義母が肺せん癌と宣告を受けた3年前。私はできるだけ沢山の知識を得ようとネットで毎晩毎晩遅くまで 調べた。そこである闘病記を書いていらっしゃるブログと出逢った。それはBONさんという方でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/indiansummerinchicago
義母と同じ肺せん癌で、脳?骨?に転移があることも発覚していた。
しかし、一日でも長く家族のために生きようと決心され、毎日積極的に治療と向き合い、決して最後まであきらめず、前向きに一日一日を大切に闘病生活を送ってこられました。
私は、いつしか、そのブログをブックマークに登録して、ここ何年という月日・・・・読ませていただいていました。
ほとんど毎日更新されているので、ワタシもほぼ毎晩、その人のブログを訪問しては、今日も元気であることを確認して、毎日様子は伺えない義母も元気でいてくれているんだと 姿を重ねては、ホッと胸をなでおろし、ベッドに入る日もたくさんありました。
そのBONさんが、今年に入ってから、具合が悪そうで、仕事もついにお休みになられ・・・・・。
ワタシもそのブログから目が離せない状態でした。
そして2月9日から更新が途絶えて、ワタシも そしてほかの読者さんたちも、とても心配しており、一日何度もアクセスしてみては、更新されていないことに不安を感じていました。
そしてついに、昨日奥様からの更新で、3年5ヶ月の闘病生活を終え2月14日 天に召されたことを知りました。
すごくショックでした。お顔も拝見したことなく、コメントもしたことなく、本当にワタシが勝手に拝見させていただいていただけの関係でしたが、いつも遠くで見守っていて、ずっとずっと応援していただけに、なんとも言えない悲しみでいっぱいです。
不思議なんですが、本当に気持ちが落ち込んじゃってます。
今日、トレーニングでいつもの10kmのコースを走ってきました。
いろんなことを考えながら走っていました。
余命一年といわれた義母ですが、幸いお薬が身体に合っていたようで、
今は病気であることを忘れるくらい元気でいてくれています。
でも、いつも大会前のトレーニングを積んでいるとき、走りながら思っていたことがありました。
来年、私は走っているだろうか・・・・。来年、この大会に出られるだろうか・・・・。
義母の病気が辛くなったときは、自分の全てを横に置き、出来る限りのことをするつもりです。
言い換えれば、今 私が好きなことができているのは、義母が元気でいてくれているから。。。。
今年も変わらず、また大会に出て 走れる喜びを改めて感じたと同時に、それでもやっぱり
こんな風にBONさんの悲しい闘病生活の結末を知ってしまうと、どうしても重ね合わせてしまって弱気な自分がメソメソしてしまったり・・・・
なんとも言えない複雑な気持ちで、走りながら涙が出てきて、止まりませんでした。
もっと強くならなきゃ~って改めて思いました。
人の死って、本当に悲しい。
BONさん。。。。ゆっくり休んでください。痛みのない世界でゆっくりと。
ご冥福をお祈りいたします。