51 | 僕の走る道

僕の走る道

人生の迷子、燻り上手な千里眼のぶろぐ

イチローが今季残りの試合に出場しないことが発表された。

 

最初にそのニュースを見た時は何かの間違いだろと思った。

 

これまでのイチローの話や態度から、イチローは指導者になるつもりはなさそうだし生涯現役を目指して、もしMLBに居場所がなくなっても日本なりアメリカの独立リーグなりでずーっと現役を続けていくと思っていた。

 

だからニュースで言っていたような来期以降の出場の可能性はあるといっても、一年近く実践感覚から離れた環境に身を置くなんてありえないだろうと思った。

 

来期以降の出場の可能性。

マリナーズが来期日本での開幕戦を予定している事からマーケティング的な含みをもたせただけの引退勧告。

正直そう思った。

 

イチローという選手は本当にすごい選手で自分にとっては野球の神様みたいな人だ。

ヒットの数ばかりが注目されるけど、走塁や守備、肩の強さ等、野球というものをトータルで考えた時にすべてが最高レベルで揃っている選手。

野球っていうスポーツの魅力を知っている人程イチローの凄さがわかると思う。

 

そんな選手が遂に引退。

そんなことは認めたくなかったし納得したくもなかった。

なによりそれをイチロー本人が受け入れたというのが残念でならなかった。

 

だがイチローの今日の会見での「野球の研究者でいたい」という言葉を聞き、納得してしまった。

限界までやって、MLBで通用しなくなっても他に出来るところでやればいい、というのはプレイヤーでいれるという意味ではずっと好きなことをやっていれるっていう楽しみがあると思う。

でもそうじゃないんだな。

そこにはまだ常に進化しよう、もっと上手くなろうっていう思いとかがあるんだろうな。

そしてそれをより長く続けていけるような提案が球団からあった。

現状を維持しようってのではなく、第一線に近い場所でもっともっと野球を極めていこうっていう中で、さらにそれを磨けばまた試合にでれる可能性も残されているという環境。

それは球道者にとってある意味では理想的な環境なのかもしれないと思った。

 

これから一年、イチローの活躍が見れないのは寂しい。

でもきっとイチローならもっともっと進化して帰ってきて、また僕たちに夢を見せてくれると信じている。