●マイノリティな存在になって見えたこと | 2度目の育休中hanaのキャリア研究室

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キャリアカウンセラーhanaが、2度目の育休中にキャリア(生き方)についてあれこれ考えるブログ

こんにちは。キャリアカウンセラーhanaです。

2度目の育休に入る前は、3年ほど人事の仕事をしてました。
新卒採用に関する全般業務やら、
有期雇用社員(契約社員とか派遣社員とか)の採用・契約管理等の全般業務やら、
ダイバーシティ推進に関する業務やら。
大企業ではないので、人事業務の割りと幅広い領域を担当してました。

定期的に人事異動のある会社、
しかも全然違う分野への異動がある会社なので、
人事の仕事はこれが初めて。
1度目の育休前は全く違う部署にいて、復職後人事部に配属されました。
2度目の育休後は、また全然違う部署に配属される可能性もあり、
会社任せにしていると、自分の方向性が定まらないのです。

人事の仕事をするようになって、この分野は好きだなと感じたし、
もう少し勉強してみたいなと思ったのが、
キャリアカウンセラーになった(正確には、キャリアカウンセラー養成講座に通って、
認定試験を受けた)きっかけです。

自分のキャリアを会社任せにするということは、
自分の人生を会社に任せてしまうことと同じこと。
そういう時代はとっくに終わっていると、改めて言うまでもないですね。
多くの人が、頭では理解していると思います。
が、実際に会社に全面的に依存している人がなんと多いことか。

育休を経て復職し、会社にてマイノリティな存在で働く経験をしたからこそ、
見えてきたものがたくさんあります。
マイノリティな存在でいること、それは2級労働者の扱いをされること。
これまで感じたことのない感覚を経験しました。

嫌な思いもしたけれど、マジョリティの存在であり続けるよりも、
より多くのことを会得したと今では思っています。

人事の仕事をしていたせいで、自分に直接関係するケース以外にも
いろんなケースを見て来ました。
各ケースについては、後日触れてみたいと思います。


ワーキングマザーの3年間は、慌ただしすぎて
嫌な思いをしても、次々にすべきことがやってきて
消化できないまま、忘れ去っていたのですが。

自分の人生は、自分で舵取りしたい。
この思いが、今の悩みの根底にあるんだと思います。


hana