つづき。
時刻は午後5時過ぎくらいだろうか。
私たち二人はデパートの並んでいる人通りの多い外へ出ました。
百貨店前でストリートミュージシャンが何組か演奏している。
そのミュージシャンに群がっている女の子達。
その中にいる特にかわいい二人組に一緒に突撃しようと師匠に誘われた。
森ガール的なゆるふわな感じで
[宮崎あ○い]の『earth m○sic & ecol○gy』みたいなファッションのコ達でした。
やっとこさついさっき一人に声をかけることができた自分でしたが、
少々目立ってしまうのではないかと思い、頑なに「ムリムリムリムリ」と拒否ってしまった…。
すると師匠は一人でその女のコ二人組に突撃。
[男1人]対[女2人]のナンパ用語でいう『逆三』というやつだ。
離れた場所でその様子を見ていたが、会話をして3人で和んでいるぞ!!
…さすがだ。
長くなりそうだったのでその間自分はトイレに行く。
再び現場に戻ると師匠の姿は消えていた。
携帯でやりとりをし、再び「金時計」の前で合流。
さっきの手ごたえを聞いたところ、
この二人組、この春高校を卒業する18歳。
カラオケやご飯に誘ってみたが反応薄。
しかし、
「もうすぐ友達と会う約束してるからこれから4人でドライブ行こう」
とその女の子二人を誘ったら、案外イケそうな雰囲気だったらしい!!
『マママママジかよ!?』と、意外な手ごたえに若干戸惑ったものの
ちょっとテンション上がり気味にさっきの二人組のもとへ向かいました。
…さぁ、ストリートミュージシャンの前まで来たぞ。
最前列にその二人組はまだいてくれた。後ろ姿もまたかわいらしい。
「よし、じゃあ声かけようか」と師匠が二人組に後ろから近づこうとした瞬間…
キタ…。
再び私のチキンハートが奮い立つ。
「ちょちょちょちょちょっと待って!!」
私は必死で師匠の手をつかみひたすら「ちょっと待って」と連呼してました。
あろうことかワタクシ、ここにきて怖気づいてしまったのです。
ストリートミュージシャンとその群がってる人達の間をぬって
「どうも~友達です~」って感じで話かけるのを想像したら
なんかめちゃめちゃ恥ずかしくなってしまった…。
この状況下でなんというメンタルの弱さ。
師匠も「!????」という感じだったな…。
…
結局自分が頑なに拒否してしまたったため、
二人組には話しかけず、その場を離れることとなった…。
クッ…。
師匠がせっかく作ってくれたチャンスを無駄にしてしまった。
あの時ばかりは本当に申し訳ありませんでした。
その後、午後6時過ぎくらいでしょうか。
私達は名古屋市内の繁華街、栄に向かうことにした。
…また長くなってしまったな。続きはまた後日書きます。