飴男[キャンディマン] | 五階から胃薬

飴男[キャンディマン]

私は映画を好んで見る。


今まで見てきた映画について二三お話ししようと思う。



表題にもある「キャンディマン」、私はこの映画が大好きだ。


都市伝説をテーマにしたこの映画は、かなり作り込まれているように思うのだが、どうも大袈裟に捉えているだけかもしれない。

というのは、キャンディマンを見たという友人ほとんどが「何も感じなかった」と言うのである。

おかしい。

単なる都市伝説と夢遊病者の話ではない。


人々の都市伝説への恐怖なくしてキャンディマンは存在できない。


なるほど、深い。


キャンディマンは特定の「怪物」である必要はない。

怖い姿の大男とされているが、別にそうでなくてもいいのだ。

そこにキャンディマンとして存在している者がキャンディマンなのである。


なるほど、深い。


私は妙に感心してこの映画を見た。




「パイレーツオブカリビアン」


映画館に行ったが、10分足らずで寝てしまった。

妻はその10分後くらいに寝てしまったらしい。


エンドロールで目を覚ました私は、その瞬間、気まずさのただ中にあった。

デートである。

妻は私がデート中に寝てしまったのを見て、苛立っているに違いない。

嗚呼、どうすればよいか、厭どうしようもないことだ。


恐る恐る隣を見ると、妻はカリブではなく、もっと遠くの夢の国へ行っていた。


私は胸をなで下ろした。


従って、パイレーツオブカリビアンに関しては、ジョニーデップが出ているらしいという情報以外わからない。



それから妻と映画館には行っておらぬ。




「キャストアウェイ」


私は、基本的にトムハンクスとニコラスケイジの作品には、反射的に飛びついてしまう。


トムハンクスもニコラスケイジも、とにかく面白いからだ。

存在自体が。


わかっていただけないかも知れないが、トムといい、ニコラスといい、出てきた瞬間面白いのである。


トムが

「ウィルソーン!」

と叫んだ瞬間、飲んでいたコーヒーを鼻から出してしまった。


申し訳ないが、ストーリーは思い出せない。

とにかく「ウィルソン」に集約される。




「ターミナル」


とにかくトムハンクスである。


感動作品なんですか。


勝手にいろいろやってはまずくないですか?




「ナショナルトレジャー」


何はなくともニコラスである。


ロマンスとか生まれないから。




「ダンサーインザダーク」


悲しすぎる。

そして、あり得なすぎる。

簡単な選択肢を悉く間違っている気がするのだが。


泣いたけれども。



「リトルニッキー」


洋楽を全く知らない友人と見ていた。


彼はラストの意味がわからず、私もどう説明していいやらわからず、可哀想なことをしたと思った。


テル君、ごめんなさい。




「マンオンザムーン」


悲しすぎる。

誰しもにバラ色の人生が送れると思ったら大間違いである、ということを教えてくれる。




「フォーンブース」


あれを作ったやつに説教してやりたい。


もっと普通に終わってくれ。


誰がああいう結末を望んでいるというのだ。




「マグノリア」


トムクルーズ?

知らんな。


最後の最後のシーン。


笑顔。


あれを作った人に心から尊敬の意を表する。


長ったらしく退屈だと思っていたのが全て吹っ飛んだ。


ありがとう。




「マトリックス」


結局わからない。




「マトリックスリローデッド」


結局前作がわからなかったからわからない。




「マトリックスレボリューションズ」


もうなんだかわからない。







もう映画の話はやめようと思います。


それでは。