苫小牧市 T様邸舗装工事 工事レポート | ガーデニングおじさんのつぶやき日記

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苫小牧市を中心にガーデニング・エクステリア工事をやっている中で、日々の出来事や感じた事をだらだらと書いていきます。(参考HP http://www.cgkikaku.com/ 「クリーン&グリーン企画」で検索)

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昨日、4/13にT様邸の舗装をしました。

先週、H重機さんで、掘削捨土、路盤材敷き均しを行いました。

民地石の敷設・路盤不陸整正・アスファルト舗装を施工してくれたのは、T道建設さん。敷き均した砕石を14cmよけて、転圧しモルタルを2cm程度敷き均して、民地石を並べます。民地石と民地石の間には、1cm程度のモルタル目地を入れます。砕石+モルタル+民地石の合計厚が、砕石+アスファルト舗装の合計厚と同じ30cmとなります。

民地石を敷設した後、路盤を十分転圧し、表面の凹凸が無い様に不陸整正をします。アスファルト舗装の厚さが3cm確保できる様に丁寧に仕上げし、再度転圧をして、浮石など無い様に仕上げます。

アスファルト舗装の種類は、細粒度ギャップアスコン。厚さは3cmです。

仕上がり表面に、13mm程度の砕石がある程度見ることが出来る材料です。北海道の車道表層によく使われる材料です。

以前は、歩道の舗装に使われる細粒度アスコンを民間舗装に使用していました。混合されている砕石の量が少なく、表面に砕石が殆ど見られない材料でした。しかし、真夏に舗装表面温度が90゜C程度に上がると路面にタイヤの跡が付いたり、ハンドルを切ったときに舗装がよじれたりしました。そこで、砂の配合を減らして、13mm程度の砕石を増やした細粒ギャップアスコンを使うようになりました。

少し表面に砕石が見えますが、舗装のよじれ等の出にくい舗装だとご理解ください。

アスファルト合材は、アスファルト、石粉、砕石、砂を180゜C程度に加熱混合して製造します。アスファルト合材を密度のある状態に仕上げるには、最初の転圧を130゜C程度、最終の転圧を90゜C以上で行わなければなりません。従って、人力舗装の場合、施工規模が小さくても5人以上のチームで行います。

今回は、0.2m3バックホーを使用して、5人のチームで行っておりました。

舗装表面が均一な綺麗な仕上がりとなりました。

工事中は、騒音や車両の通行でご近所にご迷惑をおかけしました。

ご近所様のご理解とご協力に感謝します。

T様、今後住宅回りの防草対策、土留め等をご検討の時はまたご相談ください。お世話になりました。