日本人は一日50㌘の脂質をとっていると言われています。それを25㌘とか35㌘に制限するとなると,だいぶ食生活を変えなければなりません。
それまでブームに乗って糖質を少なくする生活をしていたので,ナッツ,チーズ,アボカド,豆腐などをよく食べていましたが,これらは脂質含有量上位にランクインしているものばかりです。
これだけでなく,唐揚げも天ぷらもカレーももちろんダメなのです。悲しい。
でも,私の場合は,脂質をとりすぎると肺に水が溜まって息が苦しくなる,と言う症状が出ます。激痛ではないのですが,地味に苦しいです。日中は,下を向くと違和感がある程度でそれほど気になりません。
ところが夜,布団に体を横たえると,胸部に圧迫感があり姿勢が決まるまでなかなか寝付けません。眠れないと翌日辛い。水が少ないときは症状が出ないことも多いのですが,肺に水が溜まっているのは普通な状態ではないでしょう。
と言うことで,脂質を制限しています。やってみると案外苦しくないことが分かりました。始めるときは,人生の半分の喜びがなくなるのでは?と危惧しましたが,結構そうでもない。
例えて言うなら,ベジタリアンの人は他の人が肉を食べていても平気なように,イスラム教徒の人は,他の人が豚肉を食べていても平気なように,家族や友人が油でおいしそうに揚げられた天ぷらを食べていても結構平気なのです。
だって,食べたら苦しくなるって分かっているし,ローファットでもおなかは一杯になるんですから。
根本的な治療法はないので一生つきあわなくてはならない病気です,主治医は「個性と思ってください」と仰っていました。糖質制限では全然変化のなかった体重も順調に落ちたし,できる範囲で続けてゆきます。