毎週火曜に統計のラボを教えていて、先週はティーチング・プログラムの人がビデオを撮影しにきた!前日からいつも以上に入念に準備をした。。。出来は10点満点中7点ぐらいだったかな。時間配分もうまくできたし、学生との関係性もある程度築けたし、なるべく学生に質問をしたり、逆に学生が質問をする機会も作った。ただ、途中計算が多くなったところは、学生の集中力が切れてるな~と感じだ。あと、意外とエクセルの使い方を知らない学生が多くて、思った以上に時間がかかった。クラスに積極的に参加してる学生とそうじゃない学生もちょっと分かれてた。

 

ちなみに撮影した動画は去年まではDVDに保存してくれてたけど、今年からはCDドライブ付きのノートパソコンを持ってる学生が少なくなったため、YouTubeに保存!もちろん、特定の人しか見れない設定になってるけど、ちょっとこわい。。。

 

ただ!!!

 

クラスを撮影した2日後にメールが来て、、、ごめん!マイクが故障してて音声が入らなかった!とのこと。。。だから、またビデオを撮りに来たいと。。。就活の際に、ティーチングのビデオを送ることもできるから、また撮影することをおススメされた。でもフィードバックに関しては、クラスを観察してた人が細かくメモを取っていてくれたので、具体的なコメントをたくさんくれた。

 

例えば、、、

知識があって、自信を持って教えてた。
ユーモアを取り入れてて、学生との関係性もうまく築けてた。
学生をリスペクトしながら、親切に丁寧に教えてた。

 

ってもう、完璧なコメント!?

 

、、、というわけではもちろんなく、、、

 

パワーポイントのスライドで分かりにくいところがあったとか、学生をもっと積極的にクラスに参加させるとか、名前を覚えるとか、今後のアドバイスも貰った。


今週の火曜に教えて、四週終わったけど、統計を教えるの楽しいかも☆

 

誰かが言ってたことだけど、臨床やカウンセリング心理って、ハードサイエンスの学問と比べて何かの知識を応用して学ぶ機会がすごく少ない。だから、カリキュラムを見ても、prerequisiteがあるクラスはほとんどない。ここの大学だと、心理学入門さえパスすれば、ほぼ全てのクラスを取ることが可能。でも、統計は別。おそらく一番最初の統計で学ぶANOVAでも、前学期取ったHLMとつながってるし、SEMもいわばregressionの集まりみたいなもの。そして、HLMとSEMを合体した分析も可能。そして、最近はBayes分析も使われてきて、これはどの分析にも応用することができる。もちろん、量的心理や統計学を専門にしてる訳ではないので、細かい繋がりの部分までは理解できないけど、こういう繋がりがあるから、統計を特に面白く感じるのかも?