日本の起業率が低い理由を考える　３

村八分の意識は、悪きも良きも仲間外れ

村八分は日本特有でもない、どの国家、どの集団にも有るものだ。日本に残る村八分意識も悪い事とも思わないし、改革で無くせとも思わない。ただ現代は、全世界が近くなったことを鑑みれば、人が羽搏こうとする足枷に働かない事。これだけが懸念なのだ。成人の羽搏きに、結婚の羽搏きに、皆々祝いもするのに、「絵描きになる」「文学を目指す」「社長になる」を言った途端の大ディスタンス取り態度で、「頑張れ」の一言もない。個として目指すから、迷惑も掛けないのに、「近くにも寄ってくれない」村社会も村社会だが、もっと言えば、親兄弟も親戚も、大ディスタンス。そういう夢を持たせないのが親切、と言わんばかりに。見方では親切で、一方では妨害に近い。
これを、平気に振り蒔かれては、この場所で芽を出す事は無理と絶望する。大都会ではこの雰囲気は稀有だが、その代わりには、隣の人の名さえ知らない孤立の都会。こうした背景が、なぜ発生して蔓延るのか？それも、教育レベルが同等だから、同等のアドバイスがその形。「トップ教育を受けたトップが、例えば、寅さんに言えば、寅さんは「頑張れよ」って言う。つまり「寅さんが映画になった時代には、毛寅さんは消えていた」んです。で、現代は、「頑張れよ」ではなくて、遠くにいて見守る態度が大勢。こんな「負的な村八分をどう変えるか？」日本人が日本人の幸せに埋まるのではなくて、視野を広げて、世界から日本を見る事。世界から日本のとる行動を選ぶ事。この目線が出来る事で、初めて起業、創業に、努力を見る事になろうし、どう云う努力が必要の言える。これこそが、こうした意欲意識の「頑張れよ」になる。教育、教科書、教義も、今まで日本観だ　　　け、を世界観からの教育、教科書、教義に進歩させる事が日本から世界人を輩出する土台と思う。
日本人として出来ない訳ではない、能力も無いわけではない。ただ、それは日本に大事件や大危機が訪れた時にしか発揮されない。発揮する機会が訪れて、能力も養われても懐深く治めてしまい、進化の脱皮もせずに、元の旧態依然の日本平穏の村八分体制に戻ってしまう。これは自分の中にもある性格なのだが、ハングリー精神に乏しく、何時でも「その時が来れば、力が出せる」場面待望観念で自分を、ハングリーに追い込めない。結果はハングリーなチャレンジャーには差を付けられて終わる。ハングリーもそれ以上の欲も持てないで、本当にハングリーなチャレンジャーに勝てる訳も無いのだが、これも幸せの衣、なかなか脱げない衣。これが、日本と言う幸せ国家の反面負と思うのだ。誰もが、笑顔の毎日、と言う頂点に低い日本ドリームと、一市民が世界へ駆けあがるアメリカンドリーム。この差の穴埋めは、日本古来の心、世界平和の実現で成せないものか？この心で日本も脱皮できないものか、と願っている。　　　

リアル時事に一言、二言

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マイナンバーの不思議？

マイナンバーカードを作るように、督促か？勧められているのだけれど、どうして最初からカードでは無いのでしょう？個人の自由の事を言って置きながら、次には金が与えるから作れ、と、いったい何なのでしょう？不思議な事です。理由が有るなら、真っすぐに言ってもらえれば、作らないでも無いのだけれど、もう一つの疑問も有る。カードを作るのに、些少の費用が掛かる、これは飲むとしても、写真の必要性が解らない？？？マイナンバーは更新カードでは無いと認識するが、子供の時にカードを作ったら、ズーッと子供時代の写真でカードを持つのか？人は５年、１０年もすれば、顏も事情も変った姿をする、顏にしてもそうだ。「こういう使い方をするから、写真も必要」と言ってくれたらいいのに、カードで本人確認をも必要と言うなら、「指紋や瞳孔」の方が有利だし、将来は生体判定は顔ではなくなると思うし、何なのでしょう。教えてもらいたいものです。将来、運転免許証のように、３年５年更新にすると言う事？私も天邪鬼なのか？偏屈なのか？他の人は、よくよく判ってる事なのか？日本国民の一人を拒否する気も無いし、でも真意を隠したように迫る事は、日本国としてやって欲しくもない。時代としてもデジタル化処理、行政も伴う事も理解しているつもり。だからこそ、真意を伏せたような作成推奨は頂けない。でも、従う、従わないではなくて、やり方の「好き嫌い」ですけどネ。日本人はどの国民よりも理解力は有るんだから、理由が有るならストレートに願いたいものです。