こんばんは。お地蔵です。
牛丼屋のかわいい店員さんに手紙を渡そうとしたものの、
前回、前々回と失敗に終わり、この日再リベンジへと出撃しました。
前回、前々回の記事↓
仕事を終えてそのまま牛丼屋へ向かいました。
店の前に着き、中を覗くと…
いた。
よっしゃ!!
しかも雨のせいか店内は客が少ない。
ガラガラだ。
時刻は午後8時30分。
いかん…時間がないぞ。
このコは前回来たときに9時までのシフトだったからな。
おそらく今回も9時で帰ってしまうだろう。
まぁ、いい感じで腹も減っている。
さっさと食べて会計時に手紙を渡すくらい30分あれば十分だ!!
余裕だぞ!!
鼻息を荒くして店内に入る。
「いらっしゃいませー」
はぅっ!!
…良い。
毎度この声に癒される。
席につき牛丼の並盛つゆだくを注文して
颯爽と口の中にかき込む。
牛丼美味しいです。
牛丼を食べ終え、両手でゆっくりお茶をすする。
いつのまにかちょっと客が増えてきたのか、店員さんは少し忙しそうだ。
小走りで対応している。
か、かわいい…。
卵を割っている。
かわいい…。
レジを打っている。
かわいい!!
…
い、いかん…なんかもうやることなすこと全てがかわいく見えてきてしまったぞ。
私は飲み終えた湯飲みをコトンと置き、渡す手紙の準備をする。
今回は手紙を2種類用意してきました。
一つは前回渡そうとしていた内容と全く同じで
ちょっと長めの文章と名前・連絡先を書いたもの。
もう一つは連絡先のみを書いたもの。
以前、私のナンパ師匠である黒さんから
あまり長々と文章が書いてある重い手紙をもらっても
女の子は困ってしまう事があるというアドバイスをもらい、
シンプルな連絡先のみの手紙も用意してきました。
だが、このコは見た感じとても真面目というか
おとなしそうで堅そうなイメージがあったため、
結局前者の重い方の手紙を渡すことに決めました。
「ごちそうさまです」
私はそう言ってレジに行きました。
店員さんがやってきた。
…
おい…。
男だ!!
男の店員がやってきた!!
さっきまでずっと会計は女の子が対応してたのになんで…。
…はっ!! もしかして避けられてる!?
俺が牛丼を食べてる間もずっとジロジロ凝視してたのが
伝わってしまったのか!!
いや…、そんなはずはない。
見ると女の店員さんはお持ち帰りコーナーの対応をしている。
うぅ…今日も失敗だったか…。
落胆しながら男店員に金を払い、店を出た。
…
が、私は再び別の入り口から店の中に戻りました。
お持ち帰りコーナーのかわいい店員さんの前だ。
店員さんはキョトンとしている。
お地蔵「あ…、あの」
店員「?」
お地蔵「あの、持ち帰りで…」
店員「はい」
私はテイクアウトで牛丼の並を一つ注文しました。
待つこと数分…。
店員「お待たせしましたー 380円になります」
私は500円を渡す。
店員「お釣りの120円になります。レシートはどうしますか?」
お地蔵「あ…いいです」
お地蔵「あの、あとコレ…」
私は半分に折ったメモ用紙の手紙を差し出した。
店員さん「あ、はい」
店員さんは割引券か何かと勘違いしたのか普通に受け取った。
そして店員さんが中身を確認する前に、
お地蔵「お願いします!!」
と言って後ろを振り返ることなく私はそのまま店を出ました。
よし、とりあえず渡したぞ。
ナンパよりもめちゃめちゃ緊張してしまった。
緊張してお腹が痛くなってしまった。
…
しかし、こうやって自分の行動を振り返ると何とも恥ずかしい。
これを10代の男の子がやるなら
淡い青春の1ページとしていい思い出になりそうなもんだが、
実際は27歳のキモメンだからな…。
片腹痛いぜ。
でも今後もかわいい店員さんを見つけたら
ガンガンぶっ込んでいこうと思います。
ちなみに手紙を渡してから2日経った今現在まで、
彼女からは何の音沙汰もありませんでした。
今週はナンパを頑張ろう…。