今回の話しは長くなると思います。

本来なら【アメ現】にする内容なんですが

あえて多くの人に感じてもらいたいことなので

一般公開しておきます。











前回、言ってたのは母方のばあちゃんでして






母を連れ福岡へ



途中で母の妹と合流し、ばあちゃんに会ってきました






『ばあちゃん』





『と・と・と・と・ときおか?』





母方のばあちゃんに会うのは久しぶりです





なんとか僕の名前が出てきたみたいです(笑)









ばあちゃん、驚くほど顔がやつれ


弱っていました





ばあちゃんは肺癌です


それももう末期の・・・





そのことをばあちゃんはまだ知らない様子でした








『こんなに管を通されて毎日苦しくて仕方がない・・・』



『いつまでたっても良くならない・・・』




『私、薄々感じるんだけどこれは癌があるんじゃないかって?』






僕らは何も言えず


ただただ変な表情を顔に出さないことで精一杯でした・・・




看護師さんが

先生がお話があるのでと

ばあちゃんと僕らは別室に集められました




この日、医者から大事な話をするので

来てくださいと呼び出されていました



だから何の話をするかは

ばあちゃん以外僕らは感づいていました





昔は、家族の同意さえあれば告知なく

手術や治療を出来たのですが・・・

今はそうもいかず本人の了承がないと手術はできません






ばあちゃんは脅えていました

『寒いなぁ寒いー』と言ってましたが


部屋はむしろ暖かく

ばあちゃんなりに恐怖からくる震えを誤魔化してたのを

僕らにも伝わって来ていました







そんな中、医者が入ってきました





医者は○○さんね

最初は肺に水が貯まっていて~・・・


と、今までばあちゃんに施していた治療を

遠まわしに説明していきました


でも、なかなかよくならない

これはおかしいなってことでもう一度よく調べました、と・・・



もちろんここまでの話しは医者がばあちゃんに

嘘を言っているのは僕らは知っていました






ばあちゃんは察知していたんでしょうね


子供のように泣きながらうなずいていました




そしてついに・・・


CTスキャンの写真とともに肺に大きな影があることを

そしてこの影が癌であること

悪性腫瘍であることを告げました



薄々感づいていたばあちゃんも

はっきりと医者の口から聞かされた瞬間


咳き込みだし、息もままならない状態に・・・


健康な僕が聞いてても息苦しくなるような内容でした

母達も泣いていました・・・



そんな中、医者は


淡々と癌細胞の説明と癌の進行状態を話していきました



僕はそのとき、苛立ちを抱きました







医者は身体の病は解っても

心の病は見えないのかって?


いくら業務上説明をしなきゃいけないとしても


ばあちゃんが泣き苦しむなか淡々と

まるで機械のように専門用語でばあちゃんには理解の難しい

聞いても意味のない話を長々出来るもんだなって!



僕は今すぐにでも医者の胸ぐらを掴み


『だまれ!』


と言ってしまいそうな感情を押し殺すので一杯でした











癌の治療法は3つ




1、摘出手術

2、放射線手術

3、抗癌剤



ばあちゃんの容体ではもう1、2は手遅れだと・・・




残るは抗癌剤のみ




でも、抗癌剤はものすごい副作用の苦しみと

肺炎を起こす恐れのあるとても怖いものです!





実はばあちゃんの娘の一人は

40歳という若さで癌で亡くなっています


ですから抗癌剤での苦しみを肌をもって

ばあちゃんは知っているのです





ばあちゃんは

『抗癌剤だけは嫌だ嫌だ』

『痛いのはもう嫌だ』

『家に帰りたいよ・・・』



『どうせだめならもう何もしなくていいから・・・』


『家に帰りたい・・・』




と、まるで子供のように嘆くばかりでした



僕はこんなばあちゃんを初めてみました・・・





医者の言い分としてはこうでした


今は昔ほど抗癌剤の副作用は少ないですし

肺炎の恐れも100人に5人ほどです。


治療を受けるかどうかは○○さん次第ですし

強制はしません!


後はご家族と話し合って決めてください!






そう言うと医者は話を終え

出て行きました





その後に僕らと医者とだけの話しをしました


正直、抗癌剤治療は延命治療です


何もしなければもう数ヶ月・・・


治療を受ければ1~年は伸びる可能性はあります。と・・・









これは最大の決断が強いられると思います



家に帰りたい帰りたいと言っているばあちゃんを


病院に残し辛い治療を与え生きながらえてもらうのか?


それに騙してることにもなる。


ばあちゃんには延命じゃなく、完治の治療法だと伝えてる・・・





それに苦しい思いと毎日、死との恐怖と隣り合わせで


1日を過ごすことに、そんな中での延命は


ばあちゃんにとってどうなのだろうか・・・







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そのあと、少し落ち着いたばあちゃんは



『治ったら温泉に行きたいとねぇ』



と、言っていました






今回のこと、書こうかどうかも悩みましたが


あえて書くことにしました





死は誰にでも来るわけで


ほんとの瞬間はきっと言葉じゃ言い表せないもので






でも僕らは今生きているわけで



今日があるわけで





この今日を、そして今を・・・


大切に感じてもらいたく


感じとってもらいたくて書くことにしました





それと癌細胞ってやつは僕らが思ってるよりも

怖いものです!


早期発見が何よりの治療だと思います!

人間ドックを嫌がってる方は行ってください


また、大事な人を無理矢理でも行かしてください!





そして中盤で言ってた医者へのことも改めました


心がないわけがあるはずないよなって


人の命を救うために医者になったんだから・・・


そうだよな


患者に感情移入しちゃいけないよなって


感情移入したら、手術が失敗したときに後に引きずってしまう



癌のことを患者に伝えなきゃいけない医者も同様


心苦しいことだろうなって・・・




中盤での暴言


訂正とお詫び申し上げます










もう一度言う




僕らには今日が今が




過去でもない未来でもない







今を大切に☆彡