使い捨て月経カップの話の続き | 子宮を取る権利

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子宮内膜異型増殖症になり、子宮全摘した人の体験談。

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こんにちは。

生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。

当店では生理ナプキン補助製品である「シンクロフィット」や、吸水サニタリーショーツの「ガールズリープ」「ムーンパンツ」を取り扱っています。

ぜひともよろしくお願いします。

 

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先日のブログで使い捨ての月経カップのことを書きましたが、feminakのX(Twitter)アカウントからレスをいただきました。

 

https://x.com/feminak_gi/status/1711260461734453279?s=61&t=Mx-taVdzMGZVNkmMw36Qhg

 

ご興味いただきありがとうございます🫶

材質を追記しましたのでぜひご覧ください😌✨

feminak様、わざわざありがとうございます。

改めて使い捨て月経カップ「repie」のサイトを紹介します。

 

https://feminak.inaki.co.jp/products/repie

 

 

 

 

環境にも配慮したバイオマス素材配合の医療用エラストマーを使用しています。

 

とのことです。

 

以前、月経カップの素材について当ブログでも触れましたが、再度。

 

https://ameblo.jp/garnetmoonkm/entry-12664355348.html?frm=theme

 

 

 

 

日本で手に入れられる月経カップの9割ほどはシリコーン素材ですが、「メルーナ」はTPE(熱可塑性エラストマー)を採用しています。

 

わたしの記事では「TPEはプラスチック」と書きましたが、植物由来のTPEも存在するようです。

 

https://sm.plabase.com/news/10387

 

 

 

 

ただ化学的なサイトを見ても頭がこんがらがる一方なので、ここではそんなのがあるよという紹介に留めておきます。

 

さて。

シリコーンとTPEの比較を検索すると、月経カップの他に「哺乳瓶の乳首」が出てきます。

哺乳瓶は赤ちゃんが産まれて初めて接する「食器」のため、安全性はそれこそ厳しく検査されているでしょうし、哺乳瓶の消毒に使う「除菌用ミルトン」を月経カップの消毒に使用されている方もいらっしゃいます。

 

そこで、月経カップの「インテグロ」のサイトより。

 

https://integro.jp/blogs/blog/disinfect-menstrual-cup-with-milton

 

 

 

 

医療用シリコーン製の月経カップの消毒に、メルーナカップ用の「ミルトン」や、ミルトン以外の哺乳瓶消毒用の次亜塩素酸ナトリウムが主成分の薬液、錠剤等を使うことはできません。

 

理由としては

  • 交換頻度の違い
  • 口腔内と腟のpHの違い(口腔はほぼ中性、膣内は弱酸性)

だそうです。

まあ哺乳瓶って毎日使うけれどせいぜい2年くらいでしょうし、その間に赤ちゃんも成長しますから何年も同じものを使うことは考えにくいです。

月経カップは丁寧に使えば10年保つといいますが、そのためには刺激の強い薬剤を避け、低刺激の洗浄剤で洗って煮沸するのが必要となります。

 

さて、使い捨て月経カップも洗ったら再利用出来るんじゃね?と考えてしまうのがケチな価値観。

 

しかし、わたしの予想では

  • たとえ1〜2回は使えたとしても、一般的な月経周期の5日間は保たないんじゃないか
  • 再利用して健康を害したとしてもメーカー保証はしないだろうし、保険治療も使えないだろう

といったところ。

 

熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック 

https://www.gomutimes.co.jp/?p=156231

 

 

 

このサイトの説明によると、TPEは耐久性や繰り返し疲労性に劣る、とのことです。

耐熱性もシリコーンよりTPEのほうが下回ります。

おそらく使い捨て月経カップの耐熱温度は水の沸騰温度の100℃を下回るんじゃないかと。

 

https://www.toishi.info/sozai/tpe/tpe_heat.html

 

 

 

 

製品の耐熱温度が100℃以上なら煮沸できますので、マグカップなどに水と製品を入れて5分間ほどレンジアップで済むし、その間にちょっとくらいは目を離してもそれほど問題ではないでしょうが。

 

もし耐熱温度が80℃の製品を自宅の鍋とか電子レンジとかで煮沸消毒しようとしても、常に温度計と睨めっことか、80℃で保温してくれるケトルとか用意しないといけません。

 

それなら使い捨てにしたほうが、月経カップの長所と使い捨ての長所を両方取り出来るでしょう。

 

月経カップの使い心地と手入れの仕方をよくコンタクトレンズで例えられますが、

  • 洗浄して何度も使う通常のコンタクトレンズ(従来の月経カップ)
  • 手入れ不要な使い捨てられるデイリーコンタクト(使い捨て月経カップ・使い捨て月経ディスク)

その中間にあたる1周期だけ(1週間だけ)使える月経カップや月経ディスクって開発されないでしょうか?

使い捨てカップやディスクだと、数日泊まるときには日数分に合わせた個数を持っていかなきゃいけないですし。

 

コンタクトの話になっちゃいますが、わたしがコンタクトレンズを使い始めたときは長期利用のコンタクトでしたが、現在はデイリーコンタクトしか使いません。

普段はメガネで旅行とかイベントなどのときだけコンタクトを利用するので、従来のコンタクトより使い捨ての方が経済的で手入れが楽です。

 

月経カップとかも都度利用でいいなら使い捨てを考えてみるのもいいかもしれません。

 

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