「私の知らない月経の話」(著:安堂友子)7巻感想 | 子宮を取る権利

子宮を取る権利

子宮内膜異型増殖症になり、子宮全摘した人の体験談。

ネットショップ生理用品専門店「ガーネットムーン」
https://garnetmoon.stores.jp/

ブログは毎週木曜日午前0時アップ!
初めての方は https://ameblo.jp/garnetmoonkm/entry-12543981155.html からどうぞ。

こんにちは。

生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。

当店では生理ナプキン補助製品である「シンクロフィット」や、吸水サニタリーショーツの「ガールズリープ」「ムーンパンツ」を取り扱っています。

ぜひともよろしくお願いします。

 

https://garnetmoon.stores.jp

 

 

 

 

ここで何度か紹介しているコミック、「私の知らない月経の話」の最新刊7巻が出ました!

 

 

 

日本では若い(特に10代の)人が婦人科にかかりにくいという話はよく出ます。

それは内診が怖いとか、性器を見られたくないとか、近所の人などに見られたくないとか色々原因がありますが、親が反対するというパターンも多いらしいです。

それこそ子の体調管理は親の責任なんだから、生理用品も親がちゃんと買うべきだし生理不順があるなら婦人科に通わすのも親の義務です。

それでありながら、世間体だのなんだの気にして婦人科に行かせないのは虐待だと考えてます。

 

これも何度か書いたかも知れませんが、母親が生理痛を理解できないために子の生理痛を大したことないと見逃してしまうということも。

 

あと、あるのかないのかどっちでもいい処女膜に左右される迷信ね。

そもそも膜じゃなくてヒダだし、そんなもんあってもなくても健康に何も差し支えないものを無駄に大事にする必要なんてないです。

そのあってもなくてもいい処女膜を傷つけたくないためにタンポンを遠慮してしまうパターンもあったりして。

そもそも月経血が出てるんだから、膜なんて張ってないっての。

 

あと、月経のことをオープンにするのと個人のプライバシーを守るというのは両立できます。

わたしなんて結構「数年前に子宮取っちゃって〜」とか気軽に言えるんですが、他の人にその気軽さを求めちゃいけないですし、「アンタそろそろ生理なん?」って言うのはハラスメントです。

 

わたしはフェムテックを世界36億人規模のマーケットだと信じて動いているのですが、残りの36億人(=生物学的男性)が月経を判らない為にどう捉えればいいのか悩むこともあるようですが、先日このツイートを見て納得しました。

 

https://twitter.com/sakko_t0607/status/1412151670134296576?s=21

 

 

 

 

「彼女(恋人)がいなくても、いつだってクラスの女子のうち4人に1人は生理中なんだから、日頃からジェントルに」

 

それは男性だからジェントルにしなきゃいけないんじゃなくて、女性同士でも当てはまること。

日頃誰かが生理中なんですし、辛そうにしてたら重いものを代わりに持つとか、席を誰かに譲るとか、そんなんでいいと思います。

 

そして相手から無理やり聞き出すんじゃなくて、言いたくなった時に言えるような環境を作るのが、周りの人たちの思いやりなんじゃないでしょうか。

 

オンラインショップ「Garnet Moon」https://garnetmoon.stores.jp/

ブログ「子宮を取る権利」 https://ameblo.jp/garnetmoonkm/

Twitter https://twitter.com/garnetmoonkm

Instagram https://www.instagram.com/garnetmoonkm/