漫画「私も知らない月経の話」(安堂友子:著)感想 | 子宮を取る権利

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子宮内膜異型増殖症になり、子宮全摘した人の体験談。

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こんにちは。

生理用品専門店「ガーネットムーン」のmiyaです。

当店では生理ナプキン補助製品である「シンクロフィット」や、吸水サニタリーショーツの「ガールズリープ」「ムーンパンツ」を取り扱っています。

ぜひともよろしくお願いします。

 

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今回は、安堂友子先生の漫画、「私も知らない月経の話」を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在はデジタル書籍ですが、完結したら紙の本でも出て欲しいです。

 

現在、1〜6巻まで発行されてます。1巻は現在無料!

1冊あたり100円くらいなんでちょっとだけ読んでみたいという人にも優しい価格。

 

安堂先生は小学生の頃から生理痛が酷く、色々対策をたてるものの上手くいったりいかなかったりを繰り返し。

現在でも大変な月経、昔はどうだったのかという歴史を多角的に捉えています。

 

1巻はまず、安堂先生の月経歴。月経時には動けなかったり、月経1週間前から鎮痛剤を手放せなかったり。

こんなに苦しいんだからなんらかの病気が隠れてたりしないのかと婦人科に行っても「特に異常なし」という結果しか出ない(機能性月経困難症)らしいです。

現在はピルで小康状態らしいですが、ピルに行き着くにも紆余曲折あったそうで。

 

そこから生理痛を引き起こすホルモンの作用、顕微鏡などの開発で医学的に月経のしくみが判ってきた歴史、宗教などの不浄扱い、衛生概念の歴史、生理用品を含む下着の歴史、入浴と月経、出産と医療、更年期、ピル…などなど、読みやすい絵柄なのに取り上げるテーマは広くて多角的!

 

全体的にライトな読み心地ですが、世界的に使われている生理用品やピルなどが日本に入ってくるのが異様に遅かったとか、月経を不浄視することで女性に対する無駄な偏見とかをズバッと指摘していて頷きたいところも沢山。

 

「私も知らない…」を読んだ後に田中ひかる先生の「生理用品の社会史」を読むと、月経の価値観が変わります。

 

田中ひかる先生の本は図書館でも置いてると思います。

安堂先生の本も紙の本になったら並べて置いて欲しいな。

 

 

 

 

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