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生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。
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先日、某ネットセミナーで、「エストロゲンの減少が原因で指の関節の不調が起きる」というのを知りました。
セミナー内容は会員向けの動画なんで、その動画を多分直接リンクするのはダメなんだと思うので、このセミナー以外での出典を元に今回の記事を書いていこうと思います。
このセミナーでも紹介された、「日本手外科学会」のHPが総合的かつ客観的に判りやすいのではないかと思います。
http://www.jssh.or.jp/ippan/index.html
まず、改めて女性ホルモンについて。
初潮教育から妊娠・出産、更年期関連のあちこちで同じような説明がなされますが、初潮が始まる前後にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が増え、更年期前後にエストロゲン分泌が減ります。
そして閉経を迎えるとエストロゲン値は急激に低下してその後は増えることはありません。
月経周期との関係ですが、月経後にエストロゲンが増加し、排卵の頃にピークを迎え、次の月経が始まるまではエストロゲン値が下がり、プロゲステロンが優位になります。
ここらへんは「エストロゲン プロゲステロン」で検索していただく方が確実かと思われます
わたしが参考にしたのはこちら。
https://www.meno-sg.net/category/hormone/about_hormone/
さて、エストロゲン低下によって出てくる症状としてわたしが認識していたのは「冷えのぼせ」「肩こり」「腰痛」「ホットフラッシュ」「意欲低下」とか。
それらと関節痛と関連づけて考えたことがありませんでした。
全ての関節痛や指の痛みなどがエストロゲン絡みではありませんが、「ばね指」とか「手根管症候群」などは更年期以降の女性がかかることが多く、また妊娠中や授乳中など若くても女性ホルモン値が安定しない時にも生じやすいそうです。
手外科疾患で女性ホルモンが関連しているのは
- ばね指
- ドケルバン病
- 手根管症候群
- ブシャール結節
- 母指CM関節症
- へバーデン結節
など。
……関節痛などを詳しく調べたことがないので、それぞれの症状がいまいち判らない…
それぞれの症状はわたしのブログより医療系のサイトで調べていただきたいのでこちらのURLを貼っておきます。
http://www.jssh.or.jp/ippan/sikkan/index.html
よく「腱鞘炎」とか言われますが、わたしはその「腱鞘」の意味すら判ってなかったらしいです。
「腱」があるから「腱鞘」があるんですね。(今更なことを言ってますが)
「腱」とはざっくりいうと筋肉と骨を繋ぐ繊維束。
https://kotobank.jp/word/腱-60238
「腱鞘」は腱の周囲にある鞘状の結合組織で、中に潤滑液があって腱の滑りを良くしているもの。
https://kotobank.jp/word/腱鞘-60666
その「腱鞘」が肥大して、「腱」を圧迫して痛みが出たり思わぬ曲がり方をしてしまうのが「腱鞘炎」。
この解釈は自分なりに理解しようとして砕いて書いたもので、正確性には欠けますが、その「腱鞘」の肥大を起こしてしまうのがエストロゲン不足と関わるそうです。
エストロゲンが低下すると、関節や腱の周りにある滑膜という組織が腫れます。関節の滑膜が腫れれば、関節炎が起こりやすく、腱の周りの滑膜が腫れれば、腱鞘炎やそばにある神経を圧迫してしびれが起こりやすくなります。つまり、ヘバーデン結節やブシャール結節、ばね指・腱鞘炎、ドケルバン病、手根管症候群は、全てエストロゲンの低下が引き金となって起こっているのです。
( https://www.手の外科.com/female-sex-hormone
より引用)
指が痛いのとエストロゲン不足って、関係あったんだ!
エストロゲン不足による腱鞘炎などの治療に、エクオール(大豆イソフラボン)を用いることもあるようです。
男性の腱鞘炎などの治療にも、実はエクオールの摂取を勧めることもあるようです。
エストロゲンは女性ホルモンであり、エストロゲン不足を補うためにエクオールを摂取するというと男性には無関係なようですが、男性にもエストロゲンが分泌されるということは同様にエストロゲン不足も生じるようです。
ただ、手の痛みがエストロゲン不足由来なのか、それ以外なのかは診断して貰わないと判りません。
手外科専門医が近くにあればいいですが、それ以外でも整形外科でX線や血液検査で調べられるそうです。
実はわたしも、40代半ばごろから指の関節が痛くなることがありました。酷い痛みでもないので「指の運動不足か」とも思ってましたが、エストロゲン不足も考えられなくはないと初めて知りました。
更年期などの手の病気の治療法としては、保存療法と手術療法があります。
保存療法は安静にしたり、サポーターやテーピング、痛み止めを飲む、注射する(2〜3回まで)など。
手術療法は注射が効かなかったり、日常生活に困るほど曲がったまま伸びない時などに用いられるそうです。
サポーターも包帯や、病院によっては金属製の指輪みたいなデザインのもあるそうです。
手指の痛みも、手の「生活習慣病」だと考えて、医療や周囲の人に頼るのも必要なことでしょう。
整形外科で手の痛みを訴えるときに「更年期は関係ありますか?」と訊いてみるのは、決して不思議なことではありません。
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