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星読み≒星占い。「青は藍より出でて藍より青し」といきたいものです。書き手は星読みあきこです。

こんにちは。GARNET LIGHT 遥佳です。

思うところあって、今年の2月、節分の頃に、以前のブログにアップした記事を再録することにしました。


きりのいいところで分割しますが、たぶん記事数は10件を超えることになると思います。


初めて読む方も、読んだことのある方も、どうぞお楽しみください。



以下、どの記事に何を書いたか、ここに簡単な案内をしておきます。




2012年を読む ~1~ ごあいさつ up!!
 
 更新開始前の意気込みを簡単に

 全体的に何を読んでいくのか、という軽い説明



◎ 2012年を読む ~2~ up!!
 
 冥王星について パート1
 
 冥王星=@@なんてなんぼのもんじゃい天体説
 
 冥王星いて座時代のこと


◎ 2012年を読む ~3~ up!!
 
 冥王星についてパート 2

 冥王星がもたらすであろう社会の変化



◎ 2012年を読む ~4~ up!!
 
 冥王星についてパート 3

 冥王星と人の進化



◎ 2012年を読む ~5~ up!!
 
 海王星について パート1

 ホームグランドへの帰還


 境界を無意味にするもの



◎ 2012年を読む ~6~ up!!

 海王星について パート2

 想像力=創造力=作り上げる力


 自由に境界を越える 玉石混淆 3天体とオカルト



◎ 2012年を読む ~7~ up!!
 
 海王星について パート3

 「心の時代」「人の内面世界の時代」「個のバリエーションの時代」


 心による侵蝕 だからこそのマテリアルワールド



◎ 2012年を読む ~8~ up!!
 
 海王星について パート4

 お金について



◎ 2012年を読む ~9~ up!!


 天王星について パート1


 新しいことに向かう衝動



◎ 2012年を読む ~10~ up!!


 天王星について パート2

 常識やルールの天敵


 おひつじ座について少しだけ



◎ 2012年を読む ~11~ up!!


 天王星について パート3


 冥王星 スクエア 天王星



   ◎ 2012年を読む ~12~
 天王星について パート4

 小さなパイ乱立時代 

 共有性から共時性へ



◎ 2012年を読む ~13/END~ そして最後に
up!!

あとがき



以上になります。
・・・・・・ ということで、「2012年を読む」はここで終わりたいと思います。


ここからは後日譚、のようなものになります。

最初の「総合案内所」にも書いたとおり、この記事は以前のブログに、今年の節分の頃から書き始め、きりのいいところまで書けたその都度アップしていったものでした。

いろいろあった1年でした。

出会いも別れも、もう経験できないであろう事も、初めて経験する事も、本当にいろいろありました。

それでも何とか、年の暮れを目指して、来年への布陣も考えつつスパートをかけていこうかな、と思えるようになりました。



以前のブログで読んだことがある方も、今回初めてこれを読んだ方も。

それぞれの状況の違いはあれど、どうぞご自分に引き寄せて読んで頂いて、役立つところがあれば、と思います。



この、「2012年を読む」を前のブログから引っぱってきてまでアップした理由は、大きく分けて3つあります。

ひとつめ。

正直なところ、このまま埋もれさせるのはもったいない、と思ったから。

何やかんやいろいろあった今年、実は、ときおり前のブログの「2012年を読む」の記事を自分で読み返していました。

もちろん自分で書いたものなんですが、読むたびになぜか新鮮だった。面白かった。

あえて言うなら、これを書いた頃のわたしは、何かを掴んでいた、というような。

掴んだものが何だかわからないけれど、その余韻がまだ文の間からうっすらと見えるような。

なんででしょう。理由はわかりません。

でも、これを役に立ててくれそうな人はまだどこかにいるだろう。

それに、新しいブログに移ったわたしの自己紹介がわりにもなるかな。

こんな風に思ったからです。


理由のふたつめ。

「2012年を読む」とは銘打っていますが、2013年以降にも通用することを読んだからです。

少なくとも、だいたい2019年までの基調になるぐらい長いスパンについて読みました。


そして最後。理由のみっつめ。

これは、自分へのハードルです。

手荒いバースデープレゼント(笑) 

あ、本当に今日なんですよ。わたしの誕生日。

いて座生まれ、かつ辰年生まれです。

この前気づいたんですけど、いて座は12星座の中で唯一の想像上の生物、半人半馬のケンタウロスのことなんです。

そして龍も、12支の中で唯一、想像上の生物でしょう?

どうりで浮世離れしてると思ったよ(笑)


・・・・・ 余談でした。

多分「2012年を読む」は、これまでのわたしの星読みの最高レベルなんだと思うんです。

いや、誰かと比べてどうのこうの、っていうんじゃないんです。

あくまで自己新です。

だからこそこれを、どこかで超えなくちゃいけない。

それが理由です。


事情があって、過去数年間まともに仕事ができる状況ではなかったので、そろそろ働かなくちゃ、というのも当然ある。

これから年末に向けて、それも踏まえて仕掛けどころ。

何をするか、どうやっていくか、考えなくちゃならないです。

昨日発行したメルマガ で、アメンバーの募集をしたのも、当然それと関係あります。


そして、こんな事を誕生日に言うのも意味がある。

生まれ変わる日だから。

だから、これからの1年を象徴させるような事を、あえて今日したかった。



というわけで、これで本当の終わりになります。

長い文章におつきあいくださってありがとうございました。

そういえば、前回はアンケートボックスを用意したんだった。

ここからもリンクを張っておきます。どなたさまもお気軽に、ご感想をお寄せくださいませ。

アンケートフォームには、こちら からどうぞ。HNでもOKです。


最後に、社会の変化についても、少し読んでおきましょうか。

ええと、これから書くことは、だいたい2019年頃まで続く傾向だと思ってください。


大胆さや独立心をもって、世の中を渡っていこうとする人が増える。

要は、会社やめて独立して自営業者になる、みたいな。

人を集めて起業というよりは、マイクロカンパニー的なものが多いでしょうかね。

自分の生活の糧は自分の力で、誰にも頼らずに得るぞ、っていう人が多くなるでしょう。


ベンチャーなビジネスが次から次へと発生するんでしょうが、淘汰されるのも早いという。

小さなパイはそこら中にあるけれど、すぐ食い尽くされる。

そしてまた新たに、小さなパイが湧いて出てくるという状況が、ハイペースで繰り返されると思います。

だから、オイシイ思いをするにも、それなりの機動力と即断即決が必要になる。

大人数を同時に満たすような大きなパイはあまり出てこないし、それだけを待っていると餓死しかねないのでは、と思います。


それと同時に。人との繋がりにも変化が出てくる。

モノやコトの共有性をベースとした関係から、共時性の関係へと変わる。  

これまでの環境を共通点としてつながるという、ヘタをすると傷のなめ合いに終始するようなぬるい人間関係。

共通することが多ければ多いほど絆が深い、みたいなのが古くさくなってくる。


それよりも、過去のことは関係なくて、今いる環境が違っていても構わなくて、いま、志を共有できるかどうか。

そのただ1点のみ、そこだけがOKなら繋がれる、という関係が今風で、新しいとされるでしょうね。

そのありかたに価値を見いだせるのなら、あるひとつの環境だけでの孤立を怖れる必要はなくなる。

浮いた存在だったり、出る釘扱いされることが、相対的に重要事ではなくなっていくと思います。


古いものをなぞることに、もはや意味はない。

できあがっちゃってるシステムは、今後のことには適用しにくい。それが何であれ。

なんせおひつじ座の天王星だから、オリジナリティがなくては始まらない。

そして、オリジナリティを産み出すのは、その小さな一歩は、目の前のことへの対応を、ほんの少しだけ変えてみることから始まるでしょう。


天王星は、冥王星や海王星と比べるとかなりの部分を人の尺度で計れる天体です。

その意味するところの理解も、あの2つの天体に比べれば難しくははない。

冥王星や海王星よりは、まだリアルだとも言えますから。

それをふまえて、世の中の流れの少し読んでみましょうか。


現在、天王星は冥王星は、ある特別な関連性を持っています。

占星術用語では、冥王星は天王星とスクエアだ、と言ったりする。


冥王星のところで長々と語ってきたことと、当然連動するわけです。

言われるままに何かをやれば、それでよかった時代は終わっている。

自らの頭で考えて目標を定め、それに沿って成果を出す力をつけること。

当然ながら、自分自身の意志と行動とで。

こういったこととね。


わたしの第一印象は、これは穏やかに進行する変化ではないなぁ、といった感じ。

全体的に、物事の変わるスピードがえらく速いし、展開も大きい。

道でいえば下の道じゃなくて高速だし、病気でいえば急性なんちゃら。


かなり身も蓋もない、えげつない感じでプレッシャーがあると思うんですよ。

もう待ったなしなんだ、飛ばなきゃいけないんだ、でも・・・っていうような、じりじりするような感覚を持つ人が多いかなぁ。

でもその一方で、やる気満々の人もいるでしょう。

「やったるでえ」状態で、むしろ武者震いする人が。


この2パターンの人たちの違いは、「目の前の壁が崩れていくこと」に対して感じていることの違いなんだろうと思います。

それに対して、頼るものがなくなってしまう、と感じるか。

縛るものがなくなった今だから、これからは自分を出していけるんだ、と感じるか。


ピンチな状況は、正直いってあるでしょう。

でもそれは、事なかれ主義で安穏としていたい人にとっては、です。


予想外な何かが起こったとき「あらら~」と頭を抱える前に、「これはチャンスだ」と自分に言い聞かせてみてください。

外的変化に対応するために内的変化を起こすならば、その状況そのものがチャンスに変わるのは確かことですから。


でもって、冥王星と天王星とのスクエアな関係は、だいたい2015年に入る頃まで、そのインパクトを増したり減じたりしながら続きます。

なので、こういった傾向もその頃まで尾を引くことになるかと。



でですね、これは新しいことと古いことのガチンコ勝負の図、とも言えるわけです。

古いものが新しいものに負けて崩れ、消えていく可能性はある。

ただし、新しいものに古いものを超える存在理由がない場合は・・・・消えるのは新しいものの方。

古いということだけでは生き残れないのと同じように、新しいという理由だけでは充分ではないのだ。

天王星がおひつじ座に入っている、という状況について、もう少し言葉を重ねたいと思います。


天王星は、「新しいことをする力」だという説明をしましたね。

古くさいものに意味を見いだせないのだ、と。

現状維持なんて、甘っちょろいことなわけです。


ひとつのルールに、みんなが思考放棄して従う状況。

その状況に対して「ちょっとおかしいんじゃない?」って異議を唱えるもの。


つまり、すでに固まってしまって、今後の変化や成長が望めないものから見ると、天王星とは「壊していくもの」です。

常識やルール、長いものに巻かれることに対しての天敵。

「常識」って、単なるローカルルールでしょ? という。


おひつじ座は、12星座の1番目に位置する星座です。

そこからして当然、新しく始める、ということとは無関係ではない。


何でも、「やらされる」ことがピンとこない。というか嫌い。

行為のきっかけ、およびその主体は、常に自分でなければならない。

「誰か」が「行う」ことにはあまり興味を持たない。

「自分」が「行う」ことが何よりも大事なこと。


それは、一種の危機感からくるものだったりします。

何かしていないと生きている気がしない、という。
少し間があいてしまいましたが、今日から天王星のことについて語っていきますね。

その前に、今までの記事の簡単なおさらい。


冥王星は、壊す天体。

でも、壊した後に必ず再生をもたらす。

冥王星がやぎ座にいることを考えると、壊れるのは硬直化した社会の仕組みだろう、という読みをしました。

それとともに、言われるままに何かをやっていればいい、という生きかたが一番損をする時代になる、と言いました。

廃墟の中でともに朽ちるか

頭を上げて再生を誓うか。


海王星は、境界を無意味にする天体。

そして、海王星は165年ぶりにホームグラウンドに戻り、今一番その持ち味を発揮する時期に入っていると。

いろいろよくわからない状況が発生するけれど、心の自由な力にスポットが当たるでしょう、という話をしました。

混沌にのまれていたずらに怖れることなく、逆に吞み込んで身のうちとなすこと。


そして、今回から天王星をとりあげていきますが、軽くこの天体のことを紹介しておきましょう。

天王星は、冥王星や海王星と比べると、比較的近くにあります。

ホロスコープを1周するまでにかかる時間は、およそ84年。


日本人の平均寿命は、今だいたい80年ぐらいだから、人は、ぎりぎり一生かけて天王星のすべての側面を体験できる計算になる。

人の寿命が伸びるにつれて、だんだん身近になってきた天体といえるでしょうか。


天王星は、今おひつじ座にいます。

2010年5月末に本格的におひつじ座に入り、完全に抜けて次の星座に入るのが2019年3月。

それまでが、天王星おひつじ座時代です。


天王星を一言で表現するなら「新しいことをする力」です。

新しいことに可能性と意味を見いだす価値観です。

ゆえに、形骸化しちゃったような古くさいことに意味を見いださない。

誰かの二番煎じほどつまらないものはない。

こういう天体。


そういう天体が、12星座のトップバッターたる、おひつじ座にいる。

独立独歩の気運が高まる、という読みができます。

不安とためらいを抱えつつ、それでやむにやまれぬ衝動で飛ぶ、という。

今行かずにいつ行けるんだ、という切迫感をもって。

「始めなきゃいけない」という衝動に突き動かされる人、とても多くなると思います。

海王星の締めに、もうひとつだけ。


面白いことに、海王星って「お金」とも関連があるんですね。

それも、個人のお財布に入っているお金ではなくて、実体のないもの。

投機マネーとか、株、博打、ギャンブルの方です。

要は、あぶく銭のことね。

国家予算とか、GNPだGDPだっていうのもこっちですね。

ちなみに、お財布の中に入っているお金は、金星の管轄。おこづかいとか。

で、おこづかいを貯めて銀行に預けた瞬間、担当が海王星に変わるって感じです。


投資の世界でよく言われるらしいですが、トレードは感情を売り買いしている、と。

これ、とっても面白い解釈ですし、個人的にはとってもうなずけます。


過去の海王星みずがめ座時代。

だいたい1998年~今年の2/3までのことです。

みずがめ座は、ハイテクと情報網に非常に関連が深い星座。

ということは、今までは情報とツールがあれば、投資が比較的成功しやすい時代だったんです。

先読みが比較的楽にできた。


そして、昨日(2012年の節分)から本格的に始まった海王星うお座時代では、そっち方面はどうなっていくか。

さまざまな人の雑多な感情、欲や恐れも含めてが、今まで以上にしみ出てくる。

つまりは「心」の力がマーケットを席巻する。


そうなると、非常に先読みが難しくなっていくだろう、と言わざるをえない。

今まで通用してきたセオリーが、どうも通用しなくなっていくとかね。

あぶく銭をあんまり当てにしない方がいいかもですね。


あとはですね、昨日、いや一昨日の更新で、国家の中央集権的求心力が落ちるかもようんぬん、っていう話をしましたよね。

地方が元気になるんじゃないかな、みたいな事を。

あと、民間発の社会的弱者への支援の取り組みが増えると思う、という話もしましたね。


これを、上のお金の件と考え合わせると。


やっぱり、地方独特のお金が発生していくかも、です。

ある狭いエリアだけで使えるお金が。

当然これは、世界の情勢や国の意向とは関係がないから、為替レートで稼ぐ、みたいなことができないもの。

価値を認めたものに対して等価値のものを差し出すという、物々交換に非常に近いスタイルのものになるでしょうね。

これはこれで面白い気がします。


さて、海王星についてはいったんここで締めますね。

次の更新からは、天王星について語っていこうと思います。



(追記)

と、いったん締めたんですが、追記です。

「あなたのものはわたしのもの」と「わたしのものはあなたのもの」について。

海王星は境界線をあいまいにする。そこから導きだされるのがこれでしたね。



他人の事情・他人の状況・他人のトラブル。

現実世界だけを見る目でこれを眺めれば、自分にはまったく関係のないことにしか見えない。これって当然のこと。

けれど。

それらにいたずらに心を痛めるのでなく、心の力を使ってそれらを自分の問題として捉えなおすことができるなら・・・

それは何でも自らの糧となす、ってことですね。

成長のチャンスはどこにでもある、っていうことですね。

それができたなら、人ってどこまで強く賢くなれるでしょう。

それはきっと、とても美しいことでしょうね。

さてと。

わたしたちの住むこの世界。

わたしが、そしてあなたが持つその認識が正しいのか、それとも正しくないのかが、比較的簡単に判断できる。

ここはそんな世界だ。

人によって見えるもの、認識できるものにそれほど大きい差はないから。

万人の共通認識としてのマテリアルワールド。


ここまでをふまえて。

海王星は、常識が通じないようなことを主な守備範囲とする、という話をしてきました。

また、境界線のはたらきを無効にする、という捉えかたもできる、とも言ってきましたね。


人の心ほど、複雑怪奇でわけのわからないものはない。

何にもないはずに何でもある場所。

誰にとっても一番身近で、誰の中にも存在するミステリーゾーンのようなもの。

世界に同じ顔の人は3人いる、って言われてますけど、あなたと同じ心を持つ人はいない。


海王星がうお座に入ることの意味。

これからは、まさに「心の時代」「人の内面世界の時代」「個のバリエーションの時代」っていうことなんですよ。


ひとつの現実に、10000人いたら10000通りの受け止めかた・解釈がある。

ここまでは今までだって当たり前ですね。

でも、これからはその10000通りの解釈の内容それぞれが、まったくかけ離れてくる。

今もなお膨張し続ける宇宙の中で、銀河と銀河の間の距離がすごい勢いで開いていきつつあるように。


人が何かを理解・解釈しようとするとき、今まで以上に心のフィルターがかかる、と言ってもいい。

その人の心が、その人の現実をじわじわと侵蝕していく、と言い換えてもいい。


では、自身の心のカオスの波に押し流されないようにするために、わたしたちはどうしたらいいのか。

それは、「現実を土俵にすること」です。


現実に対する認識は、その正否は、現実世界ではたやすく判断できるんだ、という話をしましたね。

だったら、常に現実を相手にすればいい。

自分の現状をしっかりと見る。

それが望ましいのか、望ましくないのか判断する。

望ましくないのなら、どうやってそれを望ましいものにできるか、その方法を考える。現実的にね。

考えついたらそれをやってみる。

結果をチェックする。

まだダメだったらまた考える。またやってみる。またチェックする。

ときには、信頼できる第三者の判断を参考にしてみる。

つまりは、ごく当たり前の問題対処の方法をとり続ける、ということです。

それが、「現実に目覚めている」ということ。


心そのものを相手にしようなんて、多分無理です。少なくとも、わたしのような普通の人間にはね。

だって、対峙する相手の全貌がつかみきれないんですから。

どう考えても分が悪すぎる。


海王星うお座時代には、心の力が高く評価されることになる。

素晴らしいことなんですよ、これって。

でも一方で、現実問題への対処が甘く、曖昧になりがちだというデメリットが確実に発生すると思う。

だから、ことさらに現実的に、きめ細かく対処していくことが必要。

「こんなものでまあいいか」って、とても簡単に思ってしまいがちなので。

「なんでわたしだけこんなに不幸なの」って逆切れするような人や、「わたしなんてどうでもいいのよ」って、自己憐憫の甘い泥沼の中で眠ってしまう人も、きっと多くなる。

でも、それって、単なる現実への対応放棄、ただの現実逃避なんですよ。


生身の人間が持ちうるもので、もっとも海王星に近いはたらきをするものって何か。

わたしが思うに、それは人の想像力。夢見の力。パワーオブドリーム。

本来なら、限度や際限がないものですから。


海王星がうお座にいる間に大きくクローズアップされること。

それは多分、人はどれだけ想像力を自由にふくらませることができるのか、ということ。

人それぞれのタブーとか、思考の限界とか刷り込みとか、そういったものを超えて、個々がどこまで自由になれるか。

想像力は、創造力=作り上げる力の土台となるものだから。


そういった意味では、人の想像力はこんなところにまで自由に及ぶのか!!ってびっくりするようなもの、これからたくさん出てくると思いますよ。

楽しみですね。

発想の飛躍力、融通無碍さみたいなものが、今まで以上に高く評価される時代になっていく。


自由といえば。

社会的抑圧やしがらみ、制約をものともせずに自由に行動する人がこれからは増えてくるでしょう。

冥王星のところでも触れましたが、国家の拘束力が弱まることも相まって、そうなってくると思う。

海王星は「境界を無意味にするもの」であるから、そんなものを軽々と越える人が出てくる。

自らの経済力で優雅にそれを実現してしまう人も、当然ながらいる。

かたや、お国の事情でそうなってしまう人も多く出るのでは、と思います。

難民、というやつですね。


また、海王星およびうお座の共通キーワードとしては、こんなものもあります。

癒しと救済。見捨てられ、見向きもされないもの。

聖と俗がとなりあわせ、表裏一体。あるいは、聖は俗を含み、その逆もまた真。

役に立たない、と切り捨てられたものに価値を見いだすこと。

具体的なシーンにあてはめるなら、たとえば、聖者のいるスラム街。はきだめに鶴。

わたしのものはあなたのもの。あなたのものはわたしのもの。


こんなイメージからも海王星を読み解いていくと。

社会的弱者に対する救済措置っていうのが、ひとつ出てきますね。

冥王星のからみから考えると、国家主導ではなく、民間発の支援が増えていくでしょう。

それがさまざまなバリエーションで、ゆるーく展開していく。

これは、「わたしのものはあなたのもの」の側面ね。


あとはね、当然のごとくスピリチュアル関係。

まさに玉石混淆。いろんなもの出てくると思います。

「あなたのものはわたしのもの」っていうことから考えると、ヤバいですね。

霊感商法みたいなものにはくれぐれも気をつけて。

先行き不透明感がハンパじゃないときは、つい期待しちゃって、ハマりやすいですから。


あ、そうそう。ひとつここで余談を。

先に説明した冥王星と、この海王星。あとから説明する天王星。

この3つの天体は、「常識外のもの」を意味する、ってことでは共通してます。

転じて、見えないもの=オカルト的なことや、正規の医療行為から外れたものなんかを表すんですね。


で、個々の細かい違いについて。

そうですねぇ、スピリチュアル系のことに限定して例をあげて説明してみましょうか。

天王星→第六感 宇宙人 チャネリング ヘミシンク テクノロジー系

海王星→霊感系 体外離脱 お告げ関係 ハーブ療法 人類補完計画(違) 微細なエネルギーを扱う系

冥王星→呪い 念力 心霊手術 超能力開発系 底知れないパワー発揮系


ちょっと遊び半分でした。

さて、では次の天体。海王星にいきましょうか。

海王星は、冥王星に次いで遠くにある天体ですから、ホロスコープを一周するまでにかかる時間は、約165年です。

冥王星と同じく、人の一生では体験しつくせないもの意味する天体です。


そしてなんと! 海王星はですね、約14年ぶりに滞在先を変えるのです。

それもなんと! (2012年の)2月4日に。今日なんです。

さらになんと!!! 海王星はうお座に移動します。そして、だいたい2025年ぐらいまでそこにいます。


なぜ、最後だけにビックリマークを3個も付けてしまったのかというと。

海王星にとって、うお座とはホームグラウンドだからです。

165年ぶりのわが家。

ホームとアウェーではサッカーチームの勝率が変わってくるのと同じ理屈で、うお座にいる海王星はまさに水を得た魚状態。

あれ?正しくは魚を得た海?

まあどっちでもいいか。

とにかく、本来の持ち味をのびのびと発揮するというわけです。


で、海王星の本来の持ち味ってどんなものなのか。

夢をそそり、期待感をふくらませ、形をぼやかし、とけ込むもの。

あるいは、果てしなく開くもの。

簡単な言葉にするなら「境界を無意味にするもの」です。


わかんないでしょ?そう。一番わからない天体なんです、海王星って。

まさに曖昧模糊の最たるもの。


でもって、その一番わかりにくい天体が、そのホームグラウンドに帰還する。

12星座の中でも一番繊細で柔軟、かつ何でもありな星座、うお座に。