４サイクル化してでも生き残って！ロータリーエンジン１

素人が言う前に、開発会社「マツダ」でもう研究済みとは思うが、２０歳代のモータリーゼネレーションで、ロータリー車に乗って、そのロータリ―にドラテクを沢山身に着けさせて頂いた御礼として、愛情からの戯言を言わせて頂く。それもこれも、ロータリーエンジンを、博物館行きにしたくない思いから。何故？ロータリーでドラテクが身に着いたか？その一番原因は、２５００rpm 以下では、トルクが出ずに燃焼も走行もくすぶる現象を持ち合わせていたから。回転を２５００rpm以下に落とさない為に、タコメータ運転の為、トウ＆ヒールやダブルクラッチを使って対応していた事、そこからレースドラテを本を読んで理解も出来きて、多くの引き出しを持た
せて頂いた。正に、スポーツ、レーシングをも堪能させて貰って、振り返っても恩義ある車だった。軽量、コンパクト、高出力、だけど大飯食らい、イメージのロータリーエンジン。日本人は何故か？大飯食らいは嫌いなようで、利点沢山を以てしてもレシプロ４サイクルエンジンに取って代わる事は無かった、並び立つ事も一刻でしかなかった。今こうした感想を吐露する自分は、前述のように、２０歳青春時代にはロータリー車を好んで、気に入って乗り回していた一人でした。当時のロータリーエンジン車は静かで速いけれど、低回転域が被り気味で愚図った走りをする癖ある車で、レシプロ車と共に、かっ飛ぶにも、工夫を要した。今考えれば、この癖がレーシングエンジンそのものに似て、このエンジンを乗りこなす事、イコールレーサーまがいのテクニックも身について、私には、「運転を教えてくれた車が、ロータリーエンジン車」であった訳だ。