こんにちは。
ハッピーマダムです。
最近お邪魔したブログに、懐かしい絵本のことが書いてあって、
これをきっかけに思い出が蘇ってきたんです。
息子が確か5年生くらいだったか。
耳鼻科の待合室で小さなお子さんがママに「読んでー」って絵本を持ってきたんですね。
読み始めて、話が終わってしばらくしたら、2人は診察室に入って行きました。
帰り道、息子が
「あのお母さんの読み方じゃさー、ダメだよ。」
「子供、ぐれちゃうよ。」
「お母さんはさ、読んでくれる時、ちゃんと役になりきって一生懸命読んでくれたじゃない。
あんな風に普通に読んだら、だめだよね。」
確かに、かなり棒読みに近い、早く読み終わろう感が伝わってしまう読みに聞こえました…
私としては自分を褒めてもらったから嬉しかったのです。
でも、ママの立場もありますからね。
「いや、きっとあのお母さんだって、おうちでは
"桃から生まれた〜桃太郎〜"みたいに、やってるけど、
外だし、人が聞いてるから恥ずかしかったのかもしれないじゃない?」
そうかなあ?納得いかない表情の息子でした。
ママだって疲れてしまって、心込めて読める日ばかりじゃないですよね。
私だって
「お願い、早く寝てちょうだい、」と思った日の方が多かったかも。
それでも楽しかったな、あの頃。
はらぺこあおむしは、何回も読むうちに娘は自分で読むようになったけれど、
「ペッコペコ」っていうところが、
「ペッペッペ」に聞こえて、そのたびクスッと笑ってしまったことも思い出しました。
たくさんあった絵本たち。
大事な数冊以外は、東日本の震災の時に被災地に送りました。
子どもが小さかった頃のことを思い出すと
懐かしくなって、泣きたくなるのは
秋が深まってきたから?
今日の東京は、暖かくて穏やかな日和でした。