『オマタ サワッチャ イケマセン!』? | 子宮を取る権利

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子宮内膜異型増殖症になり、子宮全摘した人の体験談。

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こんにちは。

生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。

当店では生理ナプキン補助製品である「シンクロフィット」や、吸水サニタリーショーツの「ガールズリープ」「ムーンパンツ」を取り扱っています。

ぜひともよろしくお願いします。

 

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あなたは幼少の頃、親から、あるいは幼稚園や保育園の先生からこう言われたことはありませんか?

もしくは現在、ご家庭や保育施設などでお子さんを育ててらっしゃる方も、この言葉を言ったことはありませんか?

 

『オマタ サワッチャ イケマセン!』

 

これは幼少期における「性教育」のファーストステップであるとともに、日本の性教育における遅れでもあるかもしれません。

 

まず、この言葉を言われる最初の段階。

 

小さな子どもの頃は、衛生観念もマナーも判りません。

そして手に届くものは全て好奇心を刺激します。

 

「お股」はそんな中、人体の中で一番手に届きやすいところにあります。

 

ところが、親や幼稚園や保育園の先生から『お股触っちゃいけません

!』と強く言われます。

それこそ未就学児の場合は理由とか状況とか条件とか判らなくても仕方ないので、言われた子どもはその言葉を守ります。

 

理由としては

⚫︎不衛生な手で股間を触ると、雑菌が粘膜から侵入して病気の恐れがある

⚫︎人前で股間を触る行為はマナー違反であり、周囲を不快にさせる

この二つが大きな理由でしょうか。

 

しかし、未就学児がその理由を聞いたことがあるかどうか。

あったとしてもちゃんと覚えてないでしょう。

 

それから十数年後、デリケートゾーンを洗うときや、タンポンとか月経カップなどの挿入型の生理用品を使うとき、場合によっては性行為そのものを行うまで本当に「お股を触ったことのない」人がいるらしいです。

 

トイレでもペーパー越し、お風呂でもタオル越しでしか触れてなく、女性であるからこそ他人の女性器の構造も見たことがないという経験も多いみたいです。

 

以前にも書いた、障害者介護でも、障害者当人は生理用品としてタンポンを使いたくても、介護をする側がどこに挿入したらいいのか判らないという事例もあります。

 

https://ameblo.jp/garnetmoonkm/entry-12712116733.html?frm=theme

 

 

 

 

股間を洗う時もまあまあ大人の人が「あまり触っちゃいけないと思ってお湯で流すだけにしていた」という話も聞きます。

 

「お股を触っちゃいけない」のは「不衛生な手で」あるいは「人前で」触っちゃいけないのであって、逆に言えば「衛生的な場所と手で」「自分一人の時は」触ってもいいんです。

 

海外の子ども向けの性教育では「自分一人の時に、鏡で自分の性器を見てみましょう」というのもあります。

自分の体なのに構造を知ってないのはおかしいという考え方もあるかもしれません。

 

そして「お股」は尿道・性器・肛門など、常に粘膜で汚れやすい環境にある上に、皮膚が薄くかぶれやすい場所でもあります。

 

必ずしも高級なデリケートゾーンソープを使う必要はないかもしれませんが(でもよかったら買ってね)、しっかり泡を立てて指先でヒダの間の汚れを落とすように洗って、泡が残らないようにすすげば、デリケートゾーンのトラブルの何割かは解決します。

これで解決しない人はデリケートゾーン用の塗り薬、あるいは別の要因があるなら婦人科へ行ってください。

 

日本はタンポンや月経カップなどの普及率がまだまだ低いです。

それらを使用している人は「使わないなんて勿体無い!」という二極化に陥ってます。

個人の経験になりますが、わたしは過多月経だったためナプキンとタンポンを併用しないと経血の量が間に合いませんでした。

量が少ない日もタンポンだけをつけてショーツは通常のを使うためナプキンかぶれを避けられた日もありました。

 

みんながみんなタンポンや月経カップを使えとも言いませんが、使えたら楽なのに「お股触ったことがない」おかげでタンポンや月経カップに恐怖心を感じているなら、「衛生的な場所と手で」「自分一人の時に」自分のお股の構造を一度確かめてみるのも必要なことかもしれません。

 

ただ、挿入型の生理用品に拒否反応が出ることもありますので、タンポン派や月経カップ派はそれらを使えない人に強要はしないようにしましょう。

 

たまにいるんですよね。体育の先生(女性)が「プール見学だなんて軟弱な。タンポン入れれば泳げるはず!」とか言うの。

中学生高校生なんて月経初心者なんだから無理させんでいいと思うんですよ。

 

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