2度目の育休中hanaのキャリア研究室

2度目の育休中hanaのキャリア研究室

キャリアカウンセラーhanaが、2度目の育休中にキャリア(生き方)についてあれこれ考えるブログ

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最近、産後エクササイズの教室に通っています。
第一子のときにも、同じ教室に通っていたので、産後クラスも4年ぶり2度目。

エクササイズのプログラムはもちろん、BGMも同じなので
とても懐かしい気分です。

参加しているのは10名弱で、
第一子の人もいれば、第二子の人も。
共通点は、2ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの子育てをしていること。

エクササイズだけでなく、自分自身のことを話す時間もあるのが
この教室の特徴。

4年前も同じようなテーマだったので、
自分の考え方・感じ方の変化に、
時間の経過、そして自分の成長を感じずにはいられません。

例えば、「仕事」をテーマとすると、
当時は、
・復職することに対し漠然とした不安を感じる
・子どもを他人に預けることが不安
・子どもを預けてまで仕事したいか
・そもそも保育園に入れか分からない
・復職してもどんな生活になるのかイメージがわかない
と、いった感じでした。

今は、働き続けることについては揺らぎはなく、
その働き方がポイント。
保育園に対しても不安はなく、
復職するとどんな生活になるかイメージがつく。
と、3年間のワーキングマザー生活を経験した今だから
見える景色が少し変わったかなと感じさせられました。

だからこそ、第一子ママに対して、
「大丈夫よ、なんとかなるわ!」とアドバイス的なことを
言ってしまいそうになるのは、良いやら悪いやら・・・


妊娠・出産・育児という、大きなターニングポイントで
みんなあれこれ悩んでいるんだということが分かるだけでも、
何だか励まされてしまうのでした。


こんにちは。キャリアカウンセラーのhanaです。

2度目の育休だと、
・2人目なので、余裕を持って育児を楽しめる
・上の子の保育園の送迎のため、生活リズムが保てる
・上の子が育児を手伝ってくれる(これは4歳差だから?)

などなど、メリットがいくつかありますが、
2度目の育休で、一番いいと思うこと。

それは、
ご近所ネットワークがある状態で、育児がスタートできること。

ご近所ネットワークとは、私の場合、
・同じマンションの顔なじみの方々やママ友
・上の子の保育園の先生たちや保護者仲間
・上の子のつながりの近所のママ友
です。

1人目の子育てで辛かったこと、
それは大人の会話が極端に減ったこと。

平日は、自宅で赤ちゃんと2人きりで過ごすことが多く、
そういう日は、夫と話すのがせいぜい。
日によっては、夫の帰宅が遅くて、誰とも話さないということも。

近所に知り合いもほとんどいないし、
小さな赤ちゃんを連れて外出するのも大変だし、
誰とも話さない日というのが結構あって、
赤ちゃんとの幸せな時間のはずなのに、
孤独で辛く感じてしまうことも結構ありました。

でも、今はそう感じることはほとんどありません。
1人目子育てを通じて、少しずつ少しずつ構築してきた
ご近所ネットワークがベースにあるため、
2人目子育ては、気持ちが随分楽に感じます。

保育園の先生や、子どもたち、保護者たちとのちょっとした会話、
保育園の送迎途中で出会うご近所さんたちとの挨拶、
ほんの少しのことですが、こういった会話や挨拶に助けられていたりします。

そして、気の合うママ友たちがいることが、何と心強いことか。
それぞれ仕事や子育てに忙しく、
直接会う頻度はそう高くはありませんが、
家族ぐるみで仲良しで、子どものことはもちろん、
自分自身のことをさらけ出すことができる仲間がいることは
1人の時間をも豊かに感じさせてくれます。

ご近所ネットワークがある状態での2人目子育ては、
心穏やかにスタートできて、ありがたいです。

だからこそ、赤ちゃんとの時間も楽しむことができ、
自分自身のことを考える余裕も持つことができるのですね。
この時間を大切に過ごしたいと思います。

hana


こんにちは。キャリアカウンセラーhanaです。

2度目の育休に入る前は、3年ほど人事の仕事をしてました。
新卒採用に関する全般業務やら、
有期雇用社員(契約社員とか派遣社員とか)の採用・契約管理等の全般業務やら、
ダイバーシティ推進に関する業務やら。
大企業ではないので、人事業務の割りと幅広い領域を担当してました。

定期的に人事異動のある会社、
しかも全然違う分野への異動がある会社なので、
人事の仕事はこれが初めて。
1度目の育休前は全く違う部署にいて、復職後人事部に配属されました。
2度目の育休後は、また全然違う部署に配属される可能性もあり、
会社任せにしていると、自分の方向性が定まらないのです。

人事の仕事をするようになって、この分野は好きだなと感じたし、
もう少し勉強してみたいなと思ったのが、
キャリアカウンセラーになった(正確には、キャリアカウンセラー養成講座に通って、
認定試験を受けた)きっかけです。

自分のキャリアを会社任せにするということは、
自分の人生を会社に任せてしまうことと同じこと。
そういう時代はとっくに終わっていると、改めて言うまでもないですね。
多くの人が、頭では理解していると思います。
が、実際に会社に全面的に依存している人がなんと多いことか。

育休を経て復職し、会社にてマイノリティな存在で働く経験をしたからこそ、
見えてきたものがたくさんあります。
マイノリティな存在でいること、それは2級労働者の扱いをされること。
これまで感じたことのない感覚を経験しました。

嫌な思いもしたけれど、マジョリティの存在であり続けるよりも、
より多くのことを会得したと今では思っています。

人事の仕事をしていたせいで、自分に直接関係するケース以外にも
いろんなケースを見て来ました。
各ケースについては、後日触れてみたいと思います。


ワーキングマザーの3年間は、慌ただしすぎて
嫌な思いをしても、次々にすべきことがやってきて
消化できないまま、忘れ去っていたのですが。

自分の人生は、自分で舵取りしたい。
この思いが、今の悩みの根底にあるんだと思います。


hana