こんばんは。お地蔵です。


前回の記事(地蔵、名古屋へ行く 2011/11/27 (日) )で、

なんとか電話番号を交換できた24歳の店員さん。


番号を交換し、「明日の夜9時頃に電話します!!」と言ってその場でお別れした。


実はこのコ、私の通算声かけ人数50人目。

記念すべき50人目の女のコなのだ。



これは何かが起こる。

間違いない。



翌日の11月28日の月曜日。時刻は午後9時過ぎ。

テレビでは月9ドラマがやっている。


よし、そろそろ電話をかけるか…と、私は携帯電話を取り出した。


しかし…やっぱり緊張するな。

いままでで、電話番号だけを交換したというパターンは初めてだからな。


いつも最初はメールで相手とコンタクトをとるのだが、

今回は電話でしか連絡がとれないからな。

まだあまり仲良くなれていない女のコにイキナリ電話して、

会話が続く気がしないんだが…。

というかまず電話に出てくれないかもしれないな。


そんな不安な気持ちを抱え、電話帳から彼女の番号を検索する。


よし…



いくぞ!!



発信!!




プルルルル…




5コール目くらいで電話に出てくれた。


お地蔵「あ、こんばんは 今って大丈夫ですか?」


女「あ、こんばんは はい いいです」


お地蔵「あー、良かったです 電話に出てくれて」


女「え? あ、いえいえ…」


という感じで最初切り出していく。


話し始めて5分後くらいに


お地蔵「今度ランチとかいけたらいいなぁって思ってるんですけど…」


と言うと、


女「あー… まだどういう方なのかよくわからないので…」


お地蔵「あー… ですよね… じゃあ、なんでも聞いてください!!」


って感じでここからお互い質問タイムに入る。

趣味の話や仕事の話、恋愛の話など…。


4年間付き合っていた彼氏がいたが、3ヶ月前に別れたと。

今はフリーということだ。

よしよし。



で、ドキッ!!となってしまった質問が、


『よくナンパとかするんですか?』


だ。


やはり名古屋駅というのは一人で歩いているとナンパしてくる人が多いという。

まぁ想定内の質問だ。今までもこのような質問をされたことがあるからな。

模範解答は用意してある。

詳しくは書かないが、普段はナンパなんてしていないといった事を伝える。



で、そんな感じで話していると、

ナンダカンダで意外にも会話が弾み、通話時間が1時間30分を超えていた。


で、最終的にもう一度食事に誘う。


すると…


OKをもらうことができた!!


女「なんか緊張しますね」


お地蔵「え? あ…、そうですね」


この『緊張しますね』って言葉が嬉しかったわ。

私なんかと会うのに緊張してくれるんだ…と。


お地蔵「じゃあ、お店、自分の方でどこかいいところあるか調べておくんで…」


と言うと、


女「あ…そこまでしてくれなくても… たぶん緊張してあまり食べれないと思うんで…」


お地蔵「あー… そうですね」


女「カラオケにします? カラオケの個室ならゆっくり話せそうなんで」


お地蔵「え、ああ、いいっすね!!」


という感じで4日後の金曜日の夜、カラオケに行くことになった。

金曜は平日だがたまたま私は休暇だったので丁度良かった。




順調。


ここまで。


次の日、私はテンション高めで仕事を終え家に帰る。


そして夜の9時頃、フトンに横になってうたた寝をしていると、

携帯の着信が鳴った。


相手は昨日電話した24歳の店員さんだ。

「なんだろう?」と思いながら電話にでる。


すると…




女「あの、やっぱり会うのやめませんか?」




と。



女「今日一日よく考えたんですけど、

  私の中でここから恋愛に発展する事ってないと思います…」


女「こうやってすぐ会うのってやっぱり違うっていうか…

  もしもすぐ会う女のコがいたとしたら、そのコは危険な女のコだと思います…」



まるでかかっていた魔法がとけてしまったかのように、

昨日とは打って変わって心を閉ざされてしまった…。


なんとか考えなおしてもらおうと説得しようとしたが、

自分の話術ではもうどうにもできませんでした…。



30分くらいゴネていたが、最終的に「わかりました…」と半泣き状態で渋々合意し、電話を切った。


電話を切る際にこう言われた。


女「もしもお地蔵さんが今後同じように声をかけて会ってくれる女のコがいたとしても、

  私はお地蔵さんがそんな女のコと付き合って欲しくないです」


この言葉は私のなかで重くのしかかったな。

ナンパの出会いを全面否定されたような…

でも私の事を気使ってくれてちょっと嬉しいような…。


まぁ、こんな感じでこのコとは終わってしまい、

そしてナンパのモチベーションを下げられ、無気力な状態となってしまいました。


ガックシ。