首のポツポツ、手のザラザラ…実は種類が違う?
「最近、首元がポツポツしてきた」「手に小さなザラザラがあるけれど、これって何だろう?」と思ったことはありませんか?
「ふと鏡を見たとき、首元に小さなポツポツがあるのに気づいてショックを受けた…」というお客様のご相談、実はサロンでもとても多いんです。
実は私も以前、首にできた小さなポツポツ(スキンタッグ・軟性線維腫)をひとつだけ皮膚科のレーザーで治療したことがあります
皮膚が薄く、跡になりやすい体質なので、レーザー治療にも注意が必要な珍しいタイプなのですが、これらは
紫外線や加齢、摩擦などが原因でできてしまいます
紫外線や加齢、摩擦などが原因でできてしまいますサロンのお客様からも「これって放置して大丈夫?」「首や体のポツポツが気になる…」というお声をよくいただきます
イボには大きく分けて、「他人にうつるウイルス性のもの」と「加齢や紫外線によるもので他人にうつらないもの」があります。まずは、ご自身のポツポツがどちらのタイプか知ることから始めましょう
🔍 あなたのポツポツはどっち?イボの種類チェック
イボは、原因によって大きく2つのタイプに分類されます。
1. ウイルス性イボ(他人にうつる可能性があるタイプ)
【原因】
小さな傷口や肌荒れから「ヒトパピローマウイルス(HPV)」などのウイルスが入り込んでできるものです。
尋常性(じんじょうせい)疣贅
見た目:表面がザラザラ、ゴツゴツして硬い。白褐色。
できやすい場所:
手指、
足の裏など(小さな傷ができやすい場所)
扁平(へんぺい)疣贅
見た目: 盛り上がりが低く、表面が平らでなめらか。
できやすい場所:
顔、腕など(特に若い女性に多い)
⚠️ 注意点
ウイルス性のイボは、自分で触ったりいじったりすると、手の小さな傷などを介して他の場所に広がってしまう(自己接種)ことがあります。また、ご家族間でうつる原因にもなるため、「あれ?」と思ったら触らずに皮膚科を受診するのが一番の近道です
健康で潤いがあり、バリア機能がしっかりしている皮膚なら、ウイルスが触れても中に入れず、洗い流されて終わりですしかし、乾燥でガサガサしていたり、ささくれ、カミソリ負け、小さな引っかき傷などがあると、そのわずかな隙間からウイルスの侵入を許してしまいます
皮膚の一番奥にある細胞(基底細胞)にウイルスが感染すると、そこで細胞を異常に増やす命令を出してしまい、その結果として皮膚が盛り上がり「イボ」になってしまうのです
2. 老人性イボ・スキンタグ(他人にうつらないタイプ)
【原因】
長年の紫外線ダメージ、衣服や下着による摩擦、加齢による肌の代謝(ターンオーバー)の低下が主な原因です。
脂漏性角化症(老人性イボ)
見た目: 表面が少しザラザラしていて、茶色〜黒っぽく盛り上がっている。
できやすい場所:
顔、頭、体
など、
日に当たりやすい場所。
スキンタッグ(軟性線維腫)
見た目:数ミリ程度の小さな茶色〜肌色の、柔らかい出っ張り。
できやすい場所:首の周り、脇の下、胸元など(皮膚が薄く、衣服などでこすれやすい場所)
✨ ケアアドバイス
これらはウイルスではないため、他人にうつる心配はありません!ただ、首のスキンタグなどは摩擦や乾燥によって増えやすくなる性質があります。
日頃から日焼け止めでしっかり紫外線対策をすること、そして徹底的に保湿して肌の摩擦を減らすことが、サロンケアとしてもホームケアとしてもとても大切です。
💡 まとめ:皮膚科とサロンの「賢い使い分け」
イボの根本的な治療(液体窒素で凍らせる、レーザーで削るなど)は皮膚科の領域になります
お客様の中には「サロンのケアでイボがポロリと取れるかも」と期待される方もいらっしゃいますが、ウイルス性は適切な治療が必要ですし、老人性イボも今はレーザー等できれいに取れる時代です
そのため、当サロンでは「診断と治療は皮膚科へ、予防と美肌のベース作りはサロンへ」という使い分けをおすすめしています


一番大切なのは、『肌のバリア機能を落とさないこと(乾燥させないこと)』
肌が潤って柔らかく、バリアがしっかりしていれば、ウイルスが触れても跳ね返すことができます。
サロンでの濃密な保湿ケアや、お家でのオイルケアは、単に美肌を作るだけでなく、こうしたトラブルからお肌を守る「ディフェンス力」を高めるためにもとっても大切なんです
「これはどっちのタイプかな?」とひとりで悩まずに、日頃のスキンケアの答え合わせを兼ねて、ぜひお気軽にサロンであなたのお肌のお悩みを聞かせてくださいね♪
(※施術の際、気になるポツポツがある部位は避けて安全にお手入れしますので、どうぞ安心してご来店ください。)





