こんにちは。キャリアカウンセラーhanaです。
2度目の育休に入る前は、3年ほど人事の仕事をしてました。
新卒採用に関する全般業務やら、
有期雇用社員(契約社員とか派遣社員とか)の採用・契約管理等の全般業務やら、
ダイバーシティ推進に関する業務やら。
大企業ではないので、人事業務の割りと幅広い領域を担当してました。
定期的に人事異動のある会社、
しかも全然違う分野への異動がある会社なので、
人事の仕事はこれが初めて。
1度目の育休前は全く違う部署にいて、復職後人事部に配属されました。
2度目の育休後は、また全然違う部署に配属される可能性もあり、
会社任せにしていると、自分の方向性が定まらないのです。
人事の仕事をするようになって、この分野は好きだなと感じたし、
もう少し勉強してみたいなと思ったのが、
キャリアカウンセラーになった(正確には、キャリアカウンセラー養成講座に通って、
認定試験を受けた)きっかけです。
自分のキャリアを会社任せにするということは、
自分の人生を会社に任せてしまうことと同じこと。
そういう時代はとっくに終わっていると、改めて言うまでもないですね。
多くの人が、頭では理解していると思います。
が、実際に会社に全面的に依存している人がなんと多いことか。
育休を経て復職し、会社にてマイノリティな存在で働く経験をしたからこそ、
見えてきたものがたくさんあります。
マイノリティな存在でいること、それは2級労働者の扱いをされること。
これまで感じたことのない感覚を経験しました。
嫌な思いもしたけれど、マジョリティの存在であり続けるよりも、
より多くのことを会得したと今では思っています。
人事の仕事をしていたせいで、自分に直接関係するケース以外にも
いろんなケースを見て来ました。
各ケースについては、後日触れてみたいと思います。
ワーキングマザーの3年間は、慌ただしすぎて
嫌な思いをしても、次々にすべきことがやってきて
消化できないまま、忘れ去っていたのですが。
自分の人生は、自分で舵取りしたい。
この思いが、今の悩みの根底にあるんだと思います。
hana