せると言うもの。
だって今でも「自慢こきを下品と言う価値観」は健在だし、「自慢こき人口の少なさが和貴の多さの証明、誹謗中傷する人の数は、外来種と理解して置けばよい。「和貴」は平和の手法であると共に、上品と言う尊厳でもある。日本人は豊かと幸せを区別できる唯一無二の民族なのだ。下品になり下がっては成らない。

成り下がらないように、律しながら日本人で居る事で、日本人の日本人たる「和貴」を世界に解って貰えると言うもの。このＳＮＳ交流時代に日本のおもてなし文化よろしく、勤勉、正直、親切、誠実を知ってくれる人は多くても、その真髄、和を以って貴しと成す、を知る人は少ない。世界各国に人々が平和を叫んで行動しても、実の処は、「自分の考えに従え、ば平和」の利己独善の平和に過ぎない。国連ですら、概念ルールで利権調整でダメ出しするだけで、、争いそのものを根絶する徳説を言わない。世界にそれを知らしめる人と国、それが日本と言えようし、これからが日本の時代と開く気配が漂いを見せる中、さらに「和貴」を自覚して２１世紀、令和を歩まねばならない。言う迄も無いが、我らの骨の髄まで染み込んだ「和貴」が、最も嫌うもの、真逆敵視してしまうものとは？、まぎれもなく「嘘」であり、輪を作って和は有るが、輪の中に嘘は、暗鬼の地獄しか浮かばない程の性悪罪で嫌悪排他の罪悪に位置するもの、もう一つは、人の陰口、悪口、誹謗、中傷は「和貴」の世界では、許され難い罪悪とされる。・・・　何時も、中学生で解る分、と言う割に、いつもいつも小難しくする完結だけど、抽象表現に頼れば、またもまたも抜けられない。

そして、何度も言うが「和貴」は十七条憲法の一文だ。こんなに国民の心に沁み込んだ憲法条文は、世界に存在するだろうか？近代日本のドイツ流帝国憲法も、現アメリカ製憲法も、この「和貴」の心で解釈されたなら、これから先に、どんな憲法条文を持って来ようとも、運用は大して変わらないのではないか？そう思えてしまうのだ。
変らない、を思ってしまうのと同時に、この「和貴」を貫く知恵と言うものは、日本人を、これだけ利口に、進化させてきた力と認めなければならない。「和貴」は誰かが成してくれるもの、との掌握では成せないものであり、個々、自分が実勢して貫く信念と眼を持つ、これが技術進化での前で、真摯と言う想創力を生んでいた。これがまた、唯一無二の国民に仕上げて来た、そう育て力にも成って来た。それは今後もだ。
今や、どんな状況に世界が変化しても、変わらないに日本人の持つ「和貴」これまで海外各国に日本が「優柔不断」に映った心では有るが、裏面には、日本人が「優柔不断」を成している自覚も無ければ、思われている自覚も無かった。事が起これば、理解が浅くても「是か非」に加わろうとする国、国民とは異なのである。自分達が、この「和貴」を真髄としている事を自覚を高めて、毅然と発言や行動を示す事で、理解を得られようし、この心の広まりは、未来に向け、世界を平和にして行
く事を信じる事であろう。