『おいっ、コイツ見てみぃ。オレはコイツに血を送り込んで、爆発させてやるんや。』

これは、私の尊敬する中西学が山の中で腕に止まった蚊を指差して言った言葉である。
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プロレスラー中西学が大好きだ。
理由はデカくて強くてカッコイイからである。

総合格闘技の試合で説明の必要も無く面白かったのは、ボブサップvsノゲイラ、ボブサップvs曙だと思う。
前者はデカイ奴同士のパワーvsテクニック、後者は衝突だからだ。

俺はデカイ奴同士の戦いが大好きでワクワクする。
最高だ!!

そんな私だが、関西格闘界で凄く憧れている柔術家がいる。
柔道界で誰もが知る選手としのぎを削り、身の丈245cm(推定)体重120kg(噂)の超人FIGO選手だ。
初めて試合を観た時にビリビリ痺れを覚え、いつか戦ってみたいと思っていた選手だ。

そして、最高の舞台で試合を組んでもらった。
プロ柔術MATSURIで!!
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試合が決まってからは、100kg以上あるような人と試合をするのは初めてなので、ADCC無差別級元日本代表の永田先生に毎週来てもらって練習をしてもらった。
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修斗では72kgや77kgで試合をしていたので、永田先生の体重ですら未知数!!
重い!
殺される!!

ってなりながらも体重をかけられずに戦うにはどうするか?と言う事を考えて、幾つか作戦を立てて、いざ試合!

入場では柳川淳二の怪談で亡霊として入場。
会場の暗さもあってか、お客さん達を恐怖のどん底に叩き落としました。
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試合開始。
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最初の作戦は私のフザけた柔術衣を見て、目を奪われた瞬間にタックルという姑息な作戦だったが、全くもって通じる気配すらなく敢え無く撃沈。

そこからは真面目に作戦を遂行し、潜りスウィープで2点先制!
しかし、感じた事のないレヴェルの重みにより、足がぶっ壊れかけるトラブルに見舞われたが、何とかパスに繋げるも、抑え込みが出来ず、立ち上がられた瞬間にブン投げられて2-2の同点に。

仕切り直しでスタンドからタックルに行ったが、切られたので引き込んでクローズドガードを取ったら、突っ込み絞めを狙って来たので、私もそれに合わせて腕十字のカウンターで応戦!!


……

………ルルル~フンフンフン~♪

『おいっ、ゲーリー、試合終わったで!!』

という中蔵さんの声で目を覚ましました。

結構長い時間失神していたとの事で、当の私は呑気に夢を見ながら歌を歌っていました。

ぐわぁ!!!
入場5分、試合5分!!
またヤッちまった!!!!!

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※ボブサップにやられた男の図

いやぁ、やはりFIGOさんは強かったですね。
そして、優しかったです。
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今回は最後まで勝負をして、それで負けたので、とても悔しいですが、清々しい気持ちでした。
勝負にこだわった。
試合をすると決めた時から挑戦が始まり、失敗に終わったけど最後まで挑戦する事が出来たからね。
負けるのを怖がって挑戦しないぐらいなら、生きてても意味無いから。
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それにしても、勝ちたかったのぅ。
確かにそのチャンスはあったのだが。。

しかし、普通に生活してたら出来ないような経験をもう何年もし続けてるな。
だから格闘技はやめれんよ!!