お庭には常緑樹が欲しい
という方も多いと思うのですが
雑木の庭に似合う常緑樹って
実はそれほど多くありません。
 
 
昔ながらの和風のお庭なら
常緑樹が多くて
椿とか、モッコクとか、金木犀とか
植えられてますよね。
 
 
でも自然を演出できるような
風に揺られるような
柔らかな枝ぶりの常緑樹になると
限られてきます。
 
 
人気があるのは
・シマトネリコ
・ソヨゴ
・ハイノキ
・常緑ヤマボウシ
などでしょうか。
 
 
シマトネリコと
常緑ヤマボウシについては

以前書いてます。

 

 

ハイノキは我が家にはありませんが

2年前に義母に母の日にプレゼントして

その後の様子も見ています。

柔らかな枝ぶりで

白い小花が咲いて

成長がとてもゆっくりで

良い木だと思います。

 

 

ソヨゴは育てたことがないので

よくわかりません。

 
 
 
さて、今日は人気はないけど
地味に使える
シラカシとアラカシの話です。
 
 
我が家の玄関アプローチの横には
シラカシとアラカシが植えてあります。
 
シラカシもアラカシも
放置すると15〜20mほどの
大木になってしまうそうですが
密植することで大きくなりにくいそうです。
 
 
でも確かに成長スピードは速くて
毎年新芽が出揃って
鬱蒼としてくるこの時期に
剪定しています。
 
 
ちょっと成長過程を見てみましょう。
 
2021年5月
 
2022年5月
 
自分で剪定後
 
2022年10月
 
庭師さんが剪定後
 
2023年5月
 
自分で剪定後
 
 
自分で剪定すると
なかなか思いきった剪定が出来ませんが
2年に1回庭師さんが入って下さって
がっつり透かしてもらってます。
 
 
葉っぱを少なくすることで
光合成をさせず
成長をゆっくりにさせる事ができます。
 
 
病害虫には強いはずなんですが
葉が密になると
うどん粉病になった事が1回あるのと
しつこくカイガラ虫が付いてますネガティブ
 
 
ただこの玄関前は
日当たりが良すぎて
色んな木が枯れちゃうゾーンなので
そこで生きてるだけで凄いです。
 
 
 
 
春には新陳代謝で
古い葉っぱが玄関アプローチに
バラバラと落ちるのが地味にストレスで
 
エイリアンのような
気持ち悪い芽吹きがあって
 
そこを乗り越えると
綺麗な柔らかな新芽に出会えます爆笑
 
あんまり褒めてませんね驚き
 
 
でもアラカシには
秋にはどんぐりも実りますよ。
 
 
全然使える話になりませんでしたが
常緑なので目隠しをしたい場所には
ぴったりなんです。
 
 
生垣のように使えるのに
がっつり透かし剪定をしたら
自然な雑木の庭に合う雰囲気になります。
 
 
春だけ落葉が鬱陶しいのと
毎年剪定が必要ですが
それ以外の時期は放置でOKです。
 
 
成長が速い木なので
苗木が安いんですよね。
 
 
すっごくお勧めってわけでもないけど
スペースを埋める常緑樹が
沢山必要な時には
良いんじゃないでしょうか口笛