中学受験を経て私立中高一貫校に通う中学1年生あゆみの母です。
ゴールデンウィーク直後に授業参観があって穏やかな学校の雰囲気に安堵しています。
これから中学受験を目指すご家庭に偉そうなアドバイスなどできませんが
志望校選びで併願校を考えるときにぜひ参考にしていただきたいこと。記しておこうと思います。
それは・・・持ち偏差値よりだいぶ下の偏差値帯の学校でも、校風で選んでピックアップ。
最初は親だけの説明会参加でもよいけれど、出来れば子供同伴で複数回説明会やイベントに参加し学校の雰囲気をつかみ
それぞれの学校に通うイメージを持たせること。それによって勉強面だけではない魅力を子供に刷り込んでおくことです。
熱望校も当然、複数回足を運ぶかと思いますが、
子供が絶対ここ!と思えば併願校選びほど細心の注意を払わずとも
モチベーションは上がっていくので、一通り学校説明会や文化祭で楽しんで
そこを目指して頑張るのみですね。
ただ、熱望校にすんなり合格すれば素晴らしいことですが、そうとも限らないのが中学受験。
我が子が熱望校に不合格なんて考えたくないけれど・・・・自分のことではなく、子供(=別の人間)のことですから
冷静になって何があっても子供の心を守り、育てるより良い作戦を考えておきたいものです。
偏差値は置いておき、校風で併願校選んで、「熱望校には絶対行きたい!と思うけれども、万が一・・・の時には受ける学校全部結構気に入っているんだよね~」という状態にしておくと、入試の時期に思うように熱望校から合格がもらえなくても
かなり、かなり精神的な支えになります。
あゆみが2月の入試で5日間、あきらめずに何度も熱望校を「最後まであきらめない!後悔したくない!」と受験し続けて納得がいく終わり方ができたのも
今通っている学校から早い段階で合格をもらって、どこに行くにしても楽しい中学生活が想像できたから
でした。(本人談)
頑張っても叶わない願いがある、でも近くに幸せがたくさんある・・ということを12歳で経験したのは
本当に良かったのか、今はまだわかりません。
でも現時点では楽しく学校に通い。苦手な科目の勉強は避けるほどテスト前に苦しむことになるので短時間でも良いから毎日やる、という(受験勉強中からそうであってほしかったけど。笑)学びを得て中間テストに挑んでいる娘の姿を見て
しっかり併願校選びをしておいて良かったと心から思うのです。。。
受験生でいる期間はずっとではありません。終わりが来ます。思ったよりアッと言う間に。
そして過ぎた時間は戻ってきません。中学受験を目指す皆さんが、前向きな気持ちで次に進めますように。