春学期が今週で無事終わりました。

縦断的SEMのクラスは初めて教育学部から取ったけど、なんだか心理学部とはクラスも学生の雰囲気も違った。良い意味でオープン、悪い意味で適当。笑)ただ、去年の春に心理学部で取ったSEMのクラスでカバーしなかったこともたくさんあり、SEMの知識が増えた。と同時に、実際に縦断的SEMの研究をするとなると、まだそこまでの力はついてない気がする。分析のやり方や大まかな解釈の仕方は分かるけど、細かいとこは少し不安。

社会心理学は、2011年秋に最初の数回クラス出て、先生が何言ってるのかさっぱり分からずドロップしてからの再挑戦。当時の先生とは違う先生だけど、すごい面白かった!やっぱりあの時ドロップして良かったかも。笑)クラスは、社会心理学のメジャーどころの論文を毎週読んで、ディスカッションをするんだけど、カウンセリング心理学の研究方法(多くはcorrelational study) とは違い、experimental study(実験的研究)なので、論文の構成もより論理だってて、それを証明するために1つの論文に複数の研究が報告されてることも珍しくない。だから、結構長めのものが多く、一つ読んだらおなか一杯になる。笑)クラスの最後のペーパーでは、興味のある社会心理学の概念を使用した実験計画、予測される結果、その考察を書いて提出。途中から面白くなってきて、本当はもっと短くていいんだけど、20ページぐらいになった。実際にこの研究できたら面白いと思う。というか、やるかもしれないので、またその時に機会あれば詳しく書きます。

実習は、過去のスーパーバイザーと比べて、成長できる機会を与えてくれたと思う。割とストレートに言う人で(そうしてって最初に言った)、いろいろな面でアドバイスを頂き、むしろ実習を通して、こちらが成長できた。そして、まだまだ足りないものが多すぎることに気付いた。あと、自分の価値観、カウンセリングの手法、そして研究の方向性が徐々に一致してきた。振り返れば、Darumaの研究の結果から、少しずつ方向性が定まっていったかも。



そして、今年の春学期で欠かせない出来事は、qualifying examを一つパスしたこと。正直ここのプログラムでは、そこまで落ちる人はいないと聞くけれど、でも、周りの博士課程にいるアメリカ人の中で競い合っていかないといけないわけだし、当然、同等のレベルのものを求められるし、今回パスしたことで、これまでやってきたことが無駄ではなかったと自信がついた。



というわけで、今日(金曜)の夜は近くのバーでCarmenの研究について友達と話してきます(これ本当です)。笑)