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ココロの健康ブログ

ココロとカラダの健康は表裏一体、ココロの健康維持も一工夫が必要です。楽しかったこと、わくわくしたことをシェアすることで、楽しさがどんどん広がっていくとよいですね。

ミュンヒハウゼン症候群(※ wikipediaより引用)
 
患者は怪我や病気という口実を利用して周囲の人間関係を操作することを目的にして、同情をかったり、懸命に病気と闘っている姿をことさらにアピールする。また、病気そのものに関わる関わらないに関係なく独特の世界を作り上げるエピソードを創作する虚言癖を伴うことが多い。患者のエピソードによる病歴は多彩であり、多種多様な既往歴を話すことが多い。ただしそのエピソードや時期に関しては曖昧なことが多く、時期や内容も話す相手によって異なることが多い。
 
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 なにをして、あるいはなにをしないで生きるかは、生き方の問題です。なにを選ぶかはそれぞれの自由。なんでも好きなもの選んでいいのです。なにかを「やらないこと」を選ぶのも自由です。「やらない」という選択はわるいことでもなんでもありません。なにかをやらないこと、例えば掃除をしないで他の人にやってもらうことは、わるいことでもなんでもありません。正当化をする必要もありません。
 
 しかし「膝を治す」ということに際しては、リハビリの運動をしなくてはなりません。動かないことを選択することは善悪のモラルの面ではわるいことではありませんが、膝関節の健康の面ではよくないのです。関節というのは可動部であって動かすための器官ですから、健康な状態を保つためには筋肉量の維持が必要です。動いて負荷が加わらなければ筋肉は萎縮していきます。また可動部である関節は拘縮し、動かなくなります。
 
 医学的に正しいリハビリをしていかなければ膝は良くなりません。リハビリは痛みを伴う場合もありますし、忍耐や努力も強いられます。本当に自分が求めているのは、努力して膝を治し活発に生きることなのか、援助や介助を受けて少し楽に生きていくことなのか、どちらでしょう。杖や装具を使用し、負担を軽減するという選択も出来ます。休んでいて筋弱化が原因の慢性膝関節炎が治ることは物理的にあり得ません。
 
 どのような形で老いを受け入れるか、どのような方法で若くあり続けるか、人それぞれの選択があると思います。今の時代は、ネットでも買い物出来ますし、食材の配達サービスや月額の仕出し弁当などもあり、介護・リハビリサービスやスポーツジムなども充実しています。選択肢の多い時代になりました。自分の好みで好きなものをより選びやすいはずです。これからの人生をどう生きたいのか、ということです。まず、病状と治療法、必要なリハビリテーションをしっかり理解すること、装具、介護サービスなどのメリット・デメリットを理解すること、その上で選択できるといいと思います。お金がかかる、面倒くさい、などデメリットは必ずあります。どのデメリットなら受け容れられるか、ということに尽きるでしょうか。ご参考になれば幸いです。