我が家の庭は板塀で囲われています。

 

 

今日はその板塀が果たす役割について

考えてみます。

 

 

①視線を遮る

まあまずは何と言ってもこれですよね。

 

 

塀があることで外からの視線を遮って

プライバシーの確保が出来ます。

 

 

ご覧の通り塀の高さは視線の高さより

上になるぐらい高いので

カーテンをしてなくても

外から室内が見えません。

 

 

道路に面したお宅では

日中はレースのカーテンを

閉めっぱなしという家が多いと思いますが

我が家はカーテンなしで

お庭の風景を楽しめます。

 

 

道路側はもちろん

隣家との間にも板塀があることで

お互いに気まずくないです。

 

 

 

 

 

②音を遮る。

たったこれだけの塀ですが

音もかなり遮ってくれます。

 

 

2階にいると車の音がうるさいので

塀の働きがよくわかります。

 

 

塀が窓の高さをカバーするかどうかで

全然違うんですね。

 

 

 

 

 

③光を遮る

これも実は重要で
日本人って日当たりが良いのが
大好きだと思うんですが
実は日当たりが良すぎると
植物は枯れたり元気がなくなります。
 
 
特に雑木の庭は山採りの木を使ってるのですが
山の中で幹には直射日光が当たらなかった木が
突然日当たりが良い庭の環境に置かれると
負担になります。
 
 
塀があることで
幹に強い日差しが当たらないように
守ってくれてます。

 

 

 

 

 

 

これまでの3つの役割だと

別に板塀じゃなくても

ブロック塀でも樹脂製のフェンスでも

何でも良いと思うんですが

板塀はプラスαの良さがあるんです。

 

それが・・・・

 

 

④ばえる

ガーデニングで色々な植物を育ててますが

背景が自然素材の板塀だと

あ〜ら不思議

3割増しで美しく見えます。

 

 

全体の景観として考えても

美しいです。

 

 

自然素材で言うと

昔ながらの漆喰の塀なんかも

映えるでしょうね〜。

 

 

 

⑤経年美化する

人工素材の場合は

どうしても経年劣化しますが

自然素材の場合は劣化ではなく

むしろ美しくなると思うんです。

 

 

出来た時の若い美しさもありますが

今のシルバーグレーも大好きです。

 

 

我が家の板塀は杉板ですが

防腐処理はしてありますが

ペンキも何も塗ってません。

 

 

一度塗ってしまうと

逆に毎年塗らなきゃいけなくなりますが

何も塗ってないと味が出てくるのを

待つだけです。

 

 

自然素材なのでいずれ朽ちてしまいますが

もう1回張り替える時に

それほど高くないのも

杉板のメリットかなと思います。