脳という映画館は便利だ

色んなジャンルの物語がある

人間(夢)は摩訶不思議

映写機を回すのは意識だろうか

いや、意識が無くても

映像は存在するという

夢の中に潜り込む探検

自分の存在を探すために

存在を確かめるために

壱や


源実朝を尋ねて歴史の旅に


こんばんは!!
やたら暑い日が
続いたらと  思えば
急に秋めいた朝
今年は未だに
吸血鬼(蚊)に
刺された記憶は
僅かに1度っきり
セミの合唱も今はなく
コウロギが一匹。


畠山重忠(中川大志)


まあ、どんな人生でも
存在こそが喜ばしいね
小さな虫たちさえも


源九郎義経(菅田将暉)


悲しい時も
悔しいときも
腹立たしい時も
喜ばしいときも
表情はそれぞれ違う。


義時妻  八重(新垣結衣)


楽しいときも嬉しい時も
表情は違う、表情という仮面は
ほんとうの心を表すのだ


北条政子(小池栄子)


あの日あの時あの場所
存在は産まれ逝くまで
人の生きる証だ。
それが人生。
毎日を精一杯に生き抜く
たまに後を振り返り
ときには立ち止まる
脇道に逸れてもいい


畠山重忠と 妻ちえ
(武士の鑑より)

泣き怒り怒鳴る
存在とはこうした繰り返しだ
だから、だから
たとえ辛くても苦しくても
生きてる(存在)限り
しあわせということだ


北条義時(小栗旬)


記憶も存在だ。
過去は
思い出という美しい言葉で
存在するのだから。
人は生きて行けるのだろう。
ニヤけた顔で生きても
ええやん、ええやん。
勇気を出して生きよう!



NHK 大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』
北条義時が主人公のドラマ
政子の政治力も興味津々
歴史物語が大好きな俺です






上の和歌は自らの死を予感し

鶴岡八幡宮への拝賀の式に臨んだ

源実朝の辞世の句とされる


この日(1219年1月27日夜)

右大臣拝賀の儀式が終わって

復路の石段を下った時に

兄頼家の子、公暁により

暗殺されるのである。

時に実朝28歳の正月でした


和歌の名手であった実朝は

金槐和歌集を編集した


[義時陰謀説]

この日実朝の後ろに続いて

御剣を持す役目をしていたのは

北条義時だった

ところが八幡宮の楼門を

入ろうとした時

急に目眩がして役が務まらなくなり

文章博士源仲章と交代した

儀式が終わった帰り道に

源仲章北条義時と間違えられ

公暁に暗殺された

この実朝暗殺の14年前に遡ろう


大河ドラマ鎌倉殿の13人
三谷幸喜脚本の素晴らしいところ
思い切りの良さとスピード感
しかも唖然とする進行に
心を奪われてしまう
涙を誘う哀しくも切ない物語

源氏物語は架空の物語
それでも和歌を添えて
物語をたどって来たこと
面白く楽しかったのは
コロナ前の頃の思い出として
壱やブログに存在している

鎌倉殿は史実に沿った
源頼朝からの実在の物語だ
源九郎義経としては
周知の通り、弁慶との
鞍馬や五条大橋での
牛若丸の立ち回りなどは
有名な話ではある
源平合戦にみる歴史は
鎌倉殿には欠かせない物語だ

時の政治の中心は鎌倉
この鎌倉幕府を守る為の
悲哀溢れたドラマに


北条泰時(坂口健太郎)


源仲章(生田斗真)

源実朝とともに暗殺される

*一説には、北条義時と

間違われ暗殺されたとか


ハラハラや涙を隠せない
この時代、疑心暗鬼の時代
頼朝は人を信用しなかった
兄弟までも謀殺

これまで
《主な退場者》

上総広常の死
(佐藤浩市)
源九郎義経の死
(菅田将暉)
源頼朝の死
(大泉洋)
梶原景時の死
(中村獅童)
阿野全成の死
(新野慎也)
源頼家の死
(金子大地)
比企能員の死
(佐藤二朗)
畠山次郎重忠の死
(中川大志)

他にも悲しい別れはあったけど
とにかくスタート当初の配役陣
今はほとんど居ませぇーん
とにかく退場者が多いのが特徴かな💧

そしていよいよ38話(10/2)
父子の戦い(牧氏の変)
時政の後妻 牧の方
娘婿の平賀朝雅を将軍にしようと
実朝の暗殺をはかろうとする計画
その計画は
義時に悟られてしまった
そして義時は
実朝を時政から義時邸に迎え入れた

父・時政と子・義時・正子
運命とはいえ悲しい戦い
北条の堅い絆が崩れていく
幸せな親兄弟が懐かしく悲しい
なぜ戦わなければならないのか
これからは義時が
頼朝とかさなる

37話より

最後に親子が集う幸せな北条一族

この後、父・時政を子・義時は

苦渋の決断で父時政を討つ事になる


牧の方(宮沢りえ)北条時政(坂東彌十郎)


時政の妻  牧の方の画策で

夫・時の執権 北条時政に

鎌倉殿の地位を奪うべく

謀反を企てる。


『三代鎌倉殿の実朝を

御所から北条時政邸に監禁

出家を促すのです』


政子の子である頼家亡きあと

3代鎌倉殿に就いた実朝


悲劇の将軍といわれた実朝は

和歌を愛し親しみ
時代に翻弄された
金槐和歌集を編集し
その作品は読み手に
感動を与えた


時政邸に拉致され

出家誓約を強制されるが

断る実朝、刀を抜いた時政

そして

38話へ

明日、日曜日『時を継ぐ者』

是非見てください



世の中
平和に越したことはない
しかし、どこかに争いの火種がある
その火種を消す事が出来るのは
なんだろう。権力と強欲
それぞれの大切な人たちの存在。
この存在こそが生命・人生なのだ。
その生命を尊ぶなら・・・
尊ぶなら 争いは避けられる
火種は愛で消せるのだ。
愛を紡ぐのは・・存在だから

誰かの存在が自分を強くする。

壱や。



源実朝  和歌紹介動画




またいつか 壱や。

遠く鎌倉時代に誘われ。