名残の花が愛おしいなぁ。

今年もカメラマンにはなれんかった。

桜はどこにでも咲いてるけど

咲き誇る場所には行けんかった。

特に今年の作業現場の近くには

川もなく山も遠く

休憩時間は、むさ苦しい奴らと

シワを数えながらオッサントーク(笑)

お互い歳とりましたなぁとか


コロナの話題から

今の話題はインボイス。

元請けからの会合の連絡が頻繁。

とくに個人事業主は大変そう。

一人親方が多い建築業界。

愚痴も出るわなあ。

泣くわ~とか良く聞こえてくる。


泣くわ~と言えば

以前はドラマ見ても涙は出んかった

しかし近頃、ちょっとした物語に

1滴、2滴・・・・・出よる。


大人になるほど涙の量が増え

見るもの聞くものに感涙するのだろうか

(最近、故郷を思うようになって

遠い親戚を訪ねてみたいと・・・)



歓びの涙も哀しみの涙も

ある時は早く、ある時は遅く

節目、節目の年齢で涙センサーが

強くなって来てるように思うなぁ。

今の年齢になりつくづく思うことやわ。


恋に惑わされ 愛に救われたとき

心の中から溢れる涙が

本当の自分に会わせてくれる



歓びの時間は早く過ぎ

苦しみの時間は長く留まる

気の所為かな。

我々人間は

歌詞から映像を創り出したり

主人公に自分を重ねたり

善の心も悪の心も無作法に現れる


人生は”あみだくじ”のようだと

耳にしたことを思い出した。

選ぶのは自分やから文句は言えん


喜怒哀楽へのゴールは

あみだくじだろうか

違う。すべては己の心の居場所で決まる

よき心はよきゴールへ

悪しき心は悪しきゴールへ


辛いと幸せは裏表

誰かの一つの優しさが幸せになる

だから人生おもしろい


喧騒を逃れ

ほんの一瞬のやすららぎ・・

人通りの少ない歩道橋の下

ひんやりとしたベンチに腰を下ろし

精一杯空気を吸い込み深呼吸して

やさしい風(故郷)を感じるとき

木々の語らいの気配を傍受する

樹木の葉が手招きするように

ゆらりゆらりと葉っぱダンス


舞踏会に誘うように揺らめく

元気を出そうって・・・。

今日も陽は昇り日は沈む


木村拓哉主演

風間公親  教場0