ＧＡＦＡ　この勝ち組を打倒せよ！！５

先ほど「スタート台さえ作ろうとしない」と言ったが、国の中枢の出世物語でも、何事も起こさないで経年を積む事が出世の土台と言うものもある。配下の国民に発想が有っても、具現化がどこかで阻まれている感、「未来に向けて方向性を国民に説く一方で、それに準じた出世物語を見せずに、中枢の人々は、ひたすらに危うい冒険を避け、失敗に関わらないように努める。これでは、崇めて見る平民も、冒険と開拓など成そうとする筈も無い。昔も現も、でも日本は、それでも世界先進に着いて行き、進歩もしてきているから大したもの。ここには、本当に根深い「何か？」が有る。それは国中枢も国民全体も薄々は解って居る事、なのだろうが、どうでしょう？言い方も抽象的にしか成らないのだが、「一つ成そうとすると、一つが壊れる」壊れる一つが、失いたくない。別の言い方をすれば、日本人は、現状大事で、現状を工夫改善で良くするのは、得意中の得意、物事の便利改造が得意、だけれども、日本の体制に関わる革新、そこの視線で見える変更や革新には、タブーの心を持っているように思える。それが、何に依るものか？分かっていそうで分からない、天皇国体を護るため？でも、天皇と共に「八紘一宇」も心も有れば「大御宝の心」を実現しようとすれば、「小さい心、狭い了見ではいけない事だし、大きな発想を拒むに値もしない？　結局、天皇家は国民にとって「手中の珠」天皇と天皇国体が大好き過ぎて、言っても触っても壊れてしまいそうな大好き存在なのだろうか？などと邪推する。　自分にもある。でも天皇国体は、そんな制限はしないし、大きくてもっともっと自由なはず。

日本は昔から、餅屋は餅屋社会の専門集団だ。近代化を目指し、近代化を成し進んで発展に力を発揮したもの、「餅屋は餅屋」高度成長時代に専門化、さらに分化して総合力とした。そう言えば、８０年代「マルチタレント」が言われた時代も有った。が、現在はまた専門家時代に戻ったと言えよう。弊害は、専門部門同志、独立尊重で意見も苦言も投げかけない事。弊害はともかくも、車製造に例えると、事が良く見える。車は「部品を優秀にする事で良い車にする事が出来る」つまり餅屋の揃い踏みで良い車の地位は築けた、がそれは、車と言う概念図が有っての事。車の進歩までは貢献できるとしても、次世代の車、これまでとは違う概念の未来の車を、と言われた時に、声を失うのが日本。これに対して身構えてコンコンと発想も生み重ねるのだが、実現に
届かない、それまで何も考えて居なかった例えばアメリカでポンポンと次世代車がコンセプトされたりする。部分タレントは有っても全体タレントが無い、日本の問題点がここにある。タレントも育ちつつあるので深刻ではないが、タレントを云うのではなく、今はタレントを世に送り出そうとしないシステムの欠如を問題にしている。国家と言う図面書き、将来と言う図面書きを問われた時に「餅屋は餅屋」と言う日本人だが、「はて？全形図の餅屋は、だれ？」になる。

リアル時事に一言、二言

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